ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

百万遍手づくり市で、見つけたカワイイ木のおもちゃ。大津に工房をもつ東秀雄さんの温もりあふれる作品

2012-12-26 | ものづくり

今年、ミモロは、京都の各所で開催される手づくり市やフリーマーケットに出掛け、そこで、さまざまな作品をつくる作家さんや職人さんに出逢いました。

なかでも、今出川通沿いの百万遍の知恩寺で、毎月15日に開催される手づくり市は、お気に入りのひとつで、3回ほど訪れました。
この市は、人気で、出店者も多く、抽選で行われるので、毎月、同じお店が出ているとは限りません。

晩秋にある目的で、この市を訪れたミモロ。
「木工の職人さんのお店ないかなぁー」と、境内の中を歩き回り、木工のお店を探します。「うーなかなか思うような木工のお店がないなぁー」と。木の作品を作る方は、多いのですが、ミモロが探しているのは、轆轤引きができる作家さんです。

しばらく境内をアチコチ歩き回り、「もう、見つからないかも…」と諦めかけた時、「あ、ここなら、ミモロが欲しいものがあるかも…」。

そのお店は、可愛らしい木のおもちゃがいろいろ並んでいるお店。「あ、これ車を乗せて運ぶトレイラー」

「シュシュポポー」ミモロが遊ぶのは、汽車です。
「こんなの欲しいなぁー」。ミモロにぴったりのママゴトのキッチン。

ミモロ、遊んでていいの?お願いごとするんでしょ?
「うーん、待って、まだ遊びたいから…」と、今度は、ピアノに夢中です。


「なにをお探しですか?」と、そんなミモロを見て、木の工芸作家の東秀雄さんと奥様が声を。


「あのー。お餅つきの杵と臼を探しているんですけど…ありますか?」と。そうミモロが欲しかったのは、ミモロサイズの臼と杵。

「それは、作ってないなー」「あ、そうですかー」とがっかりするミモロを見て、「大きさを言ってくれたら、作りますよ」と。「え?ホント?嬉しい…」と、今まで沈んでいたミモロの顔は、パッと明るくなりました。


実は、ミモロ、お正月の1月14日に、ご近所の粟田神社で開催される「新年餅つき・書初め大会」のポスターモデルに大抜擢されたのです。その写真撮影のために、どうしても臼と杵が必要に…。

「じゃ、今度、工房に行ってもいいですか?」と、積極的なミモロ。「はい、どうぞ…」と、臼と杵づくりを引き受けてくださった東さん。

そこで、ミモロは、次の週に、大津にある東さんの工房へとお邪魔することに。


楽しみに訪れた、東さんの工房は、大津の住宅地のご自宅の一角にありました。

「こんにちはー…」と工房を覗くと…。そこには、作業する東さんが。


「わーいろんな道具があるー」と、工房を見まわすミモロです。


「今、作ってますから、ちょっと待ってくださいねぇー」ミモロは、東さんのそばで、じっと作業する手元を見つめます。

ガタガタという音と、削られる木の粉が舞う作業場。
「あ、だんだん形ができてきたー」


「うーどのくらいの深さが必要ですか?」と、ミモロに尋ねながら、彫り進めます。

しばらくして「こんなんで、どうでしょうかねぇー」と、すでに作っていてくださった杵と、できたての臼をミモロに。

「わー本物の臼と杵みたい…。こういうのが欲しかったんです…」と大感激のミモロ。そんなミモロの様子を見て、東さんもニッコリ。


「これで、お餅つきの撮影ができる…よかったー」と、ホッとするミモロです。

さて、東秀雄さんは、長らく東京でお勤めをなさった後に、定年で大津にもどられ、それから木工を本格的に始めたそう。お孫さんのために、いろいろな木のおもちゃを作られたのが、現在の作品づくりに繋がっています。白木のぬくもりあふれる木のおもちゃ。大人でも欲しくなってしまいます。子供用の椅子や机、木馬なども。子供へのプレゼントにもおすすめです。
*東秀雄さんの連絡は、tel&fax 077-534-7328 h.higashi@maia.eonet.ne.jp

ミモロのポスターも、近々にブログでご紹介しますので、お楽しみに…

*京都で、すごいと感激するのは、「こういうものが、欲しいなぁー」と思うと、それを作ってくれる職人さんや作家さんが見つかること。手づくり市は、すでにできたもの以外に、お願いすると、作ってもらえることがあります。それが、大量生産ではない作品が並ぶ、手づくり市の魅力のひとつ。お気に入りの作家さんや職人さんと、お友達になって、お願いすると、きっと自分にぴったりのものが手に入ります。
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冬至に賑わう「かぼちゃ供養」。寺町通のアーケードにある「矢田寺」には、大行列が。

