愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

細井平洲記念館 東海市

2016年10月24日 09時45分09秒 | 東海市
息抜きにお城ではないところを訪れました。東海市の細井平洲記念館というところです。細井平洲は江戸時代の学者です。

細井平洲とは

細井平洲坐像。後ろは平洲記念館の入り口です。

細井平洲は享保13年(1728)、現在の東海市に生まれました。学問にはげみ、24歳の時江戸に出て、嚶鳴館という私塾を開きました。宝暦13年(1763)、米沢藩上杉鷹山の師となりました。上杉鷹山は米沢藩において藩財政を立て直した人物として有名ですが、この細井平洲は、その鷹山の師であったようです。


平洲記念館に立つ「へいしゅうくん」。ここにもゆるキャラがありました。

「学思行」
記念館の前には「学思行」の石がありました。

「学思行」の石。

細井平洲が常々語っていた言葉で、「学び、考え、実行することの三つがそろって、初めて学んだことになる」という意味だそうです。東海市では、「学思行賞」というのが小中学生を対象に毎年送られているそうです。(ウィキペディア)

記念館には上杉鷹山と細井平洲の像がありました。

左が細井平洲、右が上杉鷹山

顕彰活動
記念館の隣に「細井平洲先生旧里碑」というものがありました。

石碑

この石碑は細井平洲が享和元年(1801)に亡くなった後、尾張にいた平洲の門人たちが平洲7回忌のとき、顕彰の為に建立したそうです。そして毎年5月末にこの碑の前で平洲祭というものを行っているそうです。(現地案内板)

初めて知ったことばかりでしたが、郷土の偉人を知ることで、郷土に誇りを持つことは悪いことではないと思いました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