テラステラはレース後、24日の昼頃に栗東トレセンへ到着。同日のうちに近隣の島上牧場へ放牧に出ています。
◇矢作調教師のコメント 「前走後もソエなどを気にすることはなさそうですね。ただ、競馬が続きましたし、輸送の疲れもあるでしょうから、まずは落ち着いた環境下で心身をリフレッシュさせてあげたいと思います。頃合いを見て(滋賀県大津市の)チャンピオンヒルズに移動のうえ、調教を再開していく予定です」
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同じ21日に札幌記念を走ったパンサラッサはシュウジデイファームに移動、「栗東が涼しくなった頃にトレセンへ戻す」作戦になったのと対照的に、テラステラはレース後即栗東近郊に移動、島上牧場でリフレッシュすることになりました。(わざわざトレセンを挟んだのは、例によって輸送費の関係なので気にしなくて良いヤツですね)
矢作先生の真意はハッキリわかりませんが、結果的にデビュー戦、2戦目と期待通りのパフォーマンスを見せられなかったこと、敗因が明確とは言い難く、まだ手探りな部分が残されていることなどから、あえてシュウジデイファームから環境を変え、島上牧場、チャンピオンヒルズの新しい目で馬を見てみよう、との思惑はありそうです。
島上牧場で1~2週間様子を見るとして、チャンピオンヒルズで1ヶ月程度の乗り込み、その後トレセンで仕上げて出走するとなれば、次走は10月後半か11月になります。まだ時間はたっぷりあるものの、油断しているとアッという間に来年になってしまいますので、今からの約2ヶ月間は、テラステラにとってとても重要な期間になるかもしれません。
【2022/8/21札幌1R 2歳未勝利(芝1500m)でのテラステラ:公式HPより】
我々はすぐ気性のせいにしたがりますが、よくよく考えればデビュー仕立ての2歳馬など危なっかしいのは当たり前ですからね。
おそらくフィジカルの問題も大きかったと思うので、その辺りは矢作厩舎とチャンピオンヒルズでうまく解決してほしいです。
次に出走するときには心身の成長を伴ってよい走りができることを期待しています。
よく分からない部分は気性の所為…みたいな感じですね。。
私なんか特にそうです(^^;)
あとはアレですよね、パンサラッサやバスラットレオンが休養を経て大きく変わった時のように、
牧場やトレセンでしか分からないこと、説明が難しいことなども実際にはあるのでしょう。
そのあたりも含め、次走までの期間にじっくり取り組んで欲しいです。