未熟なカメラマン さてものひとりごと

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四国霊場88番札所大窪寺の紅葉、もう始まっていました!

2020-11-05 23:04:56 | 紅葉の名所
訪問日:令和2年(2020)10月31日

駐車場付近から見る大イチョウ

テレビの紅葉情報で、香川県さぬき市の大窪寺で見ごろが始まっているとの紹介がありました。四国八十八ヶ所霊場で結願(けちがん)の寺として有名な「第88番大窪寺」。数年前の紅葉の時期に一度訪ねたことがありますが、それは見事だった記憶があります。

ワンちゃんのいじらしい姿に感動した当時の記事はこちら!

完全な見ごろの画像はこちら 未熟なカメラマン・日帰り旅日記 


いつ頃行ったのか調べてみると、11月の下旬でした。比較すると1箇月も早いことになります。間違いかもとHPで確認すると、紅葉の見ごろは、10月末から11月末と期間がとても長いことがわかりました。
当日は、雲一つない素晴らしい天気。紅葉の見ごろも間違いなさそうなので、久しぶりに瀬戸大橋を渡って四国に出かけることにしました。(高速料金が高額なのでそう度々行けません)所要時間は、約2時間です。到着したのは、ちょうどお昼前でしたが、やはり考えることは誰しも同じ。駐車場は多くの車であふれていました。



本堂に続く参道


山門


大窪寺は真言宗大覚寺派の寺院 山門の内側には大きなわらじが鎮座している


今の時季、紅葉は概ねご覧のような具合


それでも部分的にみられる美しい紅葉


本当にきれいです

山門付近を見上げると背丈の高いカエデが部分的に紅葉していました。そして境内に入ると、一番に目に入るのが大イチョウです。その高さたるや見上げるような巨木ですが、まさに見ごろ、青い空に黄色が映えてとても鮮明でした。ここはまさに撮影スポット、大勢の人が写真を撮り合っていました。
境内での撮影を終えると、本堂でのお参りです。最後の札所だけあって、結願のお遍路さんたちが杖をおろす奉納場所が設置されていました。
お参りが終わるといよいよモミジ狩りのクライマックス。坂道を下る周辺は多くのカエデが植栽されていて、一番の場所です。見渡すと一部、紅葉したカエデも見られますが、全体的見ごろはもう少し先のようです。



境内に入ってきました。大イチョウはやはり圧倒的存在感、大きいので収まり切りません


イチョウをバックに狛犬


本殿にお参りする善男善女


イチョウをバックに石像


坂道を下ると、ごころうさまでしたと紅葉したカエデが迎えてくれる


見上げると小さな葉のもみじ


まだ青々とした緑のままのカエデとすっかり紅葉したモミジが混在している


確かに見ごろといってもいいかもしれません


すっかり堪能させていただきました


坂道を下るとご覧のような広場があり、なぜかほっとする開放感がある


この辺りから見るイチョウが一番美しい

境内を出ると門前のお店が大繁盛しています。お土産販売所なのですが、このお店、60年以上つづく老舗、その名も「八十八庵」。ここの超人気なメニューが「打ち込みうどん」です。香川県産小麦「さぬきの夢」を、大窪寺の裏山で湧くお大師様の霊水で練りあげたものだそうです。合わせみそ仕立ての汁の中で、だいこん、にんじん、里芋、ごぼう、油あげ、豚肉、ねぎと一緒に打ちたての麺を煮込んだ八十八庵秘伝の味です。やはりこの日も長い行列ができていました。麺類には目がない私ですが、さすがにこの行列には降参でした。
ということで、今回もお昼は讃岐うどんの名店「もり屋」ということになりました。



繁盛する八十八庵、コロナ対策は大丈夫なのでしょうか


なぜか水槽の中に青モミジ、用途が気になります
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広島県の紅葉の名所 瀬戸田・耕三寺博物館を訪ねて

2019-11-23 00:35:38 | 紅葉の名所
令和元年(2019)11月17日(日)久しぶりに生口島の耕三寺博物館を訪ねました。平山郁夫美術館手前の一番近い観光駐車場は満車状態。一旦引き返し、臨時駐車場に車を入れました。
まさに観光シーズン、耕三寺(こうさんじ)前の通りは、多くの観光客で賑わっていました。
極彩色の山門を抜け、中門を潜ると、右側に受付があり、その向こうに礼拝堂、その先の石段を上がったところに五重塔が見えます。
耕三寺は30年余りの歳月をかけて建立された浄土真宗本願寺派の無檀家寺院です。
寺院の境内を博物館施設の一部として公開するという、全国的に見ても珍しい形式をとっています。


潮聲閣
今回は、初めて潮聲閣を訪ねることにしました。
潮聲閣は耕三寺建立発願の原点ともいうべき建造物で、書院造を主とした日本住宅と西洋風住宅である洋館とを複合させた大住宅となっています。

