西宮の「辰馬本家酒造」の「白鹿蔵開き」に来ているミモロ。工場のそばにある「白鹿記念酒造博物館」(酒ミュージアム)へ。

「こっちは、酒造館だって~」。「酒ミュージアム」は、いろいろな企画展示をする「記念館」と酒造りのことがわかる「酒造館」の2館で構成され、共通券500円で拝観できます。
この日は、13時から学生さんによる館内の案内イベントが開催。

「ちょうどよかったね~きっとよくわかるね~」と、その時間に行くことに。
案内するのは、「大手前大学」の学生さん。1946年に大坂城の大手前付近に、前身である「大手前文化学院」が創設。西宮にも大学の施設があり、「辰馬本家酒造」の社員にも多くの卒業生がいるのだそう。
「白鹿記念酒造博物館」の「酒造館」の案内は、初めてのこと。ご指導なさる先生も、その様子を見守っていらっしゃいました。

「西宮」の地域の活性化などを目指すもので、地域やそこに訪れる人たちとの触れ合いを通じて、学生たちにさまざまな経験をもたらすもの。
案内は、クイズ形式で、訪れる人への関心を促すスタイルです。
入口付近にも、クイズのパネルや資料を持った学生さんの姿…

ミモロは、そこにある大八車に興味津々。

「この下の石はなんのためにあるんでしょうか?」と尋ねられたミモロ。
「は~い!大八車のレールでしょ!」と答えます。「はい、正解!重い酒樽を積んで、荷物を積み込む船のところまで続きます」と。

レールの幅は、大八車の車輪の幅。お酒を入れると、ひと樽40キロほどになり、大八車には数個が積み込まれ、それを人力や馬で曳いたそう。石のレールには、車輪が軌道からずれないように窪んでいる箇所も見られます。
そこからさらに敷地内の奥へ。酒造りに関係する道具が次々にミモロの前に現れます。

「わ~広い~」館内には、大きな酒造りの樽など、さまざまな道具の展示が。

江戸時代の酒造りの遺構も。この発掘には「大手前大学」も関わったそう。

酒の仕込みを伝える展示…

酒樽の中にいるような心地になる場所も…「発酵してる音がするみたい~」

巨大な酒樽…かつえ、これがいくつも並んでいたのです。

今や衛生面および効率面から、近代化された酒づくりの行程ですが、昔から本当に多くの工夫をしていることが理解できる展示。

酒造りの行程の要所要所で案内する学生さんたち…



実は、この企画は、今回が初めて。事前に見学したり、いろいろな資料を集め、読んで、クイズを作ったそう。
「案内にクイズって、すごくいいよね!来場者にともかく関心を抱いてもらうことが大切だよね~」と、ネコながらガイドの経験豊かなミモロ。またクイズにも結構うるさいのでした。
「辰馬本家酒造」の歴史を物語る展示も多数。

日本の文化である日本酒への関心を抱く外国人観光客に、より多く来て欲しい「酒ミュージアム」です。
<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
ミモロオリジナルグッズがいろいろあります~見てね!
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます