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今年の紅葉の様子はどうかと、市内美星町方面に下見に出かけました。例年、特に美しい国の名勝「鬼ヶ嶽」ですが、本格的な紅葉はまだまだ先のようでした。とにかく気温が高く、10月も末になるというのに、日中、半袖でも過ごせそうな異常気象です。なんとなく今年の紅葉は期待できそうにない、そんな気がしました。「鬼ヶ嶽」、国の許可が降りて昨年あたりからかなり整備が進められているようですが、完了にはまだまだ時間がかかりそうです。ただ、駐車場のスペースは十分確保されているようですので、安心しました。お店らしい建物もできていますので、紅葉を見ながら一服、というのもいいかもしれません。来年に期待したいと思います。
行きは、矢掛から入りましたが、帰りは、星の郷「青空市場」へ出て、野上町を通って帰ることにしました。この時期、いつも素晴らしいと思うのが、ススキの丘です。別にそのような名前が付いているのではなく、私が勝手にそう呼んでいるだけのことですが、道路の高度が最高点に達し、眼下に山並みが幾重にも見渡せるそこに、ススキの丘はあります。道路により、南北に分断されていますが、それはまるで県北のススキの名所、鬼面台にも似ています。(少々、オーバーかも)、ここを通るたび、降りて写真を撮ろうかどうしようか思いながら、結局、通過してしまう場所でした。側道があり、駐車スペースは十分です。ただひとつ、残念なことは、間に電柱が立っていることでしょうか。
そして、道路の北側の山道を歩いて登っていくと、広大な農地が開け、赤土色の畑に植えられているのはキャベツでしょうか。(たぶん、そうだと思いますが、違うかも)。そして畑の向こうに絵になる背の高い柿の木が2本立っています。青い空には秋雲が広がり、キャベツのグリーンとそれらが一体感となって、「何と美しい!」と感嘆の声をあげてしまいます。このような偶然の発見は、カメラを趣味としているものにとって、とてもうれしい瞬間です。
ただ、ここから奥は私有地のようですので、先には進めません。写真を数枚撮り、すぐに、この場所をあとにしました。季節が変わるとどのような野菜が植えられるのか、被写体と成り得るのか、とても楽しみです。
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