「ここ登るんだよね~」巣箱がある木まで、急な山道を進みます。
京都左京区の最北端の山里久多の谷で、自然観察と保全の活動をする「ビーバーの山の会」。
動物たちの様子を赤外線カメラなどで撮影も…
「ミモロちゃん、そこに立たないで~」「あ、ごめん…」とカメラの前から、慌てて逸れるミモロです。
「う~今回は、映ってないなぁ~」と、動物の生態調査などをなさる堀田先生。
山の動物たちを調査するために、昨年、巣箱を設置。その様子を、山に来るたびに確認しています。
山に4つの巣箱を設置。それぞれの中の様子を確認します。
「ここだけ、暮らした形跡がありますね~」
巣箱には、枯草などが運ばれ、フワフワのベッドのようになっています。でも、今は、この住民はいないよう。
「ここで、雛育てたのかな?」とミモロ。でも、羽などもないことから、長期間滞在していたとは思えません。
「いい巣箱なのにね~気に入らないのかな?」と、ちょっとがっかり…。
動物たちの好みは、いろいろのよう…。
「待って~」急な斜面をロープを頼りに登ります。
あれ?ミモロは、ネコなんだから、こういう場所も得意なはず…なのに~
「え~ミモロ、ネコだけど、2足歩行だから~」と。
久しぶりに訪れた山には、この時期、貴重な植物が育っています。
「わ~可憐な雰囲気が素敵だね~」とミモロがいうのは、イワタバコ。
イワタバコ科の多年生植物で、湿った岩場などに育ち、その葉がタバコの葉に似ていることから、この名に。
「タバコの葉っぱって知らない…」とミモロ。なんでも葉っぱは、食用にもなるそう。今や生育が少なくなっている貴重な植物のひとつです。
山の中に入ったミモロ達は、立ち止まっては、植物などを観察します。
午後15時近く…「そろそろ山を下りましょう」「は~い」
夏の山で注意しなくてはいけないのは、ヤマヒル。
「キャ~ヒルが付いてる~」堀田先生の腕に、血を吸って、丸々と太ったヒルが…
「どこで付いたんだろ?」夏の山に入るときは、手首、足首などあらゆる首回りをカバーして、ヒルが入る隙間を作らないようにしましょう。
お昼ご飯を食べたウッドデッキに戻って来たミモロ。
目の前の大きなトチノキは、この山を見守る大切な木。
「でも、前は、葉っぱが茂ってたのに…」そう、大木には、苔や宿り木が茂り、以前とはかなり雰囲気が違っています。
「どうぞ枯れませんように~」トチノキに祈るミモロです。
「みんな降りてきて~また、来月ね~」
自然観察や環境保全に興味のある方…ぜひ、いっしょに活動しませんか?
*「ビーバーの山の会」の詳しい情報はホームページから
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