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日々の暮らしのなかで

国産

2008年04月26日 | 日記・エッセイ・コラム
おかずを買いに出掛けた。
 
おかずと言っても、弁当のおかずであって、
あれではない。
アレね、アレではない。
 
本当はコンビニでマーボー豆腐が買いたかったのだが、
運悪く売り切れ。
今、キャンペーン中なのか、ローソンに行けば、
 
“少林少女”
 
タイアップのマーボー豆腐弁当が売っているのだが、
ご飯は朝から作った炒飯を弁当箱に詰めて持って来て
いるんで、
正真正銘、おかずだけが欲しかった。
 
仕方がないので、近くのスーパーに行く事にした。
昼なのに客が少ないなぁーと思ったが、
正午に、お昼のおかずは買いにこないだろうし、
飯食ってる時間ですよね、みんな。
 
ここにはマーボー豆腐はないが、
いつもお世話になってるロース豚カツがある。
これにソースをたっぷりかけて食べると、
物凄く胸焼けするのだが、
やっぱ、美味しいんでやめられない。
 
レジに足を運ぶと、
時間帯のせいだろうか?
レジ係が一人しかいない。
もう一人いるようだが、クレーマーの対応で店内を
走りまわっている。
 
ちょっとした長蛇の列になっている最後尾に並ぶ。
突然、目の前のおばちゃんがしゃがみこんだ。
倒れたのかと思ったが、
手に持っていたモノを床において持ち直しているみたいだ。
 
「買物カゴ使えよ!」 
 
と、心の中で突っ込むと、
おばんちゃん、急に振り返ってきた。
 
「オカン・・・」
 
と、心の中で思った。
 
オカンだった。別に生き別れたとか、
別居しているとか、そんな特別な事はまったくない。
一緒に暮らしているオカンだった。
 
「あっ!」
 
「おっ!」
 
会話することもなく、何故かお互いに軽く会釈。
 
一緒に買った春巻きが結構旨かった。
 


コメント
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