令和元年(2019)11月17日(日)久しぶりに生口島の耕三寺博物館を訪ねました。平山郁夫美術館手前の一番近い観光駐車場は満車状態。一旦引き返し、臨時駐車場に車を入れました。
まさに観光シーズン、耕三寺(こうさんじ)前の通りは、多くの観光客で賑わっていました。
極彩色の山門を抜け、中門を潜ると、右側に受付があり、その向こうに礼拝堂、その先の石段を上がったところに五重塔が見えます。
耕三寺は30年余りの歳月をかけて建立された浄土真宗本願寺派の無檀家寺院です。
寺院の境内を博物館施設の一部として公開するという、全国的に見ても珍しい形式をとっています。
潮聲閣
今回は、初めて潮聲閣を訪ねることにしました。
潮聲閣は耕三寺建立発願の原点ともいうべき建造物で、書院造を主とした日本住宅と西洋風住宅である洋館とを複合させた大住宅となっています。
この建物は、大阪で事業を経営していた耕三氏が、故郷瀬戸田のご母堂の老後を慰めるため建築したものです。
受付のある土間から入ると、浴室、応接室と案内されますが、応接室の調度品は、中国清朝時代の家具です。つづいて案内されたご母堂の居間であった老人室の豪華さには圧倒されます。黒柿の見事な床柱、梅とセキセイの彫刻が施された欄間、124面の花鳥画が描かれた格天井は、それはため息の出るほど美しいものでした。
そして、仏間ですが、こちらも同じく天井は、格天井で各面に観音像が描かれていました。
応接室の調度品は中国清朝時代のもの
2階への階段正面にあった斬新なステンドグラス
老人室の欄間
床の間の見事な黒柿の柱
格天井に描かれた124面の花鳥画
仏間です。
仏間の格天井は観音像が描かれています。
未来心の丘への途中で見た見事な紅葉
燃えるような赤です。
枝先の紅葉が美しい。
未来心の丘
このあと、未来心の丘に向かいました。小高い眺望抜群の山の上にありますが、エレベータがあるので、車いすでも十分行くことができます。
大理石がふんだんに使用された庭園はまるで別世界。初めて行かれた方はきっと驚くことでしょう。3,000トンにも及ぶ大理石、このような山の上によく運んだものと、そのことに感心します。
眼下に、瀬戸内海の島々や造船所を見渡すことができます。
まさにインスタ映えする撮影スポットです。
ここでも、東南アジア系の外国人の姿を多く目にしました。
大理石のcafe
シンボル 光明の塔
絶好の撮影スポットです。
こちらのモニュメントは何を表現しているのでしょう。
可憐なモミジ
多宝塔です。
紅葉とよく合いますね。
境内の堂塔
未来心の丘のあとは、境内の堂塔を眺めながら降りていくことにしました。
それらの多くが、日本の歴史ある有名な建築物を模して造られていますが、驚くのがその豪華絢爛なことです。
特徴的なのは、西方極楽浄土をイメージし、繧繝模様(うんげんもよう)や丹色(にいろ)を多く取り入れて描かれていることです。
特に観光客から一番の被写体となっているのが、日光東照宮陽明門を模した孝養門です。
境内の堂塔など15棟が、国の登録有形文化財となっています。
さて、肝心の紅葉ですが、前日の11月16日から紅葉まつりが開催されたばかり、境内の紅葉は、まだまだ見ごろではありませんでしたが、紅葉していた一部を何とか撮影することができました。
お気に入りの一枚です。
救世観音大尊像
孝養門(向こう側)は日光東照宮陽明門を模しています。
向こうに見えるのが本殿です。
青い空に映える五重塔
浄土苑
まさに観光シーズン、耕三寺(こうさんじ)前の通りは、多くの観光客で賑わっていました。
極彩色の山門を抜け、中門を潜ると、右側に受付があり、その向こうに礼拝堂、その先の石段を上がったところに五重塔が見えます。
耕三寺は30年余りの歳月をかけて建立された浄土真宗本願寺派の無檀家寺院です。
寺院の境内を博物館施設の一部として公開するという、全国的に見ても珍しい形式をとっています。
潮聲閣
今回は、初めて潮聲閣を訪ねることにしました。
潮聲閣は耕三寺建立発願の原点ともいうべき建造物で、書院造を主とした日本住宅と西洋風住宅である洋館とを複合させた大住宅となっています。
この建物は、大阪で事業を経営していた耕三氏が、故郷瀬戸田のご母堂の老後を慰めるため建築したものです。
受付のある土間から入ると、浴室、応接室と案内されますが、応接室の調度品は、中国清朝時代の家具です。つづいて案内されたご母堂の居間であった老人室の豪華さには圧倒されます。黒柿の見事な床柱、梅とセキセイの彫刻が施された欄間、124面の花鳥画が描かれた格天井は、それはため息の出るほど美しいものでした。
そして、仏間ですが、こちらも同じく天井は、格天井で各面に観音像が描かれていました。
応接室の調度品は中国清朝時代のもの
2階への階段正面にあった斬新なステンドグラス
老人室の欄間
床の間の見事な黒柿の柱
格天井に描かれた124面の花鳥画
仏間です。
仏間の格天井は観音像が描かれています。
未来心の丘への途中で見た見事な紅葉
燃えるような赤です。
枝先の紅葉が美しい。
未来心の丘
このあと、未来心の丘に向かいました。小高い眺望抜群の山の上にありますが、エレベータがあるので、車いすでも十分行くことができます。
大理石がふんだんに使用された庭園はまるで別世界。初めて行かれた方はきっと驚くことでしょう。3,000トンにも及ぶ大理石、このような山の上によく運んだものと、そのことに感心します。
眼下に、瀬戸内海の島々や造船所を見渡すことができます。
まさにインスタ映えする撮影スポットです。
ここでも、東南アジア系の外国人の姿を多く目にしました。
大理石のcafe
シンボル 光明の塔
絶好の撮影スポットです。
こちらのモニュメントは何を表現しているのでしょう。
可憐なモミジ
多宝塔です。
紅葉とよく合いますね。
境内の堂塔
未来心の丘のあとは、境内の堂塔を眺めながら降りていくことにしました。
それらの多くが、日本の歴史ある有名な建築物を模して造られていますが、驚くのがその豪華絢爛なことです。
特徴的なのは、西方極楽浄土をイメージし、繧繝模様(うんげんもよう)や丹色(にいろ)を多く取り入れて描かれていることです。
特に観光客から一番の被写体となっているのが、日光東照宮陽明門を模した孝養門です。
境内の堂塔など15棟が、国の登録有形文化財となっています。
さて、肝心の紅葉ですが、前日の11月16日から紅葉まつりが開催されたばかり、境内の紅葉は、まだまだ見ごろではありませんでしたが、紅葉していた一部を何とか撮影することができました。
お気に入りの一枚です。
救世観音大尊像
孝養門(向こう側)は日光東照宮陽明門を模しています。
向こうに見えるのが本殿です。
青い空に映える五重塔
浄土苑