◇稲村場長のコメント 「リハビリメニューを経て、8日より大きいコースに入って周回を開始しました。馬体重は548kgとほぼ変わりはなく、これまでの経緯からも右トモへの反動によく気を付けながら進めていきたいところです。タイミングを見計らって、距離を3500mまで延ばしていければと思います」
-----
先々週の近況で予告があったように、25秒ペースのキャンター2800mが始まっています。慎重に様子を見ながら進めていることもあり、ここまで反動無く調教が積めているようですが、客観的には(頓挫前、今年1月のメニューである)キャンター3500mをクリアして、ようやくスタートラインに戻るという話ですからね。
大型馬ゆえもあるので慎重姿勢は仕方がないものの、右トモに疲れが出ただけで2ヶ月強のロスというのもなかなか厳しい条件です。今後はデビューに向けての調教強化と慎重姿勢のバランス、押し引きのマネジメントがますます重要になってきそうです。(ホントに難しいオペレーションですよねぇ(^^;))
ちなみに18年産世代全体をみると、出資馬8頭のうちカイザーノヴァとバスラットレオンが勝ち上がり、リナーシェ、ゴッドシエル、マーテルが未勝利、ヴィジャーヤ、ラヴマイウェイ、そしてコマンドブルックスが未デビューという情勢になっています。カイザーノヴァ(骨折してしまいましたが)、バスラットレオンが重賞路線で頑張っているので評価は分かれるかもしれませんが、やはり、もうひと押しふた押し欲しいというのが本音です。
正直、コマンドブルックスはデビューすることに関して一番遠い位置にいると思いますが、能力に関して未知の部分が大きいだけに、何とか競走馬としての秘めた能力、ポテンシャルを確認したい気持ちも強いです。その意味でも、(今後ますます難しいオペレーションになるとは言え)今までたくさんの馬を育ててきたジョイナスファームさんのノウハウに期待したいと思いますm(_ _)m
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます