ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

自然との調和と公害対策で環境に留意した大阪のゴミ処理施設「舞洲工場」。ダイナミックなゴミ処理の様子にビックリ

2023-05-13 | 大阪

大阪港にあるゴミ処理施設「舞洲工場」の見学に訪れたミモロ。

「あの塔、工場の煙突なんだって…お姫様がいるかと思った…」と。そう、まるでおとぎ話のお城を思わせる建物に感激しきり。

自然との調和をめざし、技術・エコロジー・芸術を融合させたデザインは、ウィーンの芸術家、フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーが手掛けた終盤の作品のひとつです。


ここは、「大阪広域環境施設組合」が運営する大阪各所で集められたゴミを処理する場所。
約33000㎡の広大な敷地に平成13年に完成した施設です。

事前申し込みで見学に来たミモロたちは、ゴミ処理施設の全容および処理の方法、環境への配慮の様子などのビデオを見たり、係の方にご説明いただいた後、工場内の見学に向かいました。

「ギャ~デカい!と思わず声がでるのは、大きなゴミクレーン。

ゴミ収集車からゴミピットというゴミを集めた場所から、ゴミを持ち上げて、焼却炉へと運びます。


ミモロの場所からは、大きいのは、わかりますが、実際、そのクレーンの歯は、ミモロの大きさと比べると、そのサイズに驚きます。


見学の窓の近くには、クレーンの操作の疑似体験ができるレバーが…さっそくやってみるミモロ。

残念ながら動くのはレバーだけ…「ビューン…」とやってる感覚を自分で声を出して…。

「すごいね~」と、工場の様子を窓から見つめるミモロたち


工場内の見学者がいる場所では、大きな音もせず、また匂いも全くありません。

収集された可燃性ゴミは、乾燥後、焼却され、灰になり、埋め立て処分場へと運ばれます。

その容積は、焼却前の20分の1以下に。

粗大ごみの処理もダイナミック。

「あ、ベッドのマットや自転車が持ち上げられてる…」
粗大ごみは、回転式粉砕機で小さく破砕され、鉄やアルミなど再利用できるものは集められ、それ以外は焼却されます。
「リサイクルできるのは、大切に使うんだ~」とミモロ。

いろいろな工場での作業の説明がわかりやすく説明されたパネルなども設置され、そこを学びながら進みます。


見学者コースには、いろいろな体験ができる場所があり、ここは、発電体験。

ゴミを焼却して発生する余剰蒸気は、発電に利用され、工場内で使用するすべての電力を賄っているのです。さらに余った電力は、電力会社へ。
ハンドルを回すと・・・

「あ、電気が付いたよ~」

つまりこの工場のエネルギーは、ここで生まれ、ここで消費されていることに…。

「あ、またクレーン体験の場所がある…」と、またもやトライするミモロ。
 
ここは、クレーンが操作できて、工場の中に掴んだゴミを入れると、処理されたものになって出てくる模型です。

「ここの工場の方、きっとUFOキャッチャー上手だよね~」とミモロ。「う~どうでしょね~」とそれを聞いた案内係の方。

そしてミモロたちが、見つめるのは、焼却作業を見守る「焼却設備中央制御室」です。
 
「あ、燃えてる…」と映し出された画面をミモロたちも窓越しに見学。

工場内の様子は、ぜひ実際に見学して学んでください…。

見学コースから見える建物は、緑の蔦が絡まっています。

窓の外にも、緑の木々が茂ります。

なんでもこの建物を設計したフリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏の意向で、蔦などを取り除かないように…と。

日本で、建物を管理する多くの場合、蔦や茂り放題の樹木は、剪定され、整えられてしまいます。でも、彼が望んだのは、歳月と共にその地域に馴染む建物なのです。
歳月さえもデザインとするのが、彼の特徴のひとつかもしれません。

工場内のあちこちには、彼の作品が飾られて、「まるで美術館みたい~!」とミモロ。


内装は、カラフルなタイルが柱や壁面などを彩ります。


約1時間にわたって見学した「舞洲工場」。

さぁ、もう一か所、近くの施設を見学しましょう。

「は~い…次は、何が見られるのかな?」とワクワクするミモロです。


*「舞洲工場」の詳しい情報はホームページで

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大阪で行きたい!ウィーンの芸術家フンデルトヴァッサーが手掛けた「ゴミ処理施設」の「舞洲工場」

