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2012年08月17日 | 日記・エッセイ・コラム
子どもの笑いのスイッチがよくわからない
 
今年の五月頃に誘われて、ボランティアグループに
参加するようになった
ご当地ヒーローに扮し、芝居ありダンスありのショーをして、
町内の施設等で披露する
 
新聞でも取り上げられて以来、
出演依頼が殺到している、結構忙しいボランティアだ
 
そんなヒーローショーの出番が、明日に迫った今日、
打ち合わせをしに出掛けた
 
会の主催者のお子様たちが今日は勢ぞろいだった
 
いつもは末っ子の3歳児だけが
お母様のお供として一緒に来ているだけだが、
今日はその姉と兄貴が一緒に来ていた
 
元気だ
 
素直に書けば
 
うるさい
 
どちらも同じ意味だ
 
子どもだから、それでいい
それでいいが、どうやら僕も同じ程度の人間だと
認識されるらしく、
数人の大人の中で何かと僕にだけ
チョッカイを出してくる
 
姉の方は、まぁ遠慮があるんだろうが、
兄貴は遠慮はしない
年のころで8歳ぐらいだろうか
 
マジパンチだ
 
まぁ、8歳ぐらいだとパンチがマジだと言っても
ダメージを食らうほどの重さはない
重さはないが、不意を付かれると
それなりに痛い
 
今日、最初はオカンを打ち合わせに取られ、
独占できない苛立ちで騒いでいた末っ子の3歳児も
徐々にいつもの調子を取り戻し、
ジュースを撒き散らしながら、自分でテンションを上げていく
 
リハーサルをしていると
 
「おんぶ!」
 
と近づいてきたので、しゃがんでやると
 
「もっと!」
 
要求がエスカレートしたと思い、迷うことなく
肩車の体勢に持ち込んだ
 
「おどって!」
 
立ち上がると、興奮気味に高い声を出して命令してくるので、
よぉおおし!と、華麗なステップを踏んだ
 
「おどって!おどって!おどって!」
 
囃し立てるように言ってくるが、
その声色が徐々に上ずってくるのを聞いていると、
どうやら
 
「おろして!」
 
怖がっているようだ
 
静かに下ろしたあとも、何かと騒いでいる
 
と、どこかで弁慶の泣き所を痛打したらしく
痛い!と言って、スネを両手で・・・・
 
そのとき
 
その体勢で飛び跳ねた瞬間が、痛快だったらしく
声を出して笑い転げる
 
何度も何度も
 
しまいには、僕にも同じ体勢をしろ!と言ってきたので、
同じように両手でスネを持って片足飛びをしてやると、
満面の笑みで彼も飛び続けた
 
3歳児の笑いのスイッチは、大人の概念にないところに
存在する
 
 
 


コメント
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