栗東トレセン在厩のアンジアンは、2月12日東京2R 3歳新馬(ダ1400m)に出馬投票しましたが、希望馬多数のため、抽選により除外となっています。
- 22.02.09 岩田望 栗東B良 6F 84.3-67.9-52.8-38.8-11.6(8) 一杯に追う
エイカイブレイブ(新馬)一杯の外1.0秒先行0.3秒遅れ
- 22.02.06 助 手 栗東坂良 1回 57.8-42.0-27.4-13.1 馬ナリ余力
エイカイブレイブ(新馬)強めを0.2秒追走同入
- 22.02.03 松 田 栗東B良 半哩 51.1-38.0-12.3(8) 一杯に追う
- 22.01.30 助 手 栗東B良 5F ---53.9-39.5-11.7(5) 馬ナリ余力
アスクヴィヴァユー(三未勝)馬ナリの内同入
◇藤原英調教師のコメント 「今週もダートで追い切りました。まだ成長不足といった感じで、気配、動きともにもうひとつ足りないというのが本音ですが、目方や飼葉喰いといった点では問題ないですし、帰厩直後と比べて今は調教を積み重ねることができ、少しずつ訓練が実になりつつありますからね。あとは月日の経過とともに本馬の成長力を窺っていく形になってくるかと思います。今週末の除外は見込み通り。来週2月20日阪神4R 3歳新馬(ダ1400m)に向かいましょう」
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今週のレースを除外になったのは想定通りなので問題なしです。
ただ、当然ながら抽選を突破してしまう可能性もありましたから、9日は栗東B(ダート)コースを岩田望騎手で一杯に追われ、84.3-67.9-52.8-38.8-11.6秒をマークしています。これがCWの時計ならなかなかのものなのですが、Bコースで同じ新馬に遅れたとなると、求めるレベルが高い藤原先生的には「気配、動きともにもうひとつ足りない」という評価になってしまいますね。
もっとも、トレセンに入った頃の『ソロッとした追い切り』に比べれば、時計もだいぶサマになってきましたし、ビシッと追えているのも好材料には違いありません。しかも、あと2本は追えるわけですから、更なる状態アップがあれば、初戦から意外に(?)やれてしまう可能性も出てくると思います。
ちなみに、藤原先生が「月日の経過とともに本馬の成長力を窺っていく形」と仰るように、先週、今週と強い追い切りをこなす中でも「馬体重や飼い葉喰い」に問題がないこと、牝馬にありがちな線の細さ、繊細であるが故の危うさのような部分が感じられないのは、これからアンジアンの強みになっていくかもしれません。
積極的にトレーニングと実戦経験を積むタフさがあれば、成長とともにどんどん強くなる可能性がありますし、走る能力以外のところで心配が多いのは、それだけでストレスになりますからね。もちろん、来週のデビュー戦でもそれなりの内容を示して欲しいところですが、まあ、もともと藤原先生に「成長途上で時間が欲しい」と言われていたように、本当の勝負はまだ先の馬ですから(^^ゞ
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