2022ジュライカップ(G1)日本馬の近況(7月5日(火曜)):JRA
7月9日(土曜)にイギリスのニューマーケット競馬場で行われるジュライカップ(G1)に出走予定のキングエルメス(牡3歳 栗東・矢作 芳人厩舎)の調教状況および関係者コメントをお知らせします。
◇矢作芳人調教師のコメント 「環境の変化に動じず、3歳馬としては非常に落ち着いていて、感心しています。追い切りに関しては、欲を言うとラストにもう一伸びして欲しかったですが、難しいコースなので仕方ないところもありますし、今日の調教でさらに良くなってくれると思います。日本にいるときと同じくらいの馬体重でレースに臨めそうです。」
◇坂井瑠星騎手のコメント 「馬はすごくフレッシュな状態で順調に来ています。今日はレースと同じジュライコースで追い切りを行いました。しまいの反応はもう少し欲しいところですが、馬も初めてのコースということもありますし、道中の走りや調教パートナーに並びかけていくときの感触は良かったです。素晴らしいレースに乗せていただけるので何とか良い結果を出したいと思っています。応援よろしくお願いします。」
ニューマーケット/R・ヴァリアン厩舎在厩のキングエルメス Photo by JRA
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JRAさんに近況を伝えて頂けるなんて、そう頻繁にあることではないですよねぇ。。まあ、本場のG1にチャレンジしたことで、まだ若輩もののキングエルメスを日本代表として扱ってくれている…と解釈しておきます(^^ゞ
それはさて置き、まずは最終追い切りを無事にこなせたのは良かったです。矢作先生、坂井瑠星騎手が声を揃えて「しまいの反応はもう少し欲しいところ」とコメントしていることから、さすがに100%のデキではないのでしょうが、このひと追いでの上昇分を考えれば8~9分程度には仕上がったと思いますし、概ね予定通りの状態で本番に臨めるだろうと思います。
それに、日本にいる時からキングエルメスは調教ですごく動くというタイプではないですからね。あとは良くも悪くも当日のテンション次第。。以前、矢作先生が『飽きっぽいところがあり、常に新しい環境に置いておきたい』みたいなことを仰っていましたが、そのあたりの性格がプラスに作用して、当日を120%の精神状態で迎えられたら最高です。
ちなみに、今のところ現地で雨が降った話は出ていません。もしもこのまま好天が続き、パンパンの良馬場になるようだと人気上位組から回避馬が出る可能性もあるようです(例えばPerfect Power!)。 いや、強敵の回避を頼りに…という話ではなく、時計が速くなるのは日本調教馬にはプラスになるはずですし、そういう運も必要じゃないかと思うわけです。
果たして今のキングエルメスが本馬のスプリント戦でどこまで通用するのか…。もちろん、自信満々とはいかないですが、最後までハラハラドキドキさせて欲しいですし、できれば本場のファンをアッと言わせて欲しいです!m(_ _)m
【英G1ジュライカップ】キングエルメス、決戦の舞台で5Fから併走追い 坂井「凄くフレッシュな状態」:スポニチ Sponichi Annex 英国遠征中でG1ジュライカップ(9日、ニューマーケット芝直線1200メートル)に出走するキングエルメス(牡3=矢作、父ロードカナロア)は5日、決戦の舞台となるニューマーケット競馬場ジュライコースで5Fからロジャー・ヴェリアン厩舎の馬と併せ馬。ラスト1F、強めに追って負荷をかけた。
【ジュライC】キングエルメスG1初制覇へ本番と同じコースで追い切り 矢作師「非常に落ち着いている」 : スポーツ報知 ◆ジュライC・G1(7月9日、英国ニューマーケット競馬場・芝1200m)=追い切り
英国G1のジュライCに出走するキングエルメス(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ロードカナロア)が現地で追い切りを行った。ニューマーケット競馬場のジュライコースで5ハロンから併せ馬を行い、ラスト1ハロンは強めに仕掛けた。初の海外遠征で初G1制覇を目指す。
【英GⅠジュライカップ】キングエルメス最終追い切りで快走 坂井瑠星「感触は良かったです」:東スポ競馬 現地9日にイギリスのニューマーケット競馬場で行われるG1ジュライカップ(芝1200m)に出走を予定しているキングエルメス(牡3・矢作)は、現地5日に併せ馬で最終追い切りを敢行。芝5ハロンからスタートしてラスト1ハロンを強めに追われた。
KING HERMES #キングエルメス
— The Jockey Club (@TheJockeyClub) July 5, 2022
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Yoshito Yahagi. 👑
— Newmarket Racecourse (@NewmarketRace) July 5, 2022
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Jockey Ryusei Sakai on board King Hermes in the parade ring for trainer Yoshito Yahagi 🔴⚪️ pic.twitter.com/dn0KdIERkA
— Newmarket Racecourse (@NewmarketRace) July 5, 2022
Quick spin up the July Course for KING HERMES #キングエルメス 🏇💨
— Newmarket Racecourse (@NewmarketRace) July 5, 2022
Can he win the Darley July Cup, 20 years after AGNES WORLD #アグネスワールド? 🇯🇵 #DarleyJulyCup pic.twitter.com/Zcf3mMciHI
地球の裏側での様子もJRAはじめ色々な媒体で知ることができるのはありがたいことです。
矢作先生は、5日付のサンスポZBATのYou旬な人のインタビューで、両馬に関して
「初戦のイギリスはフランス以上に難しく、コース的にも厳しいと思うけど、2戦目のフランスはヨーロッパの中でも有数の日本馬に向いている馬場だと思っているので、ここでは結果を残したいと思っています」
と言っておられます。ここで一杯に仕上げるつもりは無いようですので、あまり気負わないで応援したいと思います。
エルメスくんとは関係無いですが、矢作ボスのキャップはひょっとしてレオンくんのですかね!?
はい、ここかメイチの勝負ではないですから、まずは順調にレースを消化して欲しい…
でも、次につながる良いパフォーマンスを見せて欲しいですね(^^)
『You旬な人』読みました。
バスラットレオン、キングエルメスの英仏4戦で、しっかりツメ跡を残してもらいましょう!
バスラットレオンとキングエルメスの『H』を中心にしたデザイン、2頭の出資者は欲しくなっちゃいますね!
何とか手に入れられないものか…(^^ゞ
いよいよ今週土曜日なんですね。
現実味が湧かないですが、
あっと言わせる活躍を期待。
情報をまとめて見させてくれて
いつもありがとうございます♪
果たしてどのぐらいやれるのか、実は全然見当つかないです(^^;)
でも、何とか頑張って欲しいですねぇ…
もしも今回良いレースができるようなら、仏のモーリスドゲスト賞ではさらに期待できるはずなので(^^ゞ
日本中から応援してもらえそうで、これも出資者として誇らしいのではないでしょうか。
数々の実績を引っ提げての矢作御大の英国乗込みも頼もしく、何とも心強いですね!
欧州G1への挑戦というのは、それだけ意義があることなんですよね!
でも、世界各地で勝ちまくっている矢作先生への注目度はさらにスゴイ…
ドバイ、香港、豪州、米国、そしてついに、東洋の大魔王が英国に上陸!みたいな雰囲気です(^^;)