NEW ERA在厩のブルータスは、おもにウッド周回コースでダク、ハッキングの後、坂路でハロン18秒ペースのキャンター1本を乗られています。
◇桧森代表のコメント 「疲れが取れて回復傾向にあり、体に幅感も出てきた印象。坂路での普通キャンターも手応えが良いため、自然と終いが16秒くらいになる日もあるほどです。この様子なら、良い休養期間を過ごせそうですね。今は何も不具合はありませんが、右前に比べて左前の爪の質があまり良くありませんので、そのあたりにも注意しながら進めていきたいと思っています」
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『泣きのもう一戦』を我慢して休養に入ったことで、比較的早く回復してくれているようです。
基本的に4月の福島で復帰する路線は変えないでしょうが、回復が早ければNEW ERAでの乗り込みは地力アップのハードトレーニングモードになるかもしれず、それも含めて今回の放牧が「良い休養期間」になって欲しいと思います。
ただし、「右前に比べて左前の爪の質があまり良くない」というのは気になりますねぇ…
最近で言えばトリフィスが爪の問題をクリアできずに引退に追い込まれましたし、とにかくサラブレッドの爪はデリケートな箇所なので、くれぐれも状態が今より悪化しないように、やれる限りのケアをお願いしたいと思いますm(_ _)m
まあ、逆に言えばその他のことは全く心配なさそうなので、4月福島での勝ち上がりを計算に入れておこうと思います!
【2025/1/26中山3R 3歳未勝利(ダ1800m)でのブルータス:公式HPより】
ジョイナスファーム在厩のモダンは、おもに周回コースでハロン17~20秒ペースのキャンター2800mを消化。徐々にピッチを上げて乗られています。
◇稲村場長のコメント 「先週末は半マイル15-15。週毎に速めの距離を延ばしている分、ややお疲れ気味ですが、ガタッとくることはなく頑張ってくれていますよ。まだまだ体力をつけていきたい段階ではあるものの、多少は引き締まって張り感も出てきた印象。全体的には良化が進んでいると言ってもよいでしょう。調教に対しては真面目な性格。今週は半マイル57秒を切るくらいまで伸ばしてみる予定です」
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先週の近況で奥村先生の「ここからは進めていく段階である」というコメントが紹介されましたが、ここにきてモダンの調教ペースが目に見えて上がってきました。
稲村場長によれば「ややお疲れ気味まがらガタッとくることはなく頑張っている」とのことなので、楽々ペースアップしているわけではなさそうですが、いつまでもユルユルの調教をしているわけにもいきませんし、こういう厳しいところもいずれは乗り越えなければいけませんからね。とにかく、あともうひと踏ん張り頑張って欲しいと思います。
その意味では、今週予定されている「半マイル57秒を切るくらい」をやったあとにどうなるかがひとつのポイントになりそう…。もしも反動が出ないようならさらに前進できるでしょうし、そうなればトレセン入りも見えてきます。
何分、馬体が立派なので常に慎重さが求められますが、それは百も承知のうえでピッチを上げているわけで、今から月末までの期間が『トレセン帰厩~デビュー戦』の流れに乗る勝負タイミングかもしれません!
