【札幌記念】プログノーシスが馬場の真ん中突き抜け圧勝!秋の大舞台の主役に名乗り:サンスポZBAT!
第59回札幌記念(3歳以上オープン、G2、芝2000m)は、川田将雅騎手の2番人気プログノーシス(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎)が中団後方追走から向こう正面半ばで好位の一角へ。勝負どころでスルスルと上がっていくと、直線では馬場の真ん中から4馬身突き抜けた。4月の香港遠征からの帰国初戦を勝利で飾り2つ目の重賞タイトルを奪取、秋の大舞台の主役に名乗りをあげた。タイムは2分1秒5(稍重)。
4馬身差の2着には3歳馬トップナイフ(9番人気)、さらに3馬身遅れた3着にソーヴァリアント(4番人気)が入った。なお、連覇を狙った1番人気のジャックドールは直線伸びず6着に敗れた。
札幌記念を勝ったプログノーシスは、父ディープインパクト、母ヴェルダ、母の父Observatoryという血統。通算成績は10戦6勝(うち海外1戦0勝)。重賞は今年の金鯱賞(G2)に次いで2勝目。中内田充正調教師は札幌記念初勝利、川田将雅騎手は2014年ハープスター、19年ブラストワンピースに次いで3勝目。
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勝ったプログノーシスはすごく強い競馬でした。中団待機から向こう正面で自ら動いて徐々に好位に取り付き、4角から直線ではアッという間に突き抜けましたから、想像以上の強さ、インパクトのある勝ち方だったと言って良いでしょう。(さすがディープインパクト産駒!、シャフリヤールは全く駄目でしたけれど…)
まあ、いつも同じようにできるとは限らないのが競馬の難しいところですが、今日のようなレースを見てしまうと、こりゃG1(天皇賞?)でも面白い…と思ってしまいますね。いや、この内容ならホントに面白いと思いますけれど(^^ゞ
その一方で、昨年パンサラッサを破って勝利したジャックドールはどうしちゃいましたかね。。
ユニコーンライオン、アフリカンゴールドを行かせるのは想定内としても、1~2角、向こう正面に入ってからも、あえて抑えて脚を溜めているように見えました。うーむ、あの位置に控えて3~4角で外を回す作戦はさすがにどうだったんでしょうか…。これまでの好走パターンを考えると不思議な気もしますが、あれは陣営のオーダーだったんですかねぇ(^^;)
まあ、一度レースを見ただけの印象でアレコレ言うのも何ですが、プログノーシスの強さが際立ったものだっただけに、余計にジャックドールの負けっぷりが気になってしまっているのかもしれません。。
**2023/8/20札幌11R 札幌記念(G2/芝2000m)・稍重**
競馬ラボ:https://www.keibalab.jp/db/race/202308200111/
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