石川門
五十間長屋の見学の後は、石川門です。これまで金沢城といえば、この石川門がその象徴だったように思います。大学も紹介される写真には必ず石川門があったように思います。逆に石川門に惹かれて金沢大学に入った方も多いのではないかと思います。そういう人にとっては、石川門をくぐっても大学がないというのは、寂しい限りだと思います。
石川門を内側からみた写真
石川門の石垣をよくみると積み方が違っていることに今気づきました。南西側は、「粗加工石積み」(この公園での展示)、北西側は「切石積み」です。
また、南西側の石垣には模様が掘り込まれていました。
そして、石川門の櫓です。
石川門から左のほうはかなり高い石垣がずっと続いていました。その下は百間掘りです。結構でかい堀です。今は道路になっています。
この石川門を通ってまっすぐ行くと、兼六園になります。
橋爪門が出来たばかりで、裏側はまだ何もありませんでした。発掘中だったと覚えています。
もうとにかく、金沢城はすごい!やればできる、という見本です。
福井にもひとつでいいから、ちゃんと復元したお城がほしい!
コメントありがとうございます。
見学をしたのが、土曜日だったこともあり、公園にボランティアの方で案内をして見える方が何人もおられました。私もその方からいろんなことを聞かせてもらいました。その方は、金沢城が好きでたまらない感じで、放っておくと、何時間でも話している勢いでした。
金沢には、そういう史跡に対して誇りみたいなものを持っていらっしゃる方が多いんだなあと強く思いました。そういう人たちの熱い視線があってこの金沢城の復元が行われているんだと感じました。
朝倉遺跡にももっと観光案内のボランティアの方が増えるといいですね。