【ジョイナスファーム在厩のモダン:公式HP(2025/2/18更新)より】
宇治田原優駿ステーブル在厩のマジックブルーは、今週もウォーキングマシン60分で管理されています。
◇井上厩舎長のコメント 「獣医師によれば、『熱感もないですし、もうレントゲンを撮る必要はないでしょう』とのこと。予定通り、月内はマシン運動に終始し、来月から跨っていければと思っています。今は疝痛を起こさないようにエサを控えめにしていますが、これから動かしていくなかで、その量を増やしていくことになります」
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今は順調であることが一番、もしも何かあったら大事件…という状況の中、獣医師さんから「もうレントゲンを撮る必要はない」と太鼓判がもらえたのは非常に良かったです。
ここからさらにウォーキングマシン運動の期間を取って、来月から乗り始めるのは『半年で復帰』の青写真通りの進捗でしょうし、(餌の管理などを含めて)全てが予定通りに進みつつあるという、陣営の手応え、自信を感じます。
考えてみれば、マジックブルーも現級卒業まであと一歩のところまではいっていたわけで、レース中の怪我で戦線を離脱したのは本当に痛かったんですよね。。いや、今さら過去を悔やむつもりはないですが、まずは上半期のうちに復帰をしてもらい、その後できるだけ早いタイミングで1勝クラスを卒業して欲しいと思います!(^^)
宇治田原優駿ステーブル在厩のジーベックは、おもに周回コースで軽め2000m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。先週末より15-15を開始しています。
◇松山担当のコメント 「馬体重は479kg。自分からグイグイとハミを取り、馬なりのまま加速ラップでフィニッシュ。1本目とは思えないくらいの動きで、馬が逞しくなっているのは間違いなさそうです。たまに気分を害すると頭を上げようとしますが、牧場レベルではそこまで気になる感じではありません。ただし、レースに行って進路を塞がれたり、横の馬に競りかけられたりした時にどうか。なるべく気分よく走らせてあげたいタイプのように思います」
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馬体重が479kgまで増えているように、ここにきてフィジカル面での成長が顕著になってきました。
坂路15-15の動きも以前とはひと味違っているようで、松山さんが「馬が逞しくなっているのは間違いなさそう」とまで仰っているのですから、この成長がうまく実戦に結びつけば、きっとまだまだ上がめざせると思います。
そのためには、「たまに気分を害すると頭を上げようとする」といった精神面の課題をクリアする必要がありますが、逆に言えば、それが一番難しかったりするわけで…。都合良く考えるなら『スンナリ単騎逃げに持ち込めば…』みたいな話になるでのしょうが、毎度毎度そうは問屋が卸さないでしょうし、やはり、精神面でのもう一段の成長が望まれます。
ただし、宇治田原優駿ステーブルの環境では落ち着いて真面目に調教に取り組むようですし、適度な間隔での出走と休養を重ねていけば、今年後半ぐらいには本格的に覚醒するんじゃないのかなと。。最近はFlightlineだBaaeedだと周りが騒がしいですが、ここは一発、Gunrunner産駒の意地を見せて欲しいと思います!(^^ゞ
【2025/1/11中京7R 4歳以上1勝クラス(ダ1800m)でのジーベック:公式HPより】
吉澤ステーブルWEST在厩のコンタンゴは、おもに周回コースで軽め2400m、坂路でハロン18~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、15-15程度を乗られています。
◇柴原マネージャーのコメント 「強めを入れながらも馬体重は434kgまで回復。以前はフワフワしたところがありましたが、今は気が入りすぎるような面が出てきましたね。これがワンペースの走りにつながってしまうのではなく、良い方向に出てくれるよう注意して調教を進めていければと思います」
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先週からさらに回復が進んで馬体重は434kgに。まだ万全ではないのでしょうが、今の流れであれば過度な心配は不要でしょうし、現状の15-15週2回からさらに進めていけそうです。
「以前はフワフワしたところがあったが、今は気が入りすぎるような面が出てきた」という点についても、柴原マネージャーは『前進気勢』として前向きにとらえているようですし、今後も成長を手助けするイメージで進めれば良いと思います。
本馬についてはじっくり成長を見守ることにしましたので、今のうちに(多少の時間がかかっても)課題を着実にクリアして欲しいなと。。藤原先生の見立てによれば、走る能力、スピードは足りているはずですからっ!m(_ _)m
【2025/1/25中京5R 3歳未勝利(芝1400m)でのコンタンゴ:公式HPより】
久しぶりにゴルフ場ランチの紹介です。
ちなみにここ数年でまた増えた気がするPGM経営のゴルフ場だと、どこに行ってもランチは同じメニューなので面白みがありません。昔はゴルフ場ごとのランチ選びが楽しかったものですが…。まあ、系列経営で効率が上がれば良いことだってありますよ!と言われればその通りかもしれませんが、何となく、少し寂しい気もします。そう言えば私の場合、アコーディア系列のゴルフ場には(セントラルGCを除いて)行く機会が少ないのですが、理由はご想像にお任せします(^^ゞ
ということで今回は、非PGM(&非アコーディア)のゴルフ場ランチです!
