未熟なカメラマン さてものひとりごと

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おすすめ、しまなみ海道ウオークと海峡急流体験の旅

2011-11-16 23:27:05 | 旅行

歩きやすいしまなみ海道、自転車・歩行者専用道路 ほとんどが自転車を利用しています。

11月12日(土)毎年、参加している社会保険の健康ウオークに今年も参加しました。今回は、しまなみ海道の来島海峡大橋6キロを歩くコースです。起点でもある、道の駅「よしうみいきいき館」前でバスを降りると、突然、とてもいい匂いが・・・? 何とこちらの名物「七輪でのバーベキュー」で、テント下に専用コーナーがありました。この時間からバーベキューとは、何ともうらやましい限りです。(時刻は、9時半ごろ、道の駅HPの案内では、「七輪バベキュー」となっていました。)
さて、下から見上げるしまなみ海道、ループ状の自転車道がとても幾何学的で美しく見えます。
この勾配のある橋への道を、ワイワイガヤガヤと進むこと10分ほどで、しまなみ海道の来島第一大橋の上に出ました。今日は11月の中旬だというのに、とても温かく、しかもまったくの無風状態。青空が広がり、願ってもないウオーキング日和となりました。本四連絡橋でも、自転車・歩行者専用道路があるのは、このしまなみ海道だけです。終点のサンライズ糸山まで、約1時間半かけて歩きます。今回の参加者は、女性が29名、男性が10名でした。平均年齢は、それなりに高いのですが、さすが常連の皆さん、楽々と歩きます。

車では何度も通っている、この海道、このように眺めながら歩くのは、実に気持ちいいですね。空のブルーと、海のブルーの境目がわからないくらい清々しい青一色。橋の下を通過する、いろんな種類の船、そして島々、いったい何枚、写真を撮ったことでしょう。
しかし、注意しないといけないのは、自転車の往来、前から後ろからと景色に見とれていると、ついついぶつかりそうになります。
そして、全員が、なんなく完歩。サンライズ糸山で、全員が揃うのを待って、昼食場所のタオル美術館に向かいます。(円卓を囲む中華料理で、なかなかの味でしたよ。)
昼食が済むと、ふたたび、よしうみいきいき館のある下田水港に帰ってきました。ここから急流観潮船に乗り換え、全員黄色いライフジャケットを装着し、いざ出発です。ところで、ここでののぼりに「日本三大急潮」と書いてありました。一番有名なのが、鳴門海峡、二に、この来島海峡、三は諸説あるようですが、関門海峡のようです。ネットで調べると、日本三大急潮流というのもあってややこしいですね。
見学ポイントは、何か所かありますが、その場所に向かうときの船のなんとも早いこと。船には屋根は付いているものの、周囲には何もありません。時には波しぶきも飛んできます。当然、風も強いわけで、髪は相当に乱れ、覚悟?が必要です。巨大な橋桁や下から見上げる、海峡大橋はまさに、壮大というほかありません。
そして船は、お目当ての潮流が見られる場所にやってきました。アナウンスによると波の速さは最大10ノット(時速18キロ)にもなるそうですが、この日のこの時間(15時過ぎ)は5ノットから8ノットのようでした。さすがに鳴門の渦潮ほどとはいきませんが、小さな渦がいくつも確認できました。大潮には、直径10メートルの渦(八幡渦という)が見られるそうです。波がとても荒く、海が盛り上げって見える様は、本当に怖い感じです。船は、どんどん潮に流され、その速さが実感できます。
急潮を堪能したあとの次のポイントは、造船所です。波止浜湾には今治造船をはじめとする造船所がいくつもありました。左右に巨大な建造中の船や、修理中の船が壁のようにそびえたって見えます。ここまで入ってきてよいのだろうかと心配するほどでしたが、造船所の作業員の方が、二本の腕を上にあげてゆっくり交差させ、歓迎のあいさつ。
所要時間は、40分ほどでしたが、めったに経験できない、急潮体験に、皆さん、満足のご様子でした。(料金1000円、団体10名以上は10%引き)


急流観潮船は迫力満点
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