またまた土曜日の蒜山高原のお話です。
蒜山高原に来るとかならず寄るのが、ひるぜんジャージーランドです。目的は広大な山裾に広がる草原と放牧されているジャージー牛です。牛たちのかわいい瞳を見ているととても癒されます。
調べたところによりますと、このジャージー牛、生まれはイギリス海峡の小島、英領ジャージー島。フランス産ブルトン種とノルマン種をもとに、500~600年かけて改良を重ねてきたそうです。ホルスタイン種より小型ですが、人なつこくて従順なうえ、草を乳に変える能力に優れているそうです。このジャージー牛がニュージーランドを経て、蒜山にやってきたのは1954年のこと。山間での酪農に適したジャージー牛と蒜山高原の相性はピッタリだったようです。現在、日本で飼育されている約8,000頭のジャージー牛のうち、実に約2,000頭がこの蒜山で、すくすくと育っています。(参考:蒜山観光協会記事より)
写真は、牛舎で見た子牛たちです。そばに行くと近寄って来て甘えます。ほんとに人なつこいんですね。え!餌をくれると思って近づいてきただけ!?、そうかも知れません。でも頭をこすりつけてくるのは、やはり甘えているのでしょう!このかわいい子牛たち、雌なら乳牛に、雄なら食肉牛となるのでしょうが、耳に黄色い札をつけているのを見るとちょっぴり心が痛みます。