阪神11R 朝日杯FS(G1)に出走したカイザーノヴァは8着でした。
【レース内容】好スタートから控えて離れた後方2番手へ。前半は抑えて折り合いに専念し、3角手前あたりからヒタヒタと馬群に忍び寄る忍者戦法になりました。その後は池添騎手が4角手前から早めのスパート、さすがに後方2番手からでは差し切るまではいきませんでしたが、直線ではG1のメンバー相手に上り最速の末脚(33.5秒)を繰り出して、見せ場充分の8位入線となりました。
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よく頑張りました!(^^)
戦前のインタビューでは宮内助手が「位置を取りに行く」的なコメントをしておられたので、どういう競馬になるかと心配していましたが、結局はクローバー賞で見せてくれた『コーナーで勢いをつけて直線外差しを狙う』という、この馬の持ち味が生きるカタチで勝負をしてくれました。
そりゃあ、あの位置からだと、もっと(モントライゼ以外の)前が速くなってくれないと厳しいですが、今のカイザーノヴァに器用なレースを要求するのはまだ早いですからね。池添騎手も、『どうせならこの馬の得意な形で勝負をしよう』と腹を括って乗ってくれたのだと思います。
着順は8着でしたが、14番人気の低評価を覆す立派な内容だったと思いますし、レース前に不細工な追い切りだ何だと散々こき下ろしていた専門家の皆さんも、これで少しは見直してくれたと思います(^^ゞ
もちろん、2歳G1で8着になったから満足ということではありません。カイザーノヴァはまだまだ子どもですし、本領発揮は来年になってからの馬だと思います。矢作厩舎の皆さんも思いは同じでしょうから、これから先も、(アテにならないところは治らないかもしれませんが)たくさん楽しませてもらおうと思います!
**2020/12/20阪神11R 朝日杯フューチュリティステークス(G1/芝1600m)・良**
色々と条件が付きますが、年明け以降もう少し相手関係の緩いところで展開がはまれば、重賞制覇も夢ではないと思います。
はい、そう思います。
荒削りで気まぐれですが、今日は本当によく頑張ってくれました。
これからも楽しませてくれるでしょう!(^^)