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日々の暮らしのなかで

エビのしっぽ

2006年04月12日 | 日記・エッセイ・コラム
ラジオから面白いアンケートが流れてきた。

「さくら餅の葉は食べるのか?」

ってことだった。「何しょうもない事聞いとんねん!」て思った。
だって食べないでしょ?普通。

でもこれって、僕の周りでは食べないだけで、
それがいつしか僕の「常識」になってるのかなと思う。
他にもそんな事がある。

「エビフライのしっぽは食べるものなのか?」

って事。これも僕の周り、特に家族は食べないんで、小皿の上にはしっぽが
列んでいるのが普通だと思ってた。
でも最近、会食などの機会が増えてくると、エビフライを食べたはずの
友人の小皿に“しっぽ”がないことがある。

「えっ、食べたの?」

って思う。普通、食べないでしょ?って思う。
しかしこれ、食べてみると「美味しい」時もある。

他にも、トイレで拭く時、「前から」なのか「後ろから」なのかって事。
これはテレビで議論してたやつを見てはじめて、「前から拭く人もいるんだぁ!」
って感激した。感激したといっても、べつに僕が「前から派」って事じゃない。
トイレでの作法なんて、細かく教えてもらうモノじゃないから
「自己流」に進化している事もあるかも知れない。

また育った「環境」にも影響される。
よく、「全部脱がないと出来ない」って事を聞く事もある。
洋式で「どこまでずらすか?」って事じゃなくて、
下半身素っ裸じゃないと出来ないって事。

これもはじめて聞いた時は
「嘘やん!」って思ったが、実際に僕の周りにも1人居たんで、

「へぇ~ へぇ~ へぇ~・・・」

って、“15トリビア”ぐらいの衝撃があった。

あと、「風呂」での作法ね。

頭を洗う時、「目を瞑る」のか「開ける」のかって事。
これも銭湯に行っていれば、どうしてるのかって観察も出来るけど、
ひとりで入っていると「自己流」だ。

僕の場合は、家では瞑り、旅行なんかで大勢で入った時には開ける。
別に「頭が洗えれば」いいであって、どうしようが個人の自由なのだが。

こう考えてくると、育った環境や、1人ですることにはそれぞれ
違うンだろうなと思う。

ところで「かしわ餅」の季節が近づいてますが、
かしわ餅の葉は剥がしますよね?

えっ、食べるんですか?

そうですね、「個人の自由」でしたね。