明日に迫った第31回全国高校女子駅伝、いったい優勝するのはどこの高校でしょうか。
まず、昨年の結果をおさらいしてみましょう。
2018年の予想と結果を比較する
大手スポーツ誌では、次のように分析しました。(紹介順を順位予想と見る)
合わせて、上位5人の3000m平均タイムと全国大会の順位、タイムを併記しています
予想順位 校名 予選・地区 3000m平均 全国順位 タイム
1位 仙台育英 ③1.08.23 ①9.15 → 3位 1.07.51
2位 長野東 ⑥1.08.54 ③9.17 → 2位 1.07.51
3位 須磨学園 ①1.08.04 ②9.16 → 5位 1.08.15
4位 神村学園 ②1.08.10 ⑤9.20 → 1位 1.07.25
5位 大分東名 ④1.08.43 ⑩9.25 → 4位 1.08.04
6位 薫英女学院 ⑦1.09.19 ④9.20 → 11位 1.09.09
7位 世羅 ⑧1.09.29 ⑧9.24 → 17位 1.09.52
8位 立命館宇治 1.10.26 ⑨9.25 → 7位 1.08.20
9位 豊川 ⑨1.09.34 不明 → 6位 1.08.16
10位 山梨学院 ⑪1.09.36 ⑫9.28 → 18位 1.10.08
11位 北九州市立 ⑩1.09.35 ⑮9.30 → 10位 1.09.03
番外 興譲館 1.10.55 ⑯9.31 → 8位 1.08.32
成田 ⑬1.09.52 ⑦9.24 → 9位 1.08.34
都道府県・地区大会の記録と、3000m平均タイム(上位5人)の2点がそのチームの強さの指標となります。2位の須磨学園が、5位に終わったのは意外でしたが、上位5位までには、多少順位は違うものの、ほぼ順当にその結果が出ていると思います。
次に今年の予想と、3000mの平均タイムを見てみましょう。
2019年の予想(大手スポーツ誌による紹介順を順位予想と見る)
予想順位 校名 予選・地区 3000m平均
1位 神村学園 ①1.06.32 ①9.10
2位 仙台育英 ②1.07.38 ②9.12
3位 立命館宇治 ⑤1.09.15 ③9.15
4位 須磨学園 ⑥1.09.16 ④9.17
5位 興譲館 ③1.08.41 ⑧9.27
6位 諫早 ④1.09.05 ⑩9.31
7位 筑紫女学園 ⑧1.09.35 ⑧9.27
8位 錦城学園 ⑦1.09.22 ⑤9.22
9位 成田 ⑨1.09.43 ⑥9.25
10位 長野東 ⑩1.10.26 ⑤9.24
11位 世羅 ⑪1.10.47 ⑦9.26
12位 常盤 ⑫1.10.52 ⑫9.31
やはり神村学園(鹿児島)か
今年の強さを見るには、昨年のタイムとの比較が一番です。
そうしてみると、上位で一番タイムを更新しているのは、興譲館ですが、次に更新しているのが神村学園です。3000m平均も昨年よりも10秒も早いタイムとなっています。
鹿児島県大会では、1時間6分32秒の記録、本番ではさらにタイムアップすることが予想され、1996年に埼玉栄が作った高校最高記録を更新するかが、注目されます。
また直近の3000mの競技会では、日本人5人が自己ベストをマークしまさに勢いに乗っています。
唯一の不安材料は、留学生シンシア。まだ本来の走りにはなっていないようです。
対抗1番手の仙台育英(宮城)
留学生ムソニが故障のため、本番でも登録外が決まっています。
しかし、日本人だけの予選会では、昨年よりも45秒も早いタイムを記録しています。
3000mの個々の自己ベストは、木村梨七の9分7秒30を初め、12秒から13秒台がずらり。それは、神村学園をも凌駕しています。
問題は、爆発的な力を持つ、神村学園のシンシアに対抗する手段。
シンシアがアンカーなら、それまでに20秒以上の差をつけておかなければ、昨年と同じく最終区で逆転されることになります。
立命館宇治(京都)、須磨学園(兵庫)昨年との比較
昨年は、100点中の60点、次年度は暴れると豪語した立命館宇治の荻野監督ですが、今年はずばり狙いに行くと話しています。
京都府大会は風の影響もあり、記録は出せませんでしたが、近畿地区大会では、見事に1位。
3000mでは、三原梓、村松結が好調で日本人トップクラス。不安材料は、村松灯が調整不足という点と、神村学園や仙台育英ほど選手層が厚くない点でしょうか。
しかし、3000m上位5人の平均タイムも9分15秒、1位を狙う位置にいるのは間違いありません。
そして、その立命館宇治と地区大会で互角に戦ったのが、兵庫の須磨学園です。
昨年は、予選会で全国1位という記録を持ちながら本番では5位に沈んでしまいました。
今年度、記録的には、樽本の9分16秒84を筆頭に、3000mの上位5人が9分20秒を切っていいます。
とびぬけたエースはいませんが、総合力で勝負します。
さあ、いよいよ本番です。
アクシデントの無いよう、無事に自分の実力を思う存分発揮し、悔いの無い、思い出深い大会に