この建物は、大阪で事業を経営していた耕三氏が、故郷瀬戸田のご母堂の老後を慰めるため建築したものです。
受付のある土間から入ると、浴室、応接室と案内されますが、応接室の調度品は、中国清朝時代の家具です。つづいて案内されたご母堂の居間であった老人室の豪華さには圧倒されます。黒柿の見事な床柱、梅とセキセイの彫刻が施された欄間、124面の花鳥画が描かれた格天井は、それはため息の出るほど美しいものでした。
そして、仏間ですが、こちらも同じく天井は、格天井で各面に観音像が描かれていました。



応接室の調度品は中国清朝時代のもの


2階への階段正面にあった斬新なステンドグラス


老人室の欄間


床の間の見事な黒柿の柱


格天井に描かれた124面の花鳥画


仏間です。


仏間の格天井は観音像が描かれています。


未来心の丘への途中で見た見事な紅葉


燃えるような赤です。


枝先の紅葉が美しい。

未来心の丘

このあと、未来心の丘に向かいました。小高い眺望抜群の山の上にありますが、エレベータがあるので、車いすでも十分行くことができます。
大理石がふんだんに使用された庭園はまるで別世界。初めて行かれた方はきっと驚くことでしょう。3,000トンにも及ぶ大理石、このような山の上によく運んだものと、そのことに感心します。
眼下に、瀬戸内海の島々や造船所を見渡すことができます。
まさにインスタ映えする撮影スポットです。
ここでも、東南アジア系の外国人の姿を多く目にしました。



大理石のcafe


シンボル 光明の塔


絶好の撮影スポットです。


こちらのモニュメントは何を表現しているのでしょう。


可憐なモミジ


多宝塔です。


紅葉とよく合いますね。


境内の堂塔
未来心の丘のあとは、境内の堂塔を眺めながら降りていくことにしました。
それらの多くが、日本の歴史ある有名な建築物を模して造られていますが、驚くのがその豪華絢爛なことです。
特徴的なのは、西方極楽浄土をイメージし、繧繝模様(うんげんもよう)や丹色(にいろ)を多く取り入れて描かれていることです。
特に観光客から一番の被写体となっているのが、日光東照宮陽明門を模した孝養門です。
境内の堂塔など15棟が、国の登録有形文化財となっています。
さて、肝心の紅葉ですが、前日の11月16日から紅葉まつりが開催されたばかり、境内の紅葉は、まだまだ見ごろではありませんでしたが、紅葉していた一部を何とか撮影することができました。



お気に入りの一枚です。


救世観音大尊像


孝養門(向こう側)は日光東照宮陽明門を模しています。


向こうに見えるのが本殿です。


青い空に映える五重塔


浄土苑
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広島県の紅葉の名所 三原市八幡町・御調八幡宮(みつきはちまんぐう)を訪ねて

2019-11-20 20:58:14 | 紅葉の名所

赤、ピンク、黄色と重なるカエデの紅葉


真っ赤に紅葉したドウダンツツジがありました。

令和元年(2019)11月17日(日)尾道市瀬戸田の耕三寺を訪ねた後、初めて三原市の御調八幡宮を訪ねました。
三原市というと、仏通寺(高坂町)や三景園(本郷町)が有名ですが、御調八幡宮(八幡町)も知る人ぞ知る紅葉の名所です。山陽道・三原久井ICから5キロほど、アクセスにも恵まれています。

駐車場に着いたのが、午後2時40分でしたが、やや広めの駐車場は満車状態でした。太陽はすでに西に傾き始めていました。
実は、それほど期待はしていなかったのですが、八幡川沿いの紅葉は想像以上に素晴らしいものでした。まさに見ごろ、赤や黄色、まだ緑とグラデーションも見事でした。
一番趣のあるのが、石灯籠が並ぶ川べりから、神社に通じる赤い橋とのショットでしょうか。
立派な神社本殿周辺にも巨木のスギや、イチョウの黄色い落葉が境内を染め、見所いっぱいです。



黄色から赤へ、色が徐々に変わりつつあります。


石灯籠に降りかかるモミジ。趣きがありますね。


鳥居前のカエデの紅葉


八幡川の両岸に連なる紅葉は見事です。


鮮烈なカエデの紅葉


格式のある楼門


楼門から拝殿を望む


参拝者が絶えません。


格式のある社殿です。


神社境内の美しい紅葉


本当に美しいですね。

資料によると、和気清麻呂の姉がこの地に流され、あの豊臣秀吉も参拝し、桜の木を手植えしたという由緒ある神社です。一番の景観は、川沿いに設置された東屋付近から見る景色です。

やはた川自然公園の中心にあり、仏通寺・御調八幡宮県立自然公園に属しています。御調八幡宮は「鎮守の森ゾーン」に位置し、他に「自然ふれあいゾーン」「自然満喫ゾーン」があります。尾道市にも御調町(みつぎちょう)がありますが、こちらの御調は、「みつき」ですからまぎらわしいですね。

古くから「西の吉野」と言われ、桜の名所としても知られているようです。そういえば周辺にすっかり葉を落とした枝垂れやソメイヨシノの桜の木が点在していました。
今度は是非、春の桜の季節に訪れてみたいと思いながら、八幡宮をあとにしました。



休憩所(東屋)に降りかかる紅葉


橋を望みます。


参道を駐車場に向かいます。


駐車場に帰ってきました。
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