シュウジデイファーム在厩のマジックブルーは、おもにBTCのダートトラックでハッキングキャンター2500mの後、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1回の速めを乗り込まれています。6月下旬の馬体重は470kgです。
◇石川代表のコメント 「坂路の2本目で3F42秒を切るところも交えて、再びペースを上げています。その後も飛節後腫は落ち着いた状態ですし、前向きで動きも良好。これくらいの時計は問題なくこなしてくれますね。スタッフが手を焼いているところなど見たことがない馬。優等生です」
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両前の疲れ、ソエ、飛節後腫と次々に問題が出る中でも、ペースを上げ始めると速めを難なくこなし、次々に課題をクリアしてしまう。。しかも、その過程で石川代表に「優等生です」と言わせてしまうのですから大したものです。
何と言いますか、馬にも人間と同じように色々なタイプがあって、マジックブルーは、他の馬が訓練の積み重ねで身につけていくことであっても、最初からある程度できてしまう天才タイプなのかもしれません。まあ、あくまでそれは『タイプ』の話であって、本当に天才かどうかはまた別ですから喜び過ぎてはいけませんが、馬体も470kgとだいぶしっかりしてきましたし、(紆余曲折がありながらも)目安の年内デビューに少しずつ近づいているのは確かでしょう。
もともと本馬については、早期デビューは眼中にありませんでしたから、この夏の間に全体的な調教量を満たしつつ、さらなる成長を後押しして頂ければ…。素質馬、評判馬が目白押しの矢作厩舎の中に入ると、どうしても地味な血統馬に見えてしまいますから、秋には矢作先生にも優等生らしさをしっかりアピールして欲しいです。
【シュウジデイファーム在厩のマジックブルー:公式HP(2023/7/5更新)より】
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