2023-05-12 | 大阪

「すごい!」と、ミモロが感激の声を上げたのは、大阪港そばにある大阪市のゴミ処理施設「舞洲工場」です。

「ここが、ゴミ処理施設なの??まるでおとぎの国みたい…」と、興奮するミモロ。

4月のある日、ミモロはお友達に誘われて、京都から車で約1時間半かけて到着したのは、大阪湾を望む工場やスポーツ施設などがある此花区の北港と言われるエリアです。

「素晴らしいゴミ処理施設があるのよ~一度行ってみたいくて…」というお友達。「え?ゴミ処理施設??」とあまり関心を示さなかったミモロです。

事前申し込みで、誰でも無料で見学ができる「ゴミ処理施設」の「舞洲工場」。予約の時間前に、そのエリアに到着。近くの公園で、時間を過ごすことに…。

「わ~神戸や淡路島も見えるんだって…」

港の景色は、本当に開放的…時々上空を飛ぶジェット機…京都の日常から離れ、ちょっとした旅気分に…

「この近くで、2025年に大阪万博が行われるんだって…」とお友達。まだ何も建っていたい平らな敷地が港へと続きます。

ミモロ達の目的地は、そのエリアにある「大阪広域環境施設組合」が運営するゴミの焼却・最終処分場のひとつ「舞洲工場」です。
「あ、見えて来たよ~」

車の窓の外には、緑の木々の中に、大きな建物が現れました。
「ギャ~ここ??」と、想像していたゴミ処理施設とは、全く違う建物に、呆然とするミモロです。


建物には、緑の蔦が絡まり、工場を示す表示もその中に埋もれています。


「なんかおとぎ話のお城に来たみたい…」


受付で、ミモロ達を待っていた下さった係の方の案内で、建物の中へと進みます。


曲線と直線が絶妙に調和する廊下を、ボ~っとしながら、進むミモロ。


途中に目にしたエレキギターの扉は、まるで人の顔のように思われ、ギョっとするミモロ。


「あ、塔がある~あそこにお姫様いるのかも…」と、すっかり頭の中はおとぎ話のお城…

この塔も、もちろんゴミ処理施設の大切な施設です。

窓から下を見ると、ゴミの集積したトラックの入口が…その上には、緑の芝生が植わっています。


さて、このまるでおとぎ話のお城のようなゴミ処理施設は、

平成9年(1997)3月に着工され、平成13年(2001)4月に竣工。なんと4年の歳月で完成された施設で、敷地面積は約3万3000㎡、事業費には、約609億円が費やされました。

この施設のデザインを手掛けたのは、自然保護建築で有名なウィーンの芸術家であるフリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーです。

地域に根差し、技術・エコロジー・芸術の融和のシンボルとなるように意図されているのだそう。

自然界には、同一物が存在しないことから、建物のあらゆる部分は曲線で構成され、さらに自然との調和のため多くの植物で囲まれているのです。
「舞洲工場」の壁面には、燃焼する炎をイメージした赤と黄色のストライプが…


ウィーン芸術アカデミーで絵を学び、その後、世界を旅し出会った自然や景色が、彼の作品を育てます。絵画という平面の世界だけでなく、彼が強い関心を抱いたのは、立体の建築。さまざま商業デザインを手掛けると共に、市営住宅、ホテル、教会など、多岐にわたる建築を生み出しました。「自然環境との調和」を主張する彼の建築は、多くの人々の記憶と心に残るものに…。


日本の浮世絵にも強い関心を抱き、日本に滞在し木版画を製作したことも…。ゴミ処理施設は、彼にとって2番目の作品で、もうひとつは、ウィーンのドナウ川の畔に建つ「シュピッテラウゴミ焼却場」です。

「舞洲工場」は、彼にとっては最後の作品のひとつで、2000年71歳で永眠。残念ながら、その完成を見ることはできませんでした。「きっとすごく楽しみにしてたよね~」と、その話を聞いたミモロは、目を潤ませます。

「すごく温かい感じの作品がいっぱい…」施設内の各所には、彼の作品も見られ、まるで美術館のようでもあるのです。

まるでスペインの建築家ガウディを想像する方も多いかも…

施設内の本来の見学目的は、建物の見学ではなく、そこで行われている最新のゴミ処理の方法を理解すること。
そこでまず「大阪広域環境施設組合」としては、いかにこの施設が環境に配慮した仕組みになっているかをビデオで説明。

ミモロ達は、セミナールームで、お話とその仕組みを学びます。


それが終わったら、さぁ、工場内を見学です!