まずはサミットゴルフクラブの『牛もつ煮と真だらのフライ御膳』から。
もつ煮は味噌煮込み、結構ボリュームがあって濃厚系の煮込みでした。
もつだけでなく、大根やニンジン、こんにゃく、お豆腐なども入って食べ応え十分(^^)
真だらのフライは衣がサックサク、ふんわりとした身とのコントラストがイイ感じでした。
ソースとタルタルの両方をつけて食べるのがオススメです(^^)
特に寒い時期にはこういう『汁物とフライのセット』的なランチもイイですね。意外にゴルフ場では見かけませんが、牛もつ煮を豚汁に変えてもイイかもしれませんし。(最近、家で豚汁づくりにハマっていたりします(^^ゞ)
サミットゴルフクラブさんには久しぶりにお邪魔したのですが、常磐道から近いので便利ですし(石岡小美玉または千代田石岡)、もしも『豚汁とミックスフライ御膳』ができたら、また行きたいと思います(^ .^)
サミットゴルフクラブ
茨城県石岡市嘉良寿理139
0299-44-1234
続いては、香取カントリークラブの『炙りチャーシュー味噌ラーメンセット』です!
こちらはもう見たまんま、濃厚系味噌スープに大判、分厚い炙りチャーシュウが2枚鎮座しています。
麺は太めの縮れ麺。若干、柔らかめではありますが、スープとのバランスは悪くなかったです(^^)
ちなみにセットにすると杏仁豆腐と網春巻きがついてきます。杏仁豆腐は滑らかで美味しいヤツでしたし、この網春巻きがサックリしていてかなりの出来栄えでした。昼食付プランだと単品でもセットでもお値段一緒というのも好感です。
いやホント、最近はゴルフ場でもなかなか美味しいラーメンが食べられますよね。
もちろん、札幌の有名店系味噌ラーメンと比べるのは可哀相ですが、味噌の風味、濃厚ガッツリな味わいは適度に歩いた後の身体にしみわたりますし、これがラーメン屋さんで出てきても全く文句のないレベル。炙りチャーシュウもしっかりボリュームがありましたし、そもそも香取カントリーさんの昼食付プランは全てのランチが0円提供(追加料金なし!)なのでありがたいです。
(そりゃあ、セットを頼んじゃいますよね(^^ゞ)
東関道・佐原香取ICからすぐという立地もあって、香取CCさんは東京からでもかなり近いですし、最後まで(味噌ラーメンと)どちらにするか迷ったメニューもありますので、機会があればまた行ってみたいです。
香取カントリークラブ
千葉県香取市織幡1177
0478-82-6111
**広尾TC 2025/2026年2歳募集馬残口状況**(太字太枠は出資済、残口は2/17時点)
今週金曜夕刻の『広尾TC・18周年記念募集馬全容公開』を前に、自分自身の頭を冷やしておくと言いますか、今後も冷静な判断力に基づく出資を行うためにも現状を確認しておきたいと思います。
まず、2023年産馬についてはOnonimo'23、オピュレンス’23、ステラリード’23、ディメンシオン’23、そしてMore Than Sacrid’23、合計5頭に出資を済ませています。今後の予定としては、(すでに何度か書いている通り)エンパイアブルー’23、パーフェクトラヴ’23、パドックシアトル’23あたりから牝馬を追加するつもりですが、その3頭の中で最も売れているパーフェクトラヴ’23でも『満口直前』表示なので、順番的には3/10申込み解禁の『記念募集馬』への出資が先になるかもしれません。
ちなみに2024年産については、Wildwood’s Beauty’24、Belcarra’24の2頭に出資を済ませており、もしも今回のマラクート’24、エンパイアブルー’24に出資をすると、早くも(限られた)出資頭数枠のうち4頭分が埋まってしまいます。
いや、出資枠は自分で目安を設定しているだけなので、イザとなったら無視してしまう手もあるのですが、それをやり出すと際限がなくなってしまいますし、私の場合は頭数が増え過ぎるとブログが追い付かなくなるという事情もありますので(^^;)
ということなのですが、それにしても今回の記念募集馬はどちらもかなり魅力的。。詳しくは全容公開後に検討することになりますが、現時点では、『なかなかスルーはしにくいだろうな…』と考えています。
そうですねぇ、一世代あたりの出資枠を最大8頭までとすると、やはり23年産は6頭で打ち止めにして、24年産に少し余裕を持たせておかないと…。おそらく夏の本募集にはステラリード×モズアスコット、ディメンシオン×ロードカナロア、レトロクラシック×タワーオブロンドン、パラスアテナ×モーリスといった馬たちが出てきそうですから、よくよく先を見据えて行動しなければいけません。
いずれにしても、まずは今週金曜の全容公開が楽しみ!
