未熟なカメラマン さてものひとりごと

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吹屋ふるさと村 町は柄杓でにぎわっていました? 岡山県高梁市成羽町吹屋

2023-04-04 21:10:31 | 古い町並み
訪問日:令和5(2023)年3月12日(日)

天気はよくありませんでしたが、スープカレーを食べたいと思い久しぶりに吹屋を訪ねました。自宅からの所要時間はちょうど1時間ほど。ふるさと村に到着すると、下町の駐車場には、たくさんの車が停まっていました。かつてない光景にびっくりしました。横目で見ながら進み、駐車したのは、いつもの千枚駐車場です。


かつて見たことがないほどの人の多さにびっくり 緩やかな傾斜とカーブがとても魅力的


つくし前付近


下町の町並み


ほとほとウオークに参加するには、長尾酒造前の空き地に設けられたチケット販売所で5枚綴りのチケットを購入しなければなりません。

町の通りでは多くの人が柄杓を持って歩いているではありませんか。何かの景品かと思いましたが、そうではなく、この日は「ほとほとちょいもぐウォーク」という年に一度のイベントが行われていたのです。
このイベントは、吉備地方に伝わる風習で、子どもが旧正月に「ほとほと」と唱えて家々を訪問し、柄杓で救った小豆粥や祝儀をもらったことにちなんだもので、1000円でチケットを購入すると5店分の食べ歩きが楽しめるというものです。
柄杓はその目印で、最後には返却しないといけません。


<参加店:メニュー一覧>
1.Cafe 燈…みたらし団子
2.喫茶 楓…リンゴのケーキ
3.長尾酒店…甘酒
4.麻田百貨店…豚汁
5.スープカレーの店つくし…スープカレー
6.吹屋食堂…天ぷらうどん
7.佐藤紅商店…玉こんにゃく
8.吹屋の金子や…釜戸炊き おでん風煮物
9.きいろい台所…カレー
10.吹屋EVトライクス…フライドポテト
11.Cafe 松栄館…炊き込みご飯


観光地でよく目にする撮影用のパネル。運転手の顔のところに穴が開いています。以前にはなく最近新設されたもののようです。

スープカレーの店つくし

さて、本日一番の目的地「スープカレーの店つくし」もこのイベントに加入しており、お店と「ほとほと」と対応に忙しそうでした。この日は、人気メニューの骨付きチキンにしましたが、味は申し分ありません。しっかりされた女性店員さんが忙しそうに店切り盛りしていました。


つくしの外観


しばらく待って店内へ 暖簾が掛かっていますが中は丸見え。中から通りを眺めるのも楽しいものです。


人気テレビ番組「人生の楽園」にも登場。ご主人の趣味はバンド演奏。


人気メニュー骨付きチキンカレー まず添えられたレモンをご飯にかけます。さわやかな香りと酸味がスープカレーとよく合うんだそうです。


食事のあとは、吹屋小学校まで歩いてみることにしました。峠から見るベンガラの町並み


小学校が見えてきました


県の重要文化財 吹屋小学校。きれいによみがえりました。左の青い構造物は、『Pokémon GO』の高さ約4mの「リアルポケストップ。2023年1月20日(金)~7月19日(水)までの間、が設置されます。


かつてのプール 周りはきれいに整備されています。


吹屋小学校から帰る峠で白梅をみつけました。


通りに戻ってきました。仮設の休憩所が設置されています。


これはしとみ戸 吹屋地区ではこの建物だけ。格子戸は上下に開くしくみです・


下には牛馬をつなぐ丸い金具がついていました


あいかわらず多い人通り


長尾酒蔵の格子戸に掛かっていた醤油びん


人気のお店は完売のようです。


重要文化財 旧片山家住宅


木臼もありました


T字路の正面にあるべんがら屋 傘がよく売れていました。まとめて3本買う人もいてびっくり


三菱も寄進したという山神社


カフェ燈(あかり)店名のロゴがシンプルで素敵でした。

吹屋を出た後の帰り道、せっかくなので、夫婦岩を訪ねることにしました。いつもの細い道を、対向車が来ないことを祈りながら進むと何とか到着です。
道の途中で、ロッククライミングをする数名の人を見かけました。