*「舞洲工場」の詳しい情報はホームページで

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大阪の台所「大阪市中央卸売市場」見学。肉や乾物などのお店もいろいろ。ランチは市場の食事処で

2023-04-17 | 大阪

「大阪の中央卸売市場って広いね~」と、早春のある日、ミモロは、「大阪市中央卸売市場」の見学に訪れました。


ここは、近畿の中核市場で、全国をはじめ、世界からさまざまな食材が入荷し、ここから、いろいろな町へと出荷されます。

「大阪市中央卸売市場」では、事前申し込みで、市場見学ができます。もちろん旅行会社が企画する見学ツアーも…。
見学時間は、朝8時45分からで、それは市場の仕事が終わった時間からということです。

見学には「大阪市中央卸売市場本場市場協会」の方が付き添い、せり場や、仲卸のお店などをめぐります。
ミモロのグループには、広報ご担当の方が、ご案内してくださいました。

「個人的に歩いちゃいけないんだよ~」とミモロ。そう、見学は、あくまでグループ単位で行動するのです。

「この蒲焼美味しそう~」と、市場には、ミモロが好物なものが至る所に…


この市場で取り扱いが多いのは、野菜・果物・水産ですが、そのほかにも乾物や漬物など、さまざまな食材の売り場もあります。

海苔や鰹節などの乾物も…

だしをとる昆布の種類の豊富です。

「おじゃこもある~」


「何か、お好きなものありますか?」とお店の方。

「はい、いろいろあるけど…なんかお得なものないかなぁ~」とミモロ。

見学の時間には、残念ながらすべてのお店が開いているわけではありませんが、それでも十分にお買い物ができる店舗の数が揃っているのです。

「あ、お肉も売ってる~」と足を止めたミモロ。

「大阪市中央卸売市場」にも肉店がありますが、大阪の南港に、大きな食肉市場があるのです。
このお店には、ソーセージなどの加工品も種類豊富で、ミモロは、興味津々。


さらに食材以外に、飲食店などで使う飾りや道具も買うことができます。


つまり、ここに来れば、食に関するあらゆるものが揃うのです。


さて、見学を終えて、ミモロ達は、再び市場の中の管理棟で、市場広報のビデオを視聴。

市場や食への関心と理解を深めるための時間です。

「食の安全や安定した供給に、中央卸売市場って、大きな役割を果たしてるんだね~」とミモロ。

「こんなにお買い物しちゃった~」と、この日、ミモロが購入したのは…

「全部大好きなものばかりだよ~市場見学に行くときは、大きなバッグ持参をおすすめ~」と。

ミモロが参加した「大阪市中央卸売市場」見学の最後は、管理棟の16階にある「魚河岸たちばな」でのランチです。

魚河岸の食事処らしく魚がいっぱい…

窓からは、大阪の町が…


*「大阪市中央卸売市場」の詳しい情報はホームページで

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年内にリポートしたいこと。大阪の「笑いの殿堂」の「なんばグランド花月」見学。

2021-12-28 | 大阪

京都から京阪電車と地下鉄御堂筋線を乗り継いでやって来た大阪なんば。

その中心的存在が「笑いの殿堂」と称する吉本興業の「なんばグランド花月」です。

昭和14年(1939)に千日前に開場した「大阪花月劇場」を前身として、その老朽化に伴い新たな劇場として、昭和62年に開場。2012年には大規模改装工事で、劇場、飲食店、ショップなどが充実。いっそう楽しい場所になりました。

入口には、テレビなどでお馴染みの芸人さんたちの名前がズラリ~


この日は、時間がなくて、ミモロは館内の見学だけをすることに…。

館内には、大阪の演芸に関する資料の展示コーナーもあります。


大正・昭和に活躍した「しゃべくり漫才」の先駆者 花菱アチャコと横山エンタツの写真が…。
現在の漫才のスタイルを作り出した笑いの天才と言われます。


戦後の暗い時代に、人々に生きるパワーを与える笑いを届けた方々です。「どんなに苦しい状況でも、人間だけが笑うことができるんだよね~」とネコのミモロ。それは現在のコロナ禍の状況にも当てはまることなのでは?