果たしてBaaeed産駒がいくらで募集になるのかなど、固唾を飲んで見守ります(^^ゞ
マラクート’24(牝)
エンパイアブルー’24(牝)
2月に入ってから出資馬の出走がない週末が続きましたが、今週はその分もまとめて…というわけではないものの、ストラテージュ、エスペシャリー、マードラドがスタンバイ、エレガンシアも出走の可能性がありそうです。
ストラテージュは今週が待ちに待ったデビュー戦になりますが、厩舎サイド、坂井騎手のコメントによれば課題の緩さが解消しておらず、現段階でどこまでやれるかを確認するレースになりそうです。矢作厩舎のモズアスコット産駒としては、アスゴッドが先にデビューを果たしていますが、アスゴッドにも緩いところが残っていてまだ勝ち切れずという状態。2頭だけの印象で決めつけはできませんが、やはり、モズアスコット産駒は(早くから動く馬もいるものの)晩成傾向が強いのかもしれません。
エスペシャリーは小倉の1200m戦に向かう予定になっています。前走のダート1200m戦を参考外とすれば、デビュー戦でも2戦目でも注目すべきスピードを見せていましたから、平坦コースのスピード勝負は意外に得意かもしれません。ただし全体的に成長途上故、若干追い切りが控えめな気もしますし、そのあたりがどう出るか…。当然期待は大きいですが、まずは内容重視で応援したいと思います。
マードラドは同じ『内容重視』でも、もっと手前の話でありまして、まずは無事にパドックを周回し、返し馬を無難にこなしてゲートに入ること。その上で、できるだけリラックスした状態で競馬に参加して、事故など起こすことなく帰ってきて欲しいです。勝ち上がりに向けて『競馬の内容』を云々するのはそれからの話ですから、しっかり一連の流れをやり切って欲しいと思いますm(_ _)m
まだ出否未定のエレガンシアに関しては、個人的には今週の1200m戦(2/22小倉7Rまたは2/23小倉2R)ではなく来週の小倉1レース(牝/芝1800m)に回るのではと…。大輔先生は当初は1200mを使うおつもりだったようですが、追い切りの字面を見ると(小倉であれば)1800m戦の方が合っている気もしますので、水曜のクラブ想定、そして木曜の近況を待ちたいと思います。
ということで、2月は今週末の3頭(4頭?)に全力投球という月になりました。正直、どの馬も確勝級とは言えないので、内容重視の応援にならざるを得ないですが、金曜夕刻には注目のBaaeed産駒マラクート’24、エフフォーリア産駒エンパイアブルー’24の全容公開がありますし、何かと忙しい週末になるのは確かです(^^ゞ
3月になればブルータス、アスゴッド、テラステラ、コンタンゴ、ジーベックといった馬たちが戻ってくるでしょうし、春の気配とともに一気に上昇気流に乗りたいところ。そのためにも、今週、来週に出走する馬たちにはしっかりした内容の競馬を見せて欲しいと思います!(あえて結果を求めるとしたら、まずはエスペシャリー、続いてエレガンシアですかねぇ)
**出資馬の状況**
【共同通信杯】マスカレードボールが好位抜け出しV!ホープフルS11着から巻き返し初の重賞タイトル獲得:サンスポZBAT!
