「へぇ~いろんな鉱物標本がいっぱい~」と、ある日、ミモロはお友達に連れられて「益富地学会館」へ出かけました。
通称「石ふしぎ博物館」という「益富地学会館」は、「京都御苑」の西、「護王神社」の近くにあります。
1979年に鉱物研究者の益富壽之助博士が、地学研究を志すあらゆる人の助けになるようにと設立。1991年に財団法人になりました。
展示公開は、週末の土日と祝日で10:00から16:00に開館しています。入場料は300円。18歳以下は無料です。
3階建ての建物の1階は、多目的スペースやミュージアムショップで、2階は、図書室と研究室、そして3階が展示室です。
ミモロたちは、階段を上がり3階へ。明るい展示室には、たくさんの展示物が…。
「なんか見たことないものもいっぱいある~」とミモロは興味津々で、次々に見ていきます。
主な展示物は、国内外の鉱物、岩石、化石、地質標本など。益富博士が収集したものだけでなく、全国からもさまざまな標本などが寄贈されたりと、年々、その内容は充実しているのだそう。
特別地質学に詳しいわけではないミモロでも、「あ、三葉虫とアンモナイトの化石だ~」と本で見たことがあるものも。
「カニとブナの葉っぱの化石だって~」時を閉じ込めた化石…そこには、長い時間が目の前に…。
「カニさん、閉じ込められちゃったのかな?」
また、恐竜の歯や骨などもいろいろ見られます。
「きゃ~これ恐竜の卵だって~」
「かわいそうに、孵化する前に化石になっちゃったんだ~この中に恐竜の赤ちゃんいるのかな?」と興味津々。
ここには、地学の専門家がいらして、時間があれば、訪れた人のさまざまな疑問にも答えてくださるそう。
「いらっしゃい~じゃ、このクイズ答えてみてください~」とミモロの前に透明な石のサンプルが並びます。
「どれが水晶でしょうか?」というクイズです。ミモロは、プラスチックとガラス、水晶のサンプルを持ったり、のぞいたり…
「う~これだと思う…」と解答します。「はい、正解…」屈折率と重さから推察できました。
「あれ~ミモロちゃんの目が飛び出して見える~」屈折率が大きな石をのぞくと、ミモロの前が浮き上がってきました。
「不思議な石がいろいろあるんだね~」と。
「エ~イ!」とミモロが頭に石を載せました。「大丈夫?」と心配するお友達。
なんとミモロは石を頭にのせたまま、立てるではありませんか?「これ軽い石なんだよ~」と。
そして、いい音がする石もあります。
珍しい石に出会ったミモロですが、身近な石でも、それぞれ誕生には、たくさんの時間が含まれているのです。
地学などに関する書籍も多く、思わず時間が過ぎるのを忘れてしまいます。
「また、覗こう~」と思うミモロ。なんとここには、年間数千人の来場者があるそう。海外からの来場者も…。
*「益富地学会館」の詳しい情報はホームページで
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