「あ、すっちーさんだ~」とミモロが大好きなタレントさんのすっちーさんのパネルもあり、ミモロは大喜び。

今も、すっちーさんは、おばさんだと思っているミモロです。「おじさんだなんて信じたくない~」とのこと。

さて、1階には、大きなスペースでさまざまなオリジナルグッズが並ぶショップがあります。


タレントさんをモデルにしたグッズも種類豊富。訪れる人のお土産に大人気。
「あ、チコちゃんのもいろいろある~」

「すごいキティちゃんもアニマル柄の洋服着て、大阪ぽくなってる~」

人気者のキャラクターグッズも揃っています。

「今度は、劇場で大笑いしたね~」というミモロでした。


ここでは、年末年始を含め、365日公演が行われます。「初笑いにもいいかもね~」と

*「なんばグランド花月」の詳しい情報はホームページで

ところで、「なんばグランド花月」のある界隈は、「道具屋筋」といわれ、刃物、台所道具など、いろんな道具を扱うお店が軒を連ねています。

「わ~いろんなものがある~ゆっくり見たい~」と思うミモロですが、今回は、時間がなくて通り過ぎただけ。

ぜひ、いつかゆっくりリポートしますね~。

「大阪のこといろいろ教えてくださってありがとうございます」とミモロがお礼をいうのは、関西の観光情報を伝える業界紙「トラベルニュース」の会長さん。

「これからもディープな大阪教えてくださいね~」とミモロ。「はい、まかしとき~ミモロちゃんの読者に大阪好きになってもらいますよ~」と、来年も楽しみにしているミモロなのでした。

2025年に大阪万博を控えた大阪の町は、ドンドン変化し、ますます魅力的に…。
関東の人が抱く大阪のイメージは、本当にごく1面に過ぎません。京都よりも歴史が深い大阪…。商業、文化の町として歩み続けているのです。

「来年もいろいろリポートしますね~。だって、京都から1時間で行けるんだよ~」とミモロ。京都からの日帰り旅にぜひおすすめです。


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年内にリポートしたい2021年のいろいろ。本場の大阪の文化演芸を教わった「道頓堀ミュージアム並木座」

2021-12-27 | 大阪

2021年は、大阪がグッと身近になった年に…。ミモロは、毎月のように大阪に出かけました。
この日は、講談師の旭堂南龍さんの高座を聞きに…。

会場は、今年、何度も訪れた「道頓堀ミュージアム並木座」です。

出町柳駅から京阪電車の特急に乗って1時間ほどで到着する大阪。御堂筋線や谷町線など、地下鉄も何度も利用して、少しずつ大阪の地理がわかるようになってきました。

「やっとひとりで来れるようになったの~」とミモロ。

ここは、以前にもご紹介したように江戸時代から大阪の人たちに愛され続けた歌舞伎や文楽、落語、講談などの舞台の魅力を紹介する場所。館内は、まるで江戸時代の芝居小屋のよう…


すでに何回か訪れているミモロは、ここに来るのをいつも楽しみにしていました。
「今夜は、講談と落語が聞けるんだって~」と。


9月17日に行われた演目は、講談師の旭堂南龍さんが毎月行う「なんりゅうの挑戦」という企画です。


毎回、いろいろな話題の人と共に新たな高座を作り上げるのです。
熱のこもった語りに、会場の人たちは引き込まれていきます。

この日、一緒に高座に上がるのは、落語家の月亭希遊さんです。

古典から新作まで幅広く手掛ける若手落語家さん。ショートショートの作品もSNSで発表しているそう。

二人のトークコーナーも楽しいもの。
「今まであんまり講談や落語を聞く機会なかったけど、想像力が刺激されるね~」とミモロ。映像がない語りの世界は、YouTubeなどとは異なり、聞く人の頭に浮かぶ映像はきっとそれぞれ異なるはず、それが脳を刺激する気がします。

「講談って迫力ありますね~」とミモロ。「ぜひ、またいらしてくださいね~」と旭堂南龍さん。


「なんか思わず笑っちゃいました~」とミモロ。「楽しんでもらえてうれしいです」と月亭希遊さん。


さて、別の日には、数々の舞台の背景やテレビ、映画のタイトルの文字デザインを手がける竹内志朗さんの講演会へ。


竹内さんのお仕事は、舞台の背景のデザイン。

それぞれの演目の場面に合わせた背景を描きます。

演目の内容を熟知し、場面ごとに、役者さんの動きなどを考慮し、適切な背景を描く仕事は、まさに経験と技術が必須。
「どこでどう役者が動くか、それを一番効果的に見せるために何が必要か、どこに配置するかを、よく考えなければならないんです」と。

また、タイトルの文字は、作品の魅力を瞬時に感じさせるパワーが必要。「1作を書き上げるのに、最低500枚は書きますね」とおっしゃる竹内さん。

「あ、剣客商売の題字も竹内さんの作品なんだ~」ミモロが大好きな時代劇のひとつです。


舞台やテレビ、映画を支える人のお話は、本当に興味深いものでした。

「これからもいろいろ面白い企画やりますから、ぜひ、またいらしてくださいね~」と「道頓堀ミュージアム並木座」の山根さん。


来年の企画も楽しみです。ぜひ、一度「道頓堀ミュージアム並木座」へ。

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