愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

志段味古墳群(2) 名古屋市守山区

2013年12月23日 15時16分08秒 | 名古屋市守山区
大塚古墳
 大久手池を後にして、先を行くと大塚古墳が見えました。新興団地の外れに、まるで団地の中の公園のようにありました。

手前が前方部分で、後方が後円部分です。前方部が低いというか、後円部が高いというか、丸い山が際立っていました。

案内板が立派になっていました。


東谷山フルーツパークが近くに
 全然関係ありませんが、近くに「東国山フルーツパーク」という公園があります。子どもがまだ小さい頃に訪れたことがあり、ちょっと懐かしかったです。


白鳥塚古墳
 さらに道を進んでいくと大きな古墳がありました。白鳥塚古墳です。

 これは、後円部分です。長さ115メートルで、県内で3番目の大きさだそうです。ちなみに1番は、熱田区の断夫山古墳、2番目は犬山市の青塚古墳です。


 前方部分と後円部分がつながっている部分です。左側が前方部分、右側が後円部分です。

うれしい出会い
 ここを歩いていましたら、中年のカップルと出会い、女性の方から、「古墳を見にこられたんですか。大きいですね。地元にいるのに、全然知らなかったです。」と、話しかけていただきました。男性の方も「車で横を通るけれど、知らなかった。」と。私も初めて来たので、「大きいですね。」としか答えられませんでしたが、とてもさわやかなカップルでした。こういう出会いがうれしいです。

 白鳥塚古墳は国指定でした。

白鳥1号墳
 さて、最後は石室です。白鳥1号古墳は横穴式石室があるそうです。

 中は、石のお部屋で天井には大きな石がまるで箱のふたのように横たわっていました。そうやって石を積んだのかと、納得の石室でした。