2012-12-25 | 祭事・神事・風習

12月23日、いつもよくお買い物に行く、寺町通のアーケードへ。ここは、多くの観光客や、地元の人たちが行き交う賑わいのある通りです。この日、そのアーケードにある矢田寺で、「かぼちゃ供養」が行われることを知ったミモロ。
「えーと、朝10時から、煮たかぼちゃがふるまわれるんだってー。先着1000名って書いてある。急いで行かなくちゃ…」と、大慌て。でも、いつも遅れがちのミモロ、この日も地下鉄東西線の「京都市役所前」駅に到着したのは、すでに10時30分を過ぎていました。

寺町通のアーケードを、四条通方向へと、急ぎ足で進みます。
「着いたー、ここだったんだー」お買い物の時、いつも通り過ぎているお寺です。

このお寺は、浄土宗のお寺で、なんでも平安時代の初めに、奈良の矢田寺の別院として五条坊門に創建されたそう。その後、あちこちを移り、天正7年(1579)に、現在の場所に落ち着いたとか。
本堂には、高さ2メートルほどの大きな地蔵菩薩が祀られ、地獄や現世で苦しみ迷う人を救ってくださる代受苦地蔵とも呼ばれて、多くの人々の信仰を集めています。


地獄で迷い苦しむ人を救っているお地蔵様の様子を描いた絵馬。「ちょっとコワイ…でもありがたいよねー」。

さて、この日は、「かぼちゃ供養」で、このかぼちゃを頂くと、無病息災で過ごせると言われるありがたいもの。

ミモロが到着したときは、すでにお寺の前から、長蛇の列ができていました。

そばにいらした係りの方に、「あのーここに今から並んでも、かぼちゃ食べられますか?」と心配そうに尋ねと、
「大丈夫、昼ごろまではありますから、安心してください」とのお返事。「よかったー」と、ホッとして列に並ぶミモロです。

待つこと約20分ほど、本堂へ参拝する順番がやっと回ってきました。

100円を納め、お線香3本とロウソクを備えます。


本堂には、大きな釣鐘が下がっていて、これを鳴らしてお詣りします。
小さなミモロは、一人では鐘が撞けなくて、そばにいらした方に手伝ってもらうことに。


この鐘は、「送り鐘」と呼ばれ、亡くなった方の霊を迷わず冥土におくるために撞くもの。お盆の8月16日には、ご先祖様の霊を送るために、多くの人が鐘を撞きに訪れます。ちなみに五条通の近くにある「六道珍皇寺」は、お盆に霊をお迎えするための「迎え鐘」と呼ばれるもので、こちらは8月8日頃に訪れます。。

また、本堂の脇には、大きなかぼちゃが。

「わーデカイ!このかぼちゃに触ると、無病息災になるだって…」そういうと、ガシッとかぼちゃに抱きつくミモロです。このかぼちゃは、観賞用のもので、かぼちゃ供養で頂くものとは違う種類です。

さて、お参りを済ませると、いよいよかぼちゃの接待へ。
2つずつ盛られたお皿を受け取ります。「はい、よくお参りされました。どうぞかぼちゃを食べて、元気になってくださいね」と、

お茶とかぼちゃを持って、そばの縁台でさっそくいただくことに。

「ほっこりした、いいお味のかぼちゃー美味しい!並んでよかったー」。本当に味がよくしみて、いいお味でした。

なんでもこの「かぼちゃ供養」のために、前日から、大勢地元の女性たちが、かぼちゃを切ったり、種を取ったりと大忙し。1000人分の煮ものですから、かぼちゃの数も100をゆうに超えるそう。お寺の奥で、お鍋を何個も使って煮付けるそうです。

家でも味わえるように、持ち帰り用のパックも。

「美味しかったでしょ?」と、声をかけてくれたのは、このお寺の息子さん。
小学生ながら、お守りや絵馬を売るお手伝いをしっかりとしています。


こちらのお守りは、とても可愛らしく、また温もりあふれる手づくりのぬいぐるみ地蔵です。

手づくりなので、それぞれ表情が異なっていて、個性的。良縁成就や安産祈願、無病息災などご利益があり、女性に人気だそう。お地蔵様は、子供の健やかな成長を守って下さるので、子供に持たせたいと思う人も多いとか。

「今度から、寺町通にお買い物に来たら、お参りしよう…」と思うミモロです。


*「矢田寺」京都市中京区寺町三条上る 電話075-24ー13608 参拝時間:8:00~19:00 


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コロッケで有名な「肉の荒井亭」。クリスマスに食べたいカリカリの皮の鶏もものから揚げも絶品

