チャンピオンヒルズ在厩のキングエルメスは、おもに周回コースで軽いキャンター2000m、坂路でハロン15~18秒ペースのキャンター1本を消化しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「馬自身に元気はありますが、まだトモが少々お疲れ気味の様子。よって先週末もショックウェーブ放射を行いつつ終い15秒台を入れ始めており、今朝は半マイル60秒を少し切るくらいで登坂しました。あまり緩めすぎずに乗り進めていくことで、フレッシュな状態に持っていければと思っています」
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『巷では毎日王冠出走説が流れている』との話も聞こえていましたが、まだ「ショックウェーブを行いつつ終い15秒台を始めた」段階ですので、さすがにあと一ヶ月でG2に出走するのは厳しいだろうと思います。(毎日王冠は10/9東京)
実際、これから身体を動かしつつ「フレッシュな状態に持っていく」のだとすれば、次走に向けてペースを上げるのは早くても月末ぐらいからになるでしょうし…。その場合はスワンS(10/29阪神)に間に合えば御の字で、場合によってはオーロC(11/13東京)や京阪杯(11/27阪神)で復帰という線も考えられそうです。
いずれにしても、キングエルメスの場合は次走出走を急ぐのではなく、しっかり心身を立て直して良い状態に持っていくのが先決です。やはり、クラブ(または厩舎サイド)からアナウンスがあるまでは、『次走白紙』と考えておこうと思います。
【2022/8/7ドーヴィル モーリスドゲスト賞(G1/芝1300m)でのキングエルメス:公式HPより】
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