第59回共同通信杯(3歳オープン、G3、芝1800m)は、坂井瑠星騎手の1番人気マスカレードボール(牡、美浦・手塚貴久厩舎)が前2頭を見る絶好の位置でレースを進めると、直線でグングンと加速。最後は最内を抜け出したカラマティアノス(6番人気)を競り落とし、1馬身差をつけてゴール。ホープフルS11着から巻き返し、初の重賞タイトルを獲得した。タイムは1分46秒0(良)。
2着からさらに2馬身差遅れた3着に大外を伸びたリトルジャイアンツ(4番人気)が入り、武豊騎手&福永祐一調教師のネブラディスク(5番人気)は4着、逃げた2番人気のレッドキングリーは直線失速し8着に敗れた。
共同通信杯を勝ったマスカレードボールは、父ドゥラメンテ、母マスクオフ、母の父ディープインパクトという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。通算成績は4戦3勝。重賞は初勝利。手塚貴久調教師、坂井瑠星騎手ともに共同通信杯は初勝利。
◆坂井瑠星騎手(1着 マスカレードボール)「まず課題だったテンションをうまくクリアできました。調教でこの馬の能力を出せれば重賞を勝てる馬だと思ったので、無事に勝ててよかったです。返し馬でもレースでも改めていい馬だなと感じました。直線で余裕がありすぎてブレーキをかける場面もありましたが、内が来てからもう一度頑張ってくれて、それだけ余裕のある勝ち方でした。幼いところがかなりあるので、最後まで真面目に走ってくれれば、もっと楽に勝てるんですけど…。そこは課題ですが、それでも勝ち切ってくれたのはよかったと思います。東京コースは強いですし、持っているものは間違いなくG1級だと思うので、能力を出せれば、また頑張ってくれると思います」
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勝ったマスカレードボールは2戦2勝で挑んだ前走、ホープフルSではクロワデュノールから1.4秒差の11着と大敗しましたが、今日は好位2、3番手でピッタリ折り合い上り33.7秒の脚を使い、後続を完封して見せました。
坂井騎手のコメントを見ると、まだ安定して実力を出し切れないところがあるようですが、その分、まだ伸びしろがたくさんあるわけですし、この重賞勝ちで再びクロワデュノールらに挑戦する権利を得たと言って良いでしょう。
しかし、坂井騎手は戸崎騎手からの乗り替わりできっちり結果を出せて良かったですね。2着に突っ込んできたカラマティアノスに戸崎騎手が乗っていたのは不思議な巡り合わせとして、こういうレースで結果を出していけばオーナー筋からの信頼度がさらに上がっていくはず。。段々と遠い存在になってしまうのは寂しいですが、引き続き応援したいと思いますm(_ _)m
**2025/2/16東京11R 共同通信杯(G3/芝1800m)・良**
共同通信杯(トキノミノル記念)【2025年2月16日東京11R】:競馬ラボ
【京都記念】ヨーホーレイクが鋭く抜け出し快勝!チェルヴィニアは見せ場なく9着に敗れる:サンスポZBAT!
第118回京都記念(4歳以上オープン、G2、芝・外2200m)は、岩田望来騎手の5番人気ヨーホーレイク(牡7歳、栗東・友道康夫厩舎)が中団追走から直線で馬群を割って抜け出し快勝。3度目の重賞制覇を果たした。タイムは2分15秒7(良)。
好位からしぶとく伸びたリビアングラス(6番人気)が3/4馬身差の2着。さらにクビ差の3着にはマコトヴェリーキー(7番人気)が入り、断然人気に支持された2冠牝馬チェルヴィニアは中団を追走したものの見せ場なく9着に敗れた。
ヨーホーレイクは、父ディープインパクト、母クロウキャニオン、母の父フレンチデピュティという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬通算成績は12戦5勝。重賞は22年日経新春杯(G2)、24年鳴尾記念(G2)に次いで3勝目。管理する友道康夫調教師は23年ドウデュースに次いで京都記念2勝目、騎乗した岩田望来騎手は初制覇となった。
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今年の京都記念を勝ったのはディープインパクト産駒の7歳馬ヨーホーレイクでした。1000m通過が62.9秒とかかる中、好位追走から良い脚を長く使うスタイルで、古豪健在、G2大将らしい強い競馬を見せてくれたと思います。
ちなみにスローペースを演出し、あわやの逃げで意地を見せた(4着)バビットはパンサラッサと同世代のライバル。昨年の京都記念でも3着に粘っていたように、きっとこの舞台は合うんですね。。今年は8歳になっていますが、歳を重ねても自分のスタイルに持ち込むとしぶといですし、まだまだ頑張って欲しいと思います。
それにしても、単勝1.8倍に推されたチェルヴィニアはどうしましたかね…。
オークス、秋華賞を勝って臨んだ前走のJCではドウデュースから0.4秒差4着と頑張りましたし、ここが休み明けの一戦とは言え、中団追走から4角で5番手まで上がっていながら直線では全くでしたから。。実力がある馬なので、次は状態を上げてくるでしょうが、期待を裏切る『らしくないパフォーマンス』だったのは確かです。
そうですねぇ、やはり、自分の出資馬に古馬中距離路線で頑張る馬がいると盛り上がりが違いますよね。海外で突き抜けてしまったパンサラッサは別格としても、クレッシェンドラヴのような馬にまた出てきて欲しいなぁ(^^ゞ
**2025/2/16京都11R 京都記念(G2/芝2200m)・稍重**
京都記念【2025年2月16日京都11R】:競馬ラボ