夫婦岩


素晴らしい眺望 


説明板によると周辺は石灰岩の台地 まさに奇岩


もう少し近づいて観る


頂上の松 よく見ると幹は下の方から伸びている


横から見たところ


下から見上げる


少し横から見たところ
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岡山県新見市の観光スポットを訪ねる 御殿町の古い町並み

2022-09-29 23:17:08 | 古い町並み
訪問日:2022(令和4)年8月29日(月)

御殿町(ごてんまち)

済渡寺から次に向かったのが、御殿町(ごてんまち)です。新見市は何度も訪ねていますが、土下座まつりで知られる御殿町の町並みを訪ねるのは初めてでした。車を御殿町センターに停め、観光パンフレットを片手に歩いていると、古い町家風の立派な建物の前で若くてきれいな女性の方と目が合い、挨拶をすると、どうぞ中へと案内していただきました。
観光協会の方かと思いましたが、その下部組織の方のようで、私以外は、全員がお年寄りですとのことでした。
ゆったりした空間、明治時代後期に建てられたものですが、近年に新見市に貸与されたそうです。とてもしっかりしたつくりで、井戸や中庭もありとてもきれいに管理されていました。
次に気になっていた三味線横丁ですが、わざわざ案内していただきました。
なんでしたらガイドさんをお呼びしましょうか?と声を掛けていただきましたが、時間もなかったので丁重に辞退し、田山花袋の石碑があるという城山公園まで歩いてみることにしました。小高い丘のうえから、新見市内が一望でき、最高のロケーションでした。


絹掛の滝

国道180号線沿いにあったので寄ってみました。白い絹布を岩肌に掛けたように優雅で美しいところから、滝の名が付けられたようです。高い岩肌を流れ落ちる様は確かに優雅ですが、この日は特に水量が少なかったようで、細くて一筋の糸のように見えました。


岡山県立自然公園 絹掛の滝(きぬがけのたき)


石製のコイがいました


滝つぼ


不動明王 この先に岩をくり抜いた祠がありました


正面中央に赤い不動明王


立派なトイレ

御殿町(ごてんまち)


車を停めさせていただいた御殿町センター。外観は商家の蔵をイメージしたとのことです。


作曲家の中川博之さんはこの町の出身だそうです。「ラブユー東京」の石碑


高梁川 新見の大動脈として昔は高瀬舟も往来していました。


カツマルギャラリー 大正から昭和の建物、中にモダンなギャラリースペースがあります。


寿福松原(松原通り)


津国屋 めずらしい瓦が見えます


まちかどの様子


修景された建物 向こうは高梁川です


最も雰囲気のあるところ

太池邸


明治末期の建物で新見初の百貨店として呉服をはじめ色々な商品を扱っていました。現在は新見市が借り受け、交流拠点施設として利用しています。


玄関を入ったところ


中庭もある豪華な設え


庭の燈籠


奥に蔵も見えます


現役の井戸もありました

三味線横丁


入り口に「全国路地百選」の看板がありました


三味線の音が聞こえてきそうです


反対側から

町並みをブラブラ歩く


小さな教会がありました


素敵な町並みです


城山公園に向かいました


独特の景観です


大きな提灯です


黒住教の教会所

城山公園


芝生がとても清々しい


子どもの鬼の像でしょうか


新見の市街が見えます


山あいの町


田山花袋の布団碑

町筋に戻る


通りに赤い花が咲いていました


人影の少ない通りです

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倉吉の古い町並み 打吹の白壁土蔵群を散策する 鳥取県倉吉市打吹町

2022-08-09 21:40:46 | 古い町並み
訪問日:令和4年7月7日(木)

三朝温泉での日帰り入浴が無しになり、代わりにやってきたのが、倉吉市の古い町並み「白壁土蔵群」です。道路を走っていると、観光駐車場の標識が目に留まりました。どうやら市役所の駐車場の一角にあるようです。奥に進みできるだけ日陰のある場所に車を停めました。桜の名所・打吹公園の隣でした。目的地の白壁土蔵群までは坂道を下り、道路を横切るとすぐです。琴桜の銅像が公園の一角にあり、ここにも駐車場がありました。観光客を迎える施設は十分に備わっていると思いました。



倉吉出身の大相撲第53代横綱・琴櫻 母校の倉吉市立成徳小学校前に存在する土俵入り姿の銅像

(さわやかトイレ)

