美浦トレセン在厩のカイザーノヴァは、先週の金曜日に坂路で、4日はウッドで追い切られています。
- 22.05.04 助 手 美南W良 6F 84.6-67.9-52.8-38.1-12.4(8) 直強め追う
- 22.04.29 助 手 美南坂良 1回 54.1-39.5-25.7-13.0 強めに追う
◇鈴木慎調教師のコメント 「トモを鍛えるため、ここ最近はロンジングで回してから調教へ。それがうまくガス抜きにもなっているようで、イレ込んで首が上がるようなこともなく、以前よりは良い姿勢で走れていると思います。骨折箇所が気になるのか、それとも筋力が不足しているのか定かではありませんが、ジョッキー達からトモの甘さを指摘されていますからね。今週からは下のコースも取り入れるなどして、さらに改善できるよう進めています。来週以降の出走を意識していきましょう」
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鈴木慎先生のコメントを見ると、日々の調教、追い切りにおいて『トモの強化』を強く意識しているようです。そして、そのことが「以前よりは良い姿勢で走れている」という結果につながっているとしたら、少なくとも悪い方向には向かっていないと思いますし、薄っすらと復活の光明が見えてきたと考えて良いのかもしれません。
もちろん、そう簡単な話ではないかもしれませんが、トレセンで時間をかけてトモの強化やフォーム改善に取り組み、コンスタントに出走しつつ成果を確認する流れはとても効率が良いと思いますし、何となく前進を期待したくなる要素が積み重なってきていると感じています。(どうしても、このまま終わる馬とは思えないんですよねぇ…)
ちなみに次走は「来週以降」とのことなので、やはり5/15東京9R(芝1600m)か5/22東京9R 調布特別(芝1800m)が有力そう。。どうせなら、1年3ヶ月前に走った共同通信杯と同じ条件の調布特別を見たい気もしますが、そのあたりは今後の状態、調教・追い切りの内容を見極めつつ判断していくことになるのでしょう。
【2022/4/3中山10R 両国特別(2勝C/芝1600m)でのカイザーノヴァ:公式HPより】
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