未熟なカメラマン さてものひとりごと

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小さな梅の名所を訪ねて 岡山県矢掛町 観照寺 平成28年3月6日(日

2016-03-16 00:28:53 | 神社・仏閣

見事な枝垂れです。

前日の土曜日、浜田市の三隅梅林公園を訪ねたばかりですが、どうも気になって今年もお隣の町、矢掛町の観照寺を訪ねることにしました。
確か、昨年も雨模様でしたが、今年も曇天で、いつ雨が降ってもおかしくない天気でした。

細い参道を車で進むと、山裾に駐車場が2箇所あります。駐車場からお寺の境内はすぐところです。脇門を潜ると、まず目に飛び込んでくるのがピンクの枝垂れ梅です。小ぶりですがその美しさには、感動すら覚えます。そして境内全体を見渡すと、白やピンクの色は残っていますが、ほぼ見ごろは過ぎていました。やはり暖かかったので今年は開花が早かったようです。



老木の盆栽も見事です。

このお寺で一番有名なのが、西側にある臥龍梅です。樹齢数百年、幹が根元からうねるように曲がり、まるで龍のようです。撮影に夢中になっていると、戸が開いて、寺の奥様から声がかかりました。
「お茶をどうぞ!」と勧めてくださいます。いつものことなので「はい!ありがとうございます」と遠慮なく上がらせていただきます。座敷にはストーブがあって茶菓子もたくさん用意されています。「今年はやはり、早かったようですね」と尋ねると、「はい!」と臥龍梅を指して、「年末から咲いていますよ!」とのことでした。



つくばいに落ちていた花弁

室内には、老木の盆栽がたくさん、展示されていて、とても見ごたえがあります。梅を栽培されている方から頂いて、養生をし、大鉢に植え替えたそうです。一番の楽しみは室内からガラス越しに見る、ピンクと白の梅の競演です。
小さいながら、とてもきれいに管理されていて、いつもながら感心してしまいます。
境内の梅の本数は、せいぜい10本ほどですが、とても癒される観照寺の梅です。


以下、昨年の満開の様子です。

(昨年) 部屋からガラス越しに見る満開の梅。


(昨年) 山里の落ち着いたたたずまいを見せる観照寺
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