未熟なカメラマン さてものひとりごと

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笠岡湾干拓地の菜の花とうどん・そばの人気店

2012-04-06 22:12:31 | 観光名所

笠岡湾干拓地の菜の花畑

4月1日(日)笠岡湾干拓地の菜の花が見ごろとの情報を得て、早速、撮影に行ってきました。広大な笠岡湾干拓地、目印の「道の駅笠岡ベイファーム」の建物が見えても、まだ菜の花は見えません。国道2号線から入ると、菜の花畑の手前に高い道路があり、背丈の低い菜の花は隠れてまったく見えないのです。
さすがにこの時季、菜の花を見ようという多くの来訪者で駐車場は満車でした。それにしても、きれいな黄色。まさに満開です。菜の花の独特の香りは、どこか懐かしい感じがします。恋人同士や、小さな子どもを連れたファミリーが多く、誰もが皆、同じように記念撮影をしていました。この菜の花畑、以前は、笠岡空港のとなりにあり、養蜂のためのミツバチがブンブン飛んでいましたが、道の駅ができたことにより場所が移動しました。たまたまなのかも知れませんが、今日は一匹も目にすることはありませんでした。そういえば、チョウも見なかったですね。被写体としては、寂しい限りです。

菜の花は連作を嫌うようですので、来年は、場所が変わるかもしれません。
この笠岡湾干拓地、日本で3番目の広さを誇るそうですが、そのうち1,191haが農林省管轄の農業用地で、大規模農園や放牧などが営まれています。
菜の花畑は、7haで1000万本だそうですが、干拓地らしくフラット、一目で見渡せるので実に壮観です。
ところで、菜の花畑、日本で一番有名なのが、北海道滝川市の菜の花畑です。その作付面積、なんと150haといいますからすごいですね。背後に雪をいただいた山々が連なるカットや、緩い起伏のある丘もあり、被写体としては最高だと思います。一度は行ってみたいですね。

菜の花畑を堪能し、道の駅で特産物を見たあと、ベイファームをあとにしました。
次に向かったのが、うどん・そばのお店「麺処 吉川(きっかわ)」です。笠岡湾干拓地から、車で15分ほど。2号線を東に進み陸橋を渡ってすぐのところにあります。天草公園の南側です。私は、今回が初めてでしたが、幟が立っていたのですぐにわかりました。こちらでのお目当ては、そばです。実は、「風の駅いでたに」でそば打ちを習っているメンバーから、近隣でそばのうまいお店ということで、名前があがったのがこの店でした。

到着したのが、午後2時半ごろでしたから、時間的にもう、そばは終了しているのがわかっていました。このお店、ご主人が数年前に開業され、もともと手打ちうどんのお店でしたが、最近、そばも始めたとのことです。そばは、一日限定20食といいますから午前中に行かないとありません。カウンターに座ると、何ととなりの方が、おいしそうにざるそばを食べているではありませんか。念のため、「そばは終わっていますよね」と尋ねると、店員の方が、主人に念を押しながら「はい、終わりました」との返事。誠に残念、菜の花畑を見る前にこちらに来ればよかったと、思いましたが、もう遅い。通常は午前中で終わってしまうようですが、今日は特別に注文が入り余分に作ったようでした。しかたないのでざるうどんを注文しました。コシのあるなかなかの味です。
こちらのそば粉は、いろんな所から取り寄せられているそうです。ざるそば用は長野産や美星産、福井産、茨城産を使用し、かけそば用は北海道産・出雲産を使用しているようです。
壁に貼られた色紙に「高橋邦弘」とありました。あとで調べたら有名なそば打ちの名人でした。主人はこの方に師事しているようです。次は是非、そばを食べてみたいと思いました。

コメント
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