ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ご先祖様をお迎えする「六道まいり」。「六道珍皇寺」と「六波羅蜜寺」撞く迎え鐘

2024-08-11 | 祭事・神事・風習
「もうお盆なんだよね~」と、ミモロは、ご先祖様をお迎えに「六道まいり」に向かいます。

五条坂から、住宅地を抜けて、到着したのは、「六道珍皇寺」です。


京都では、盂蘭盆(お盆)を控え、8月7日~10日に、ご先祖様の精霊をお迎えする「六道まいり」をする風習があります。

「ミモロのママの子供の頃は、伊豆のお家でお盆を迎えると、門の前で松の木の束に火を灯し、ご先祖様をお迎えしたんだって~」京都は、火事が多かったためか、火を使う迎え方はありません。

「ギリギリになっちゃった~ご先祖様待ちくたびれてるかな??」といいながら、9日に向かったミモロです。

お寺の入口付近は、仏壇の前にお供えするお花や槇を扱うお店が並んでいます。

「あ、ホウヅキもある~これも仏壇に飾るんだよね~」

境内にある鐘撞堂には、迎い鐘を撞く人たちが列を作ります。

綱を引っ張り、鐘を撞きます。「ゴ~ン」と1回鐘が鳴り、その余韻を聞きながら、祈ります。

本堂の前には、塔婆を書いてくださる方々がずらり。ミモロは、本堂にロウソクを1本お供えしました。


さすが、猛暑の昼間…熱中症を警戒し、参拝者も少な目。

「やっぱり夜にならないと、みんな来ないよね~」。そう、やはり昼間の外出には、覚悟を必要。

観光客も少ない道を、ミモロは、「六波羅蜜寺」へ向かいました。


8月8日~10日の夜20時~21時に「萬燈会厳修」というご先祖様をお迎えし、七難即滅などを祈願する法要が行われます。


「前に来たことあるね~今年は、昼間しか来れないから…」とミモロ。

でも境内にある迎え鐘のお堂へ。


「ヨイショ!」と太い綱を引っ張り、鐘を撞きます。

「ゴ~ン」と地下から響く鐘の音…。
何度も迎え鐘撞いたら、ご先祖様嫌がらない??「わかってるよ~もういいよ~っていうかな?」とミモロ。
ところでミモロのご先祖さまって誰?「う~ママのご先祖さまだよ~でも、お墓は、京都にないけど、来てくれるかな」と。


「こんにちは~」と、毎年、お正月に参拝する弁財天さまにお詣りも忘れません。


「あれ~誰もいない~」お寺の前の道には、人影もまばら…。

「早くお家に帰ろうよ~」とさすがのミモロもフラフラに…。

お盆になっても暑さが続くと予想される京都です。くれぐれもご注意くださいませ~

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