していただきたいと思うのです。
まず、昨年の結果をおさらいしてみましょう。
2018年の予想と結果を比較する
大手スポーツ誌では、次のように分析しました。(紹介順を順位予想と見る)
合わせて、上位5人の3000m平均タイムと全国大会の順位、タイムを併記しています
予想順位 校名 予選・地区 3000m平均 全国順位 タイム
1位 仙台育英 ③1.08.23 ①9.15 → 3位 1.07.51
2位 長野東 ⑥1.08.54 ③9.17 → 2位 1.07.51
3位 須磨学園 ①1.08.04 ②9.16 → 5位 1.08.15
4位 神村学園 ②1.08.10 ⑤9.20 → 1位 1.07.25
5位 大分東名 ④1.08.43 ⑩9.25 → 4位 1.08.04
6位 薫英女学院 ⑦1.09.19 ④9.20 → 11位 1.09.09
7位 世羅 ⑧1.09.29 ⑧9.24 → 17位 1.09.52
8位 立命館宇治 1.10.26 ⑨9.25 → 7位 1.08.20
9位 豊川 ⑨1.09.34 不明 → 6位 1.08.16
10位 山梨学院 ⑪1.09.36 ⑫9.28 → 18位 1.10.08
11位 北九州市立 ⑩1.09.35 ⑮9.30 → 10位 1.09.03
番外 興譲館 1.10.55 ⑯9.31 → 8位 1.08.32
成田 ⑬1.09.52 ⑦9.24 → 9位 1.08.34
都道府県・地区大会の記録と、3000m平均タイム(上位5人)の2点がそのチームの強さの指標となります。2位の須磨学園が、5位に終わったのは意外でしたが、上位5位までには、多少順位は違うものの、ほぼ順当にその結果が出ていると思います。
次に今年の予想と、3000mの平均タイムを見てみましょう。
2019年の予想(大手スポーツ誌による紹介順を順位予想と見る)
予想順位 校名 予選・地区 3000m平均
1位 神村学園 ①1.06.32 ①9.10
2位 仙台育英 ②1.07.38 ②9.12
3位 立命館宇治 ⑤1.09.15 ③9.15
4位 須磨学園 ⑥1.09.16 ④9.17
5位 興譲館 ③1.08.41 ⑧9.27
6位 諫早 ④1.09.05 ⑩9.31
7位 筑紫女学園 ⑧1.09.35 ⑧9.27
8位 錦城学園 ⑦1.09.22 ⑤9.22
9位 成田 ⑨1.09.43 ⑥9.25
10位 長野東 ⑩1.10.26 ⑤9.24
11位 世羅 ⑪1.10.47 ⑦9.26
12位 常盤 ⑫1.10.52 ⑫9.31
やはり神村学園(鹿児島)か
今年の強さを見るには、昨年のタイムとの比較が一番です。
そうしてみると、上位で一番タイムを更新しているのは、興譲館ですが、次に更新しているのが神村学園です。3000m平均も昨年よりも10秒も早いタイムとなっています。
鹿児島県大会では、1時間6分32秒の記録、本番ではさらにタイムアップすることが予想され、1996年に埼玉栄が作った高校最高記録を更新するかが、注目されます。
また直近の3000mの競技会では、日本人5人が自己ベストをマークしまさに勢いに乗っています。
唯一の不安材料は、留学生シンシア。まだ本来の走りにはなっていないようです。
対抗1番手の仙台育英(宮城)
留学生ムソニが故障のため、本番でも登録外が決まっています。
しかし、日本人だけの予選会では、昨年よりも45秒も早いタイムを記録しています。
3000mの個々の自己ベストは、木村梨七の9分7秒30を初め、12秒から13秒台がずらり。それは、神村学園をも凌駕しています。
問題は、爆発的な力を持つ、神村学園のシンシアに対抗する手段。
シンシアがアンカーなら、それまでに20秒以上の差をつけておかなければ、昨年と同じく最終区で逆転されることになります。
立命館宇治(京都)、須磨学園(兵庫)昨年との比較
昨年は、100点中の60点、次年度は暴れると豪語した立命館宇治の荻野監督ですが、今年はずばり狙いに行くと話しています。
京都府大会は風の影響もあり、記録は出せませんでしたが、近畿地区大会では、見事に1位。
3000mでは、三原梓、村松結が好調で日本人トップクラス。不安材料は、村松灯が調整不足という点と、神村学園や仙台育英ほど選手層が厚くない点でしょうか。
しかし、3000m上位5人の平均タイムも9分15秒、1位を狙う位置にいるのは間違いありません。
そして、その立命館宇治と地区大会で互角に戦ったのが、兵庫の須磨学園です。
昨年は、予選会で全国1位という記録を持ちながら本番では5位に沈んでしまいました。
今年度、記録的には、樽本の9分16秒84を筆頭に、3000mの上位5人が9分20秒を切っていいます。
とびぬけたエースはいませんが、総合力で勝負します。
さあ、いよいよ本番です。
アクシデントの無いよう、無事に自分の実力を思う存分発揮し、悔いの無い、思い出深い大会に
していただきたいと思うのです。