「これに触って、患部を摩ると、そこにある腫物やガンを封じることができるんだって~」と、ミモロは、首の周りの汗疹を封じようと…トライ!
この石があるのは、「京都御苑」の西側、烏丸通に面した「菅原院天満宮」です。
京都には、いろいろな場所に菅原道真所縁の神社があり、ここもそのひとつ。
菅原道真をご祭神に祀る神社で有名なのは、「北野天満宮」ですが、ここは、彼が生まれた場所と言われ、後に創建された神社です。
彼が生まれただけでなく、ひいおじいさまから、ずっとお住まいにされていた場所で、学者など文人としての家系の礎の地です。(道真誕生の地には、諸説あり…)
「きっと北野天満宮より、ここの方が、道真さん自身には、懐かしい場所だよね~」とミモロ。確かに、「北野天満宮」は、道真の御霊をおさめるために創建された神社ですから、彼自身は、知る由もありません。
太宰府に流された道真にとって、帰りたかったのは、きっとこの場所…一族が過ごしたところです。
天満宮には、必ずある牛の手水…そこでお清めをして…
本殿に参拝します。
実は、この神社は、前を何度も通りながら、真剣にお詣りしたのは、今回が初めて…それは、門にところにある看板で
「腫物やガン封じの御利益があるんだって~」と、このところの暑さで、毛皮のミモロは、首の周りに汗疹が…
それを少しでも軽くしたい…そんな思いから参拝することに…。
「ここだ~」境内に見つけた「梅丸大神」の社。
なんでも、この社の鎮座した年代などは不詳ですが、昔から、巷では、できものが治る神様として崇敬されているのだそう。お詣りを重ねると、ガンの影が薄くなったとか、手術が成功したという人もいるのだとか???
ガンの再発防止祈願などに訪れる人も…。
「汗疹なら、直してくれるかも…」というミモロです。
社務所では、ガン封じのお守りなども授与されます。
境内の一角にある「初湯の井戸」
菅原道真が、初湯に使われた井戸で、平安時代そのままの姿だとか。深さ8mほどの井戸で、現在は、地下25mから水が汲まれ、そこにはミネラルが豊富にふくまれているのだそう。
そばには、その水が汲みやすいように蛇口付の水場が…
ペットボトルを持参する人たちも多いそう…。
御朱印も梅がデザインされたものなど…
ちなみに、「京都御苑」にある「厳島神社」の御朱印は、ここで授与されています。
丑年生まれの菅原道真。ご本人、どこまで牛が好きだったかはわかりませんが、牛と梅は、天満宮のお約束のアイコンです。
「黒毛和牛さんだよね~」と親しみを込めて寄り添うミモロ。
京都に来たら、「北野天満宮」と共に参拝に来ては?
地下鉄烏丸線「丸太町」から徒歩5分です。
*「菅原院天満宮」の詳しい情報はホームページで
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