目指すは玉川沿いの土蔵群ですが、いつも感心するのが公衆トイレです。とてもきれいに管理されています。そして人工池には鯉が優雅に泳ぎ、どこか山陰の城下町・津和野に似ていると思いました。


「童子」は、東京芸術大学大学院教授・籔内佐斗司さんの作品世界を代表的するキャラクター


カエル 呉市立美術館前通りにもあった籔内作品


こちらも2003年制作の籔内作品 


さわやかトイレ横に設置された人工池が涼を呼ぶ

赤瓦一号館と書かれた大きな暖簾が下がる建物が目に留まりました。ちなみに赤瓦とは石州瓦のことです。歩いている目線では特に目に入りませんが、土蔵群の屋根はどれも赤瓦で葺かれています。


本町通の角にある Maize TOTO(マイストト)は地元食材を使ったこだわりタコスのお店


本町通の静かな佇まい


玉川と土蔵群の紹介文

玉川沿いの白壁土蔵

そして一番の見所は、玉川にかかる石橋でしょう。少し弧を描いて架かっています。それらを川上・川下から眺めると、いくつも連なり独特の風情があります。赤瓦三号館では石橋を渡ってお客さんを見送る店の人の姿がありました。とても絵になる景色でした。


代表的景観 白壁の土蔵が立ち並び、川にかかる石橋と赤褐色の石州瓦が倉吉特有の町並みを形成しています。


外壁は、漆喰壁と杉焼き板の縦目板張りで統一されている


別角度から


もう少し歩いて振り返ってみたところ


情緒が感じられる石橋


別角度から


一番端まで行って振り返ったところ


格子の窓にアサガオ 季節を感じる


赤瓦一号館 大正時代に建てられた醤油の仕込み蔵を改装した建物


気になる石橋の向こう側


赤瓦三号館「中野竹藝」造り酒屋の蔵を改装した建物

周辺の街なかを散策
公園の一角にあった、打吹流しびなの像 流しびなは倉吉春まつりの期間にあわせ、子どもを禍から守るよう子どもの分身をひな人形に託して玉川に流すイベント


京都的な風情を感じる閑静な住宅街


どこか懐かしい建物


赤瓦六号館「桑田醤油醸造場」明治10年創業の老舗の造り酒屋 倉吉唯一の京風町屋


赤瓦七号館「元帥酒造本店」江戸時代末期の造り酒屋


おしゃれな外観の成徳小学校は、琴桜関の母校


打吹公園の石碑


緑に覆われた公園 赤い橋が印象的

あとは当てもなく路地を散策しました。メイン道路を離れ、日常の生活が感じられる空間、どこか懐かしい町並みが残っていました。最後に観光案内所に入り、観光パンフレットを入手しました。先にパンフレットを求めるのが順番ですが、その時間が惜しくて、いつも先にスポットを巡ってしまうのです。そしていつものことながら、「ここに行けばよかった」とあとで後悔するのが私のパターンです。
こうして、倉吉の町並みを後にしました。とにかく暑い一日でした。

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ジャパンレッドの美しい町並みを歩く 岡山県成羽町吹屋

2022-07-07 23:03:17 | 古い町並み
訪問日:2022年6月4日(土)




緩やかな傾斜とカーブに趣きがあります


軒下にかわいいネコちゃんを見つけました


吹屋小学校に通じる小さな峠から見る石州瓦の吹屋の町並み

千枚駐車場に車を停めてまず向かったのが、保存修理工事が完了した旧吹屋小学校です。
(前回掲載済み→保存修理が完了した旧吹屋小学校を訪ねる


旧吹屋小学校の向こうに見えるのは「ラ・フォーレ吹屋」山荘風の宿泊施設

このあと久しぶりに町並みと観光スポットをじっくり巡りたいと思いました。


とても見やすい案内板


唯一賑やかな麻田百貨店のお店


コウヤマキの木がありました

(重要文化財 旧片山家住宅)

旧片山家住宅で初めて観光周遊券「吹屋ふるさと村周遊券」(1000円)を購入しました。受付で担当の方が、「個別で払うよりも600円お得ですよ。」とのことでしたが、今度は、旧吹屋小学校をぜひ加えていただきたいと思いました。
この旧片山家住宅は吹屋地区で、唯一国の重要文化財に指定されている建物です。土間を入ると、奥に台所があり、天井は吹き抜けになっています。矢掛の本陣・石井家(重文)に似ていると思いました。座敷に上がると、一部の座が高くなったり(上段の間)、2階では細い廊下に間取りが複雑、おまけに急な階段といろんな特徴があります。
敷地内には、蔵などいくつかの建物があり、ベンガラで栄えた豪商の当時の繁栄を伝えています。数々のロケ地にもなっています。



