訪問日 令和2年(2020)10月5日
出石は重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)に指定されている。辰鼓楼は、江戸時代、辰の刻(午前8時)に太鼓を打ち鳴らし、刻を告げたことから名付けられた。時計台となった今も出石の歴史を刻み続ける。
GOTOトラベルキャンペーンを利用して、一泊二日で山陰湯村温泉を訪ねることにしました。初日の最初の訪問地が、但馬の小京都といわれる城下町・出石でした。目的は町並み散策でしたが、出石といえば知る人ぞ知る皿そばが有名です。
中心部には、多くの店が並んでいます。出石は3回目の訪問ですが、今回は並んでも有名店のそばを食べてみたいと思いました。ネットでいろいろ情報を集めた結果、かなりの率で1位を占めていたのが、近又(きんまた)です。店の開店時間の11時ごろには、はや行列ができていました。
このお店、ホームページによりますと、ミシュランガイド兵庫2016特別版掲載店となっています。30分ほど待ってやっと順番が回ってきました。入口付近の厨房では、何人も集まって皿にそばをもっていました。
人気店・近又(きんまた)
出石手打ちそばの由来が書かれている
(近又)画像は2人前 5枚が1人前
玄そば(そばの実)を皮ごと石臼で挽いたものを使用し、そば本来のもつ香りと、手打ちならではの強いコシと確かな歯ごたえを味わうことができる。製粉は店内で行っており、「挽きたて」「打ち立て」「ゆがきたて」の「三たて」と、長い伝統の味を頑なに守り続けている。男性・女性20皿、子ども(小学生以下)15皿を食べると「皿そばの証」をもらえ、5枚集めると「そば通の証」が発行され、1年間無料になる特典も。さらに、大人男性50皿、大人女性40皿、子ども(小学生以下)30皿を10分以内で食べるとなんと永久無料(同店HPより)
(出石そばの特徴)
町を歩けば、至るところにそば屋の暖簾がゆれている。人口1万人の小さな町にそば屋がなんと50軒。出石を訪れて皿そばを食べない人はいない。ほとんどのお店で、1人前5枚のセットで提供されている。出石そばならではの薬味といえば、タマゴ・とろろ・ネギ・わさび・大根おろし。いろいろなバリエーションの味付けで、風味豊かな出石そばが味わえる。つゆはカツオと昆布の濃厚なダシが基本になっており、お店ごとの独自のアレンジで食べ比べるのも楽しい。
(つづき)
一番奥の座敷に案内されましたが、目の前に坪庭があり、ゆったりとしてとてもリラックスできます。注文するとすぐにそばが運ばれてきました。出石焼の小さな皿が5つ。生卵やとろろ、大根おろし、数種類の薬味と、とっくりに入ったそばつゆが用意され、食べ方の説明もしてくれます。
後ろのテーブルでは、短時間に何皿もそばを完食した人でしょうか、店の人から拍手を受けていました。
挽きたて、打ち立て、茹でたてで味はもちろん申し分なし、おまけに店員の明るく元気で親切丁寧な対応、これでは流行るのも当たり前ですね。
このあと、町並みを散策することにしました。おなじみの時計台・震古楼は出石のシンボルですが、曇天で逆光ぎみ、仕方ありませんね。ちょうど、テレビの番組の取材でしょうか、女優さんを先頭に町並みを歩くクルーを目にしました。
このあと、明治館、出石酒造酒蔵、資料館、家老屋敷、出石永楽館などを廻って次の目的地・城崎に向かいました。
町並み散策
古元屋は辰鼓楼近くの八百屋さん
消火栓の蓋は、やはりシンボル辰鼓楼
豊岡のゆるキャラ「玄さん」
そばの人気店 湖月堂内堀店
そばの人気店 正覚田中屋の風格ある店構え
そばの人気店 たくみや
テレビ番組の取材でしょうか
出石明治館 出石気多郡役所として明治20年に建造された木造擬洋風建物として。現在は展示館として保存整備されている
マンホールのデザインは、やはり辰鼓楼
本高寺山門
出石酒造
明治の大火にも焼け残った出石酒造の酒蔵。赤土の塀と虫籠窓が築250年の風格を感じさせる
豊岡市立出石資料館 明治時代の豪商稲富家の旧邸を資料館として改装し、出石藩ゆかりの資料を中心に展示している
庭園もある
にぎやかな通り
(家老屋敷)
出石城内にあった江戸後期の上級武士の居宅
大名行列の諸道具など出石藩に関する資料を展示
リアルな武士姿の人形
ふみ幅の狭い急な階段
天井は低い
(永楽館)
明治時代の工法で復元された近畿地方最古の芝居小屋
