栗東トレセン在厩のバスラットレオンは日曜日から坂路入りしており、明日(5/21)追い切りを行う予定です。
- 21.05.18 助 手 栗東坂稍 1回 61.1-44.1-28.6-14.2 馬ナリ余力
◇矢作調教師のコメント 「乗り役曰く、『坂路での行きっぷりが良すぎて抑えるのが大変なくらい動いてくれている』とのこと。状態はいつも通り元気いっぱいで、特に問題もなく順調にきています。次走は5月30日東京11R 東京優駿〈日本ダービー〉(G1・芝2400m)へ。父がキズナですから2400mの距離をこなしてくれてもおかしくはありませんが、ここまでの経緯からすれば、正直やってみないと分からないというのが本音でもあります。21日に追い切って最終追いは来週の水曜日を予定。引き続き、しっかりと状態を確認していきたいと思います」
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注目の一週前追い切りは金曜追いとのことなので、時計については何とも言えません。ただ、18日に乗った助手さんの『行きっぷりが良すぎて抑えるのが大変なくらい動いてくれている』とのコメントからは、マイルカップ当週からの好調が続いている手応えを感じますし、状態面に関しては何の心配もいらないようです。
バスラットレオンも決して大人しい馬ではないと思いますが、テンションが高まり過ぎてトレセンにいるだけで消耗してしまったり、予定通りの追い切りができなかったり…といった不安がないのは助かります。そのあたりについては、矢作先生が指摘しておられた精神面の成長が大きい気がしますし、2400mに挑む上でも重要なポイントだと思います。
2400mへの距離延長に関しては、「正直やってみないと分からない」と矢作先生が仰るのですから、それはもう『やってみなければ分からない』ということしかありません。血統がどうで馬体がこうでこれまでのプロセスがああだから…と考えてみても、それこそ本番で何が起きるかわからないのが競馬ですから…。ただし矢作先生は、本当に自信があれば「距離は大丈夫」と仰る気がしますので、実際、不安があるのは確かなのだと思います。
そのあたりは微妙な感覚かもしれませんが、距離への不安は自らの判断でマイル路線に舵を切り、マイルでトップをめざせるように仕上げてきた自信の裏返しとも言えるわけで。。一方で、育成時代からデビュー当初にかけてはクラシック路線を考えておられたわけで、要するに、例え世代最高のメンバーが集まる2400mの舞台でも、バスラットレオンのポテンシャル、そして最近の成長に期待する価値はある、ということでしょう!
マイルカップでの落馬競走中止が直接のキッカケとはいえ、運よく転がり込んできたと言えなくもないダービー出走のチャンス。。考えてみれば、初距離への不安を除けば前向き要素しかないわけですから、あとはもう堂々と、思い切ってチャレンジをするだけです。結果は『やってみなければ分からない』ですが、きっと見せ場は作ってくれる気がします(^^ゞ
【2021/5/9東京 NHKマイルカップ(G1)でのバスラットレオン:公式HPより】
その意味では先のマイルCで経験しておりますが(^_^;)
兎に角、好調維持ですからダービー楽しみです(^o^)
チャレンジャーですから、まずは好調キープが絶対条件ですよね。
その意味では、やれることは全部やって…という流れができつつあると思います。
頂点にどこまで近づけるか、本当に楽しみです(^^)
これから1週間ちょっと。報道も増えてくると思いますが、クラブも追い切り情報とかこまめに更新していただけると嬉しいです。
金曜、水曜と追って本番へ。
輸送も含めて、全てが予定通りに進んで欲しいです。
クラブも含めて、あと10日間を目一杯楽しみたいですね(^^)