陶芸を長くやられた方や、陶芸の教程を、一通り終了された方の悩みは、どんな作品を作ったら良いか
と言う問題です。 教程終了者は、自由作品に入るのが、一般的です。
この自由作品が、中々思い付かない訳です。
参考までに、当教室の皆様が取る方法は、
1) 過去に作って、良く出来た作品を、少し変化させて、もう一度作る。
2) 過去に上手く出来なかった作品に、再度挑戦する。
3) 展示会などで見た他人の作品を、参考にして、似た様な作品を作る。
4) 書籍などに載っている作品と同じ作品を、作る。
(陶芸の本などは、造り方まで書いた物があります)
又は、指導者(先生)の作った作品を、真似て作る。
5) 作品を思い付かず、同じ様な作品を、何度も作って入る人もいます。
他人の作品を真似て作る事は、悪い事では有りません。 全ては真似から始まります。
そして、完全に真似る事が出来るならば、その人は、相当の技術を有しているとも言えます。
但し、1度の真似は良いのですが、その真似を自分なりに、発展変化しなければ、
単に「物まね」に終わって仕舞います。
・ そこで、どのように発展変化させたら良いかの、又、どのようにすれば、個性的な作品を、
作る事が出来るのかの、ヒントを述べたいと思います。
世の中に、新しい考えを得る為の、発想方法と言われる物が、幾つか有ります。
(参考資料として、末尾にその技法の一部を紹介致します)
ここでは、その一つを私なりに解釈し、紹介したいと、思います。
1) 逆発想
今まで作っていた作品を、視点を換えて見る、方法です。
a) 上下を逆さにする。
・ 単に上、下をひっくり返し、新たに底と、口を作る。
・ 上下の大きさ(又は、分量、容積)を、逆にする。
・ 上下の形を、逆にする。
・ 上下の模様(絵)を入れ替える。
b) 左右を逆にする。
・ 対称でない作品の、左右を入れ替える。
・ 左右の模様などを、入れ替える。
c) 前後を逆にする。
・ 前後の形を入れ替える。
・ 前後の模様を入れえ換える。
・ 前後の色を逆にする。
d) 内側、外側を逆にする。
・ 内、外が見える作品では、内外の形、模様、色を逆にする。
e) 作る順序を逆にする(変える)。
・ 作品が、部分の組み合わせによる場合、作る順序を変える。
・ 組み立てる順序を変える。
・ 施釉の二重掛けの際、先に塗る釉の順序を、逆にする。
(こうする事により、雰囲気の変わった、作品に成ります。)
以下次回に、続来ます。
アイデアがいろいろ出せる発散思考法
【自由連想法】
ブレーン・ストーミング法/ブレーン・ライティング法
【強制連想法】
チェックリスト法/特殊列挙法/形態分析法/希望点列挙法/欠点列挙法
【類比連想法】
仮想状況設定法/逆設定法/入出法/焦点法
以上の参考資料:杉浦忠 編著 「こんなにやさしい、アイデア発想法」
陶芸の新しい形
と言う問題です。 教程終了者は、自由作品に入るのが、一般的です。
この自由作品が、中々思い付かない訳です。
参考までに、当教室の皆様が取る方法は、
1) 過去に作って、良く出来た作品を、少し変化させて、もう一度作る。
2) 過去に上手く出来なかった作品に、再度挑戦する。
3) 展示会などで見た他人の作品を、参考にして、似た様な作品を作る。
4) 書籍などに載っている作品と同じ作品を、作る。
(陶芸の本などは、造り方まで書いた物があります)
又は、指導者(先生)の作った作品を、真似て作る。
5) 作品を思い付かず、同じ様な作品を、何度も作って入る人もいます。
他人の作品を真似て作る事は、悪い事では有りません。 全ては真似から始まります。
そして、完全に真似る事が出来るならば、その人は、相当の技術を有しているとも言えます。
但し、1度の真似は良いのですが、その真似を自分なりに、発展変化しなければ、
単に「物まね」に終わって仕舞います。
・ そこで、どのように発展変化させたら良いかの、又、どのようにすれば、個性的な作品を、
作る事が出来るのかの、ヒントを述べたいと思います。
世の中に、新しい考えを得る為の、発想方法と言われる物が、幾つか有ります。
(参考資料として、末尾にその技法の一部を紹介致します)
ここでは、その一つを私なりに解釈し、紹介したいと、思います。
1) 逆発想
今まで作っていた作品を、視点を換えて見る、方法です。
a) 上下を逆さにする。
・ 単に上、下をひっくり返し、新たに底と、口を作る。
・ 上下の大きさ(又は、分量、容積)を、逆にする。
・ 上下の形を、逆にする。
・ 上下の模様(絵)を入れ替える。
b) 左右を逆にする。
・ 対称でない作品の、左右を入れ替える。
・ 左右の模様などを、入れ替える。
c) 前後を逆にする。
・ 前後の形を入れ替える。
・ 前後の模様を入れえ換える。
・ 前後の色を逆にする。
d) 内側、外側を逆にする。
・ 内、外が見える作品では、内外の形、模様、色を逆にする。
e) 作る順序を逆にする(変える)。
・ 作品が、部分の組み合わせによる場合、作る順序を変える。
・ 組み立てる順序を変える。
・ 施釉の二重掛けの際、先に塗る釉の順序を、逆にする。
(こうする事により、雰囲気の変わった、作品に成ります。)
以下次回に、続来ます。
アイデアがいろいろ出せる発散思考法
【自由連想法】
ブレーン・ストーミング法/ブレーン・ライティング法
【強制連想法】
チェックリスト法/特殊列挙法/形態分析法/希望点列挙法/欠点列挙法
【類比連想法】
仮想状況設定法/逆設定法/入出法/焦点法
以上の参考資料:杉浦忠 編著 「こんなにやさしい、アイデア発想法」
陶芸の新しい形