出石は重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)に指定されている。辰鼓楼は、江戸時代、辰の刻(午前8時)に太鼓を打ち鳴らし、刻を告げたことから名付けられた。時計台となった今も出石の歴史を刻み続ける。
GOTOトラベルキャンペーンを利用して、一泊二日で山陰湯村温泉を訪ねることにしました。初日の最初の訪問地が、但馬の小京都といわれる城下町・出石でした。目的は町並み散策でしたが、出石といえば知る人ぞ知る皿そばが有名です。
中心部には、多くの店が並んでいます。出石は3回目の訪問ですが、今回は並んでも有名店のそばを食べてみたいと思いました。ネットでいろいろ情報を集めた結果、かなりの率で1位を占めていたのが、近又(きんまた)です。店の開店時間の11時ごろには、はや行列ができていました。
このお店、ホームページによりますと、ミシュランガイド兵庫2016特別版掲載店となっています。30分ほど待ってやっと順番が回ってきました。入口付近の厨房では、何人も集まって皿にそばをもっていました。
人気店・近又(きんまた)
出石手打ちそばの由来が書かれている
(近又)画像は2人前 5枚が1人前
玄そば(そばの実)を皮ごと石臼で挽いたものを使用し、そば本来のもつ香りと、手打ちならではの強いコシと確かな歯ごたえを味わうことができる。製粉は店内で行っており、「挽きたて」「打ち立て」「ゆがきたて」の「三たて」と、長い伝統の味を頑なに守り続けている。男性・女性20皿、子ども(小学生以下)15皿を食べると「皿そばの証」をもらえ、5枚集めると「そば通の証」が発行され、1年間無料になる特典も。さらに、大人男性50皿、大人女性40皿、子ども(小学生以下)30皿を10分以内で食べるとなんと永久無料(同店HPより)
(出石そばの特徴)
町を歩けば、至るところにそば屋の暖簾がゆれている。人口1万人の小さな町にそば屋がなんと50軒。出石を訪れて皿そばを食べない人はいない。ほとんどのお店で、1人前5枚のセットで提供されている。出石そばならではの薬味といえば、タマゴ・とろろ・ネギ・わさび・大根おろし。いろいろなバリエーションの味付けで、風味豊かな出石そばが味わえる。つゆはカツオと昆布の濃厚なダシが基本になっており、お店ごとの独自のアレンジで食べ比べるのも楽しい。
(つづき)
一番奥の座敷に案内されましたが、目の前に坪庭があり、ゆったりとしてとてもリラックスできます。注文するとすぐにそばが運ばれてきました。出石焼の小さな皿が5つ。生卵やとろろ、大根おろし、数種類の薬味と、とっくりに入ったそばつゆが用意され、食べ方の説明もしてくれます。
後ろのテーブルでは、短時間に何皿もそばを完食した人でしょうか、店の人から拍手を受けていました。
挽きたて、打ち立て、茹でたてで味はもちろん申し分なし、おまけに店員の明るく元気で親切丁寧な対応、これでは流行るのも当たり前ですね。
このあと、町並みを散策することにしました。おなじみの時計台・震古楼は出石のシンボルですが、曇天で逆光ぎみ、仕方ありませんね。ちょうど、テレビの番組の取材でしょうか、女優さんを先頭に町並みを歩くクルーを目にしました。
このあと、明治館、出石酒造酒蔵、資料館、家老屋敷、出石永楽館などを廻って次の目的地・城崎に向かいました。
町並み散策
古元屋は辰鼓楼近くの八百屋さん
消火栓の蓋は、やはりシンボル辰鼓楼
豊岡のゆるキャラ「玄さん」
そばの人気店 湖月堂内堀店
そばの人気店 正覚田中屋の風格ある店構え
そばの人気店 たくみや
テレビ番組の取材でしょうか
出石明治館 出石気多郡役所として明治20年に建造された木造擬洋風建物として。現在は展示館として保存整備されている
マンホールのデザインは、やはり辰鼓楼
本高寺山門
出石酒造
明治の大火にも焼け残った出石酒造の酒蔵。赤土の塀と虫籠窓が築250年の風格を感じさせる
豊岡市立出石資料館 明治時代の豪商稲富家の旧邸を資料館として改装し、出石藩ゆかりの資料を中心に展示している
庭園もある
にぎやかな通り
(家老屋敷)
出石城内にあった江戸後期の上級武士の居宅
大名行列の諸道具など出石藩に関する資料を展示
リアルな武士姿の人形
ふみ幅の狭い急な階段
天井は低い
(永楽館)
明治時代の工法で復元された近畿地方最古の芝居小屋
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