2012-12-24 | グルメ

クリスマスイブの前日、ミモロは、夕方、近所へお買い物に出掛けました。

三条通を、蹴上方向に続く緩やかな坂道をショッピングバッグを抱えてお買い物。

向かったのは、ミモロがよく通う「肉の荒井亭」。

大手のマーケットに押され気味の肉屋さん、でも京都には、まだ個人商店のお肉屋さんが各町内にあります。

お店には、大正8年と書かれた古い看板が。

「ミモロちゃん、いらっしゃいー。何にしますか」といつも優しい笑顔で迎えてくれるのは、この店の4代目となる荒井さん。粟田神社の大祭では、剣鉾のさし上げで活躍する方で、ミモロは、京都に来てから、京都の風習、昔の岡崎エリアの様子や、お寺や神社のことなどを京都のことを、いろいろ教えてもらっています。


「あのー今日は…」と、ミモロは、ガラスケースの中のお肉を見まわします。

美味しそうな牛肉が並ぶ中、この日ミモロが目を止めたのは、骨つきの鶏もも肉。

実は、ミモロは、つい最近、骨付きのグリルチキンが食べたくて、いろいろなレストランに電話を掛けたのですが、今、骨付きのグリルチキンをメニューに載せているところは、見つかりませんでした。もちろん骨のないグリルチキンは、多くのお店でやっています。「骨付きは、姿がちょっとグロテスクだし、皮を嫌う人が多くて、人気がないです。それに調理にかなり時間がかかってしまいます」とのこと。

「えーあのパリパリの皮が美味しいし、骨のまわりのお肉を食べるのがいいのにー」とミモロ。

「あのー骨つきの鶏もも肉1本ください」「そのままでいいんですか?」「え?何?ほかに何があるの?」とミモロ。
「うちの自慢のから揚げがあるんですよ。美味しいって人気なんです」と荒井さん。
「えーダイナミック!もも肉をまるごとから揚げにするんだー。じゃ、それお願いします。でも、今、買ったら夕ご飯までに冷めちゃう…」ということで、夕ご飯の直前にもう一度来ることに。
「でも、今、ちょっとお腹空いてるし…そうだ、コロッケ1つください!」とお願いします。このお店のコロッケは、評判で、いろいろなブログでも紹介されています。

「ハイ、ちょっと待ってくださいね。今、すぐ揚げますから…」と、
このお店では、お客さんが注文してから、揚げてくれます。だから、いつもアツアツの出来立て…。


ミモロが、注文したたったひとつのコロッケでも、丁寧に衣を付けて、油の中へ。

「あれ、ミモロのコロッケ…」油の中でジュワジュワと音を立てているコロッケをジッと見つめます。
「こんにちは、ミモロちゃんいらっしゃいー」と、振り返ると、そこには荒井さんの奥様とお嬢さん。

荒井さんの家族とは、ミモロは、すっかり顔なじみ。荒井さんのお家は、ご両親と奥様と3人のお子さん、そして近所に住む妹さんと、いつも和気あいあいで楽しそうな雰囲気。ミモロは、そんなご家族が大好きなんです。

ご家族と話をしていたら、「ハイ、できましたよ」と揚げたてのコロッケがミモロの前に。なんと75円というお値段。
「わー美味しそう…」
ミモロは、「また後で、鶏もものから揚げ取りに来まーす」といいながら、バッグにコロッケを入れて、家路を急ぎます。
「これ、美味しんだよねー」と、お肉が入ったコロッケは、ほどよい味付けで、ソースいらず。

このコロッケ、観光客にも大人気。特に英語版や中国語版の京都のガイドブックにも紹介されているため、外国人観光客が買って行きます。

さて、夕闇が迫る頃、ミモロは、待望の骨付き鶏もも肉のから揚げを受け取りに、再び「荒井亭」へ。
「ミモロちゃん、いらっしゃいー。今、揚げているとこだから、ちょっと待てってくださいね」と、荒井さんのお母様。


大きな鶏もも肉が、油の中を泳いでいます。「ハイ、できました。蜜ぬりますか?蜜を付けると美味しいですよー」と。
揚げたての鶏もも肉に、蜜を刷毛で。美味しそうな匂いが湯気と共にあたりに漂います。「うーたまらない…」と、待ちきれない様子のミモロ。

「ハイ、落とさないようにねー」と荒井さんの妹さんがミモロに出来立てのから揚げを袋にいれて渡します。


「いただきまーす!ヨイショ、ヨイショ」というと、大きな袋を引きずりながら、急ぎ足で、