ZBAT!競馬『【スプリングS】ヴィクティファルスが大外一気の末脚発揮で皐月切符獲得!』
第70回フジテレビ賞スプリングS(3歳、G2、芝1800m)は、池添謙一騎手騎乗の3番人気ヴィクティファルス(牡、栗東・池添学厩舎)が上々のスタートから道中は中団を追走。直線に入り、大外に持ち出されるとエンジン全開。一気の末脚で先団を交わし先頭でゴール。“池添兄弟”コンビで初のJRA重賞初制覇。共同通信杯で敗れたエフフォーリアや、2歳王者のダノンザキッドらが待ち構える皐月賞へ、有力馬の一頭として堂々と駒を進める。タイムは1分52秒0(重)。
アタマ差の2着にはアサマノイタズラ(7番人気)、さらに1馬身3/4差の3着にボーデン(1番人気)が入った。なお、上位3頭が皐月賞(4月18日、中山、G1、芝2000m)の優先出走権を獲得した。
スプリングSを勝ったヴィクティファルスは、父ハーツクライ、母ヴィルジニア、母の父Galileoという血統。通算成績は3戦2勝。重賞は初制覇。スプリングSは管理する池添学調教師は初勝利、騎乗した池添謙一騎手は11年オルフェーヴルに次いで2勝目。
-----
共同通信杯でエフフォーリアの2着だったヴィクティファルスがスプリングSを制しました。共同通信杯で6着だったカイザーノヴァは、その時のヴィクティファルスと0.3秒差でしたから… などと考え始めると、またまた不運を嘆きたくなるのでやめにしますm(_ _)m
しかし、こうして結果が出てみると、共同通信杯2着馬が1勝馬のボーデンより下位人気というのは、微妙と言えば微妙でしたよね。ボーデンも3着に頑張っているので力は見せたと思いますが、(ドスローで評価が難しかったとはいえ)やはり、重賞実績にはそれなりに重みがある、という話なのでしょう。
今日は重馬場でしたので、本番への直結度は定かではないですが、これで共同通信杯勝ちのエフフォーリアともども、ヴィクティファルスも有力馬の一頭に名乗りをあげたことになります。ダノンザキッド、レッドベルオーブなど強い相手も揃っていますが、混戦模様のクラシック路線、もうどの馬が勝つか全く分からなくなりました(^^;)
**2021/3/21中山11R スプリングステークス(G2/芝1800m)・重**
分かっちゃってますか!
いや、まあ、そのお気持ちは分かっているんですけど…
ご健闘をお祈りします(^^)v
速い馬が、勝つんです!