通りに面した主屋と宝蔵


主屋の内部


急な階段(2階から見下ろしたところ)


台所天井の木組


台所から見る玄関先


米蔵と弁柄蔵 ベンガラが服に付かないようにと注意書きがあります


道具蔵ともう一つの弁柄蔵(右側)

(郷土館)

旧片山家住宅とは、道を挟んで斜め向かいにあります。この建物は明治初めの商家。片山家住宅ほどではありませんか、畳の間から出格子越しに眺める町並みがとても印象的でした。
坪庭に面する雨戸の収納の工夫にも感心しました。



郷土館はベンガラを扱った明治初期の商家、銘木をふんだんに使っている


玄関を入ったところ


中庭は母屋の採光のため


二階の出格子

(吹屋食堂)

11時の開店と同時に並びました。同時に3組が入りました。店主の銘形さんも随分落ち着かれた様子、なんだか余裕が感じられました。この時間のスタッフは、若い女性一人と、先代から吹屋食堂を支えてきた、ご婦人一人。連携はしっかり行われているようでした。
何度も来ていますが、ざるうどんをはじめて注文しました。味は申し分ないのですが、量がちょっと少ないような気がしました。



吹屋食堂外観 随分きれいになりました


ざるうどん


ジャパンレッドの美しい町並み


緩やかな傾斜とカーブに趣きがあります


「つくし」はスープカレーのお店


長尾酒店 杉玉が軒先に見える


べんがら屋はカラフルな傘が目印


さらに進むと静かな通り


山神社は三菱の寄進


静かな町並みです


駐車場前の地元民御用達の「いろり」

こうして次の目的地、ベンガラ館、笹畝坑道、広兼邸に向かいました。


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久しぶりに倉敷美観地区を訪ねました。岡山県倉敷市

2021-08-05 22:58:04 | 古い町並み
訪問日:令和3年7月19日

朝から青空が広がり天気は上々。先々週の蒜山に続いてまたまた外出です。今回は、岡山県一の観光名所である倉敷美観地区を久しぶりに訪ねることにしました。時刻は10時ごろ、随分気温も上がってきました。飲料水を準備して出発です。

倉敷アイビースクエアの正門から入り、広場の隅にある小さな人工池のカメをいつものように撮影。スイレンもピンクの花を咲かせ、ゆったり泳ぐニシキゴイとのコントラストが実に絵になっています。

倉敷川の枝垂れ柳の並木は風にゆっくり揺られて、まさに真夏の風情。観光客は意外なほど少なく閑散としています。
中橋たもとの人力車もどこか暇そうでした。倉敷川では、川舟流しの舟が音もなくゆっくり進んでいます。
倉敷館観光案内所は永く修復中でしたが、その工事も完了し、久ぶりに白亜の外観を見ることができました。石橋や柳とマッチし、時代はまさに明治、実に美しく感じます。
中に入ってみると、エアコンの効いた1階は、広々としていて奥に係の方が待機、自動販売機が置かれ、観光案内のパンフレットはとても充実しています。エレベータが設置され、2階も休憩所となっています。窓からの眺めも素晴らしいのですが、残念ながら安全のためか戸は少ししか空かず、カメラを外に出しての撮影はできません。

大原美術館に隣接した、新渓園(無料)に入ってみました。
春には、ひな人形が一面に飾られる広い座敷には、1組だけのお客さん。寝転がりたい気分ですが、周囲の目もあり、なかなかそうはいきません。
新渓園を出て周辺を散策しました。保育園があり、裸足の元気な園児たちが、手を振って応えてくれました。


