冬になり、城崎温泉へは、カニを食べに大勢の人がやってきます。
ミモロは、一足先に城崎温泉を訪れました。その時のリポートです。
「城崎温泉と言えば、外湯めぐりだってー。案内所の人が言ってたよー。いろんなお風呂があるんだってー」と、温泉好きのミモロは、ウキウキ。
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城崎温泉の外湯めぐりは、全部で7軒。週末は、すべてオープンしていますが、平日は、それぞれ休館日があります。また、7つの湯は、まるで七福神めぐりのように、おのおのの湯にご利益があるんです。
駅のそばの駅舎温泉「さとの湯」。
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目の前を流れる円山川を眺めながら入れる温泉です。
13:00~21:00 月曜休み ¥800
お地蔵様が、敷地内から出たことから名づけられた「地蔵湯」。
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モダンなお風呂が評判です。入口には、お地蔵様がお祀りされています。
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7:00~23:00 金曜休み ¥600*家内安全、水子供養、救いの湯
温泉地の中央を流れる大渓川に沿って、ミモロは、温泉街の奥へと進みます。
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川沿いに沿うように温泉場が。ここは「柳湯」。柳の木の下から湧き出た湯。「あ、足湯もあるー」
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15:00~23:00 木曜休み *子授安産の湯
「わー温泉街には、お店もいっぱい…」
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「なんか、立派な風格ある建物ー」とミモロが立ち止まったのは、「御所の湯」。なかなか人気で、大勢の人が入っているよう…。
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7:00~23:00 第1.3木曜休み ¥800 *火伏、良縁にご利益のある美人湯
「御所の湯」の隣りには、温泉の神さまをお祀りした「四所神社」があります。
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「湯上りに、寛ぐのにいいかも…」
湯の里通の終わりから橋を渡ると、「まんだら湯」がありました。
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「ここはちょっとお寺風の建物」15:00~23:00 水曜休み ¥600 *商売繁盛、五穀豊穣、祈願の湯
この湯があるのは、観光客も少ない静かな木屋町通沿い。春は、桜が美しいそう。
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「えーとまだ、いくつか残ってるー」ミモロは、一度宿にチェックインをして、再び温泉街を歩くことにしました。
「ジャーン!この方が温泉地の気分が出るでしょ」と、浴衣に着替えて来たんです。
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浴衣姿で向かったのは、「一の湯」。天下一の湯ということから名づけらたそう。
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建物は、歌舞伎座を思わせるものといわれ、温泉地の中心部に位置する城崎温泉を代表する湯。7:00~23:00 水曜休み ¥600 *合格祈願、交通安全、開運の湯
「やっぱり温泉街を歩くなら、浴衣だよねー」
川沿いのベンチで、のんびり。
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そして、7つめは、「鴻の湯」。温泉街の一番奥にある山里風の建物です。(なぜかここだけ写真がどこかへ…ごめんなさい) 7:00~23:00 火曜休み ¥600 *夫婦円満、不老長寿のしあわせ招きの湯
7つの外湯を見て廻ったミモロです。「わーん、見て廻るのに忙しくて、温泉に入る時間がなくなっちゃたー。夕ご飯食べてから、また来ようー」
夕暮れ迫る温泉街を、宿を目指して急ぎます。
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「あら?クマちゃん、なにを急いでるのー」と声を掛けた方が。
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温泉街で、長らく喫茶をなさっているという「カフェこやま」
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「あのーネコなんですけど…」とミモロ。「あ、ごめんなさい…湯上りにぴったりのデザートがいろいろあるから、ぜひ、また来てね」と。「うー美味しそうなものが…」夕食の時間が迫るミモロは、後ろ髪を引かれつつ、その場を後にしました。
*城崎温泉のお店は、夕方、一度閉店して、再び、夜にオープンするところが多いのが特徴。夕食後、外湯を楽しむ観光客のための温泉街のおもてなし。夜は、昼間より、いっそう温泉街の情緒が高まります。射的場やゲームセンターなど、昔懐かしい遊び場も。
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外湯をスタンプラリーの要領で、全部まわると、記念品のおしゃもじがもらえます。
宿によっては、外湯めぐりの割引券やフリーパスを用意してくれるところも。
「一度に全部制覇するのは、大変かも…」とミモロ。
ちなみに、生きた動物の入浴は、一切できません。あしからず…。
「やっぱり城崎温泉って、情緒あるよねー」と、観光客が、夕食へとそれぞれの宿に入り、静かさが、もどった町を眺めながら、歴史ある温泉地の風情に浸るミモロです。
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