倉敷アイビースクエア KURASHIKIIVY SQUARE

倉敷アイビースクエア付近のコイン駐車場に車を駐めて、スタートです。

レンガ造りの大きなアーチ状の正門は倉敷アイビースクエアのシンボル


ホテルの玄関 夏らしい青空が美しい


イベント会場にも使用される中庭広場


整然と並べられたスイレン、ニシキゴイがゆったり泳ぐ


ピンクのスイレン


石の上で混み合うカメ 近づくと察知して水に飛び込む


かつての紡績工場の面影を残す通路


ツタで覆われた建物 アイビー学館


「倉紡記念館 」1888年に倉敷で創業したクラボウ、 その130年以上の歴史を紹介している


左右対称のレンガ造りの建物

美観地区側の西門入り口を出ると、倉敷川に続く小路は土産物店が並ぶ


倉敷川に続く小路


道路の右手は、本町通りに続く美しい町並み

倉敷川に出た


正面、川向こうの建物は、倉敷民芸館


石造りの中橋と倉敷館観光案内所は、一番の撮影スポット


倉敷珈琲館のレトロな看板


くらしき川舟流し
かつて物資を積んだ川舟の往来でにぎわった倉敷川。. その風情を味わえる観光川舟が運行されている


町並みと川舟と枝垂れ柳は実に絵になる被写体

倉敷館の中に入ってみた


1917(大正6)年に倉敷町役場として建てられた洋風木造建築。現在は観光案内所として観光ガイドや観光施設などの紹介を行うほか、無料休憩所として自動販売機やコインロッカー、トイレを備え、くらしき川舟流しのチケットを販売している。
令和2年2月16日に改修工事が終わりリニューアルオープンした。


2階にはエレベータを利用する


中橋から見る倉敷川と町並み


川沿いの枝垂れ柳の並木


ハギも植えられている


今橋から見るお馴染みの景色 ビル群が入らない奇跡の構図、往時の面影を伝えている


大原美術館は、1930(昭和5)年に設立された日本初の私立西洋美術館。倉敷の文化発展に貢献した事業家・大原孫三郎によって創立された。


エルグレコ cafe EL GRECO
大正ロマンを残す建物。この喫茶店の名前は、元々大原美術館に展示されている絵画、「受胎告知」の作者エルグレコの名から大原総一郎により名付けられた。

美術館横の路地を歩いてみた



新渓園 お広間から庭園を眺める 大原家から現倉敷市に寄付され広く一般に開放されている


若竹と白壁のコントラストが美しい


倉敷川沿いの有名な和菓子店。看板は町並みに配慮したものとなっている


さわやかなフヨウの花。町並みに彩を添えている


倉敷館まで戻ってきた

本町通りに向かう

このあと、向かったのが本町の町並みです。倉敷美観地区内最古の町屋で重要文化財の井上家住宅、外観はほとんど修復が完了しているように見えますが、完成までにはあと数年を要するようです。
緩やかにカーブした町並み、昔から続く畳屋、旅館や造り酒屋、新しいお店などが一体となって元気に息づいています。江戸から昭和にかけての町並み、どこか懐かしい感じがします。
道路を挟んで、東町まで足を延ばし撮影したあと引き返しました。
最後に、倉敷珈琲館でアイスコーヒーと思いましたが、ここは我慢し引き上げることにしました。



本町通りに向かう途中にある路地、白壁となまこ壁がいかにも倉敷らしい


本町通りの途中にあり、アイビースクエアの西門入り口前に続く道


静かな本町通り、実に美しい


緩やかにカーブしているところに何とも言えない味わいがある


映画のセットのような連続した江戸時代の雰囲気を残す町並み


新しいお店もできて、絶えず進化する町並み


すり減った石段、時代を感じる瞬間


本町通りの終点あたり、振り返ってみたところ

東町にやってきた

本町通りに続く東町の通りも歴史と生活感が絶妙に調和し、静かな暮らしを垣間見ることができます。古い町並みのあちこちに見かける軒屋根看板や井戸跡などに往時の面影を見ることができます。


楠戸家住宅 楠戸家は「はしまや」の屋号を持ち,明治2年の創業以来,今日も呉服店として営業が続けられている


東町の町並み 本町通りよりさらに静かな佇まい


現在も残る道標


竹製の風鈴?


実に絵になる造形、何に使われるものでしょう

本町通りに戻ってきた


民家やお店が混在し、活気づく町並み


倉敷川に続くお気に入りの一枚


倉敷考古館は、なまこ壁の極み

最後までご覧いただきありがとうございました。
次回は、重森三玲のふるさと吉備中央町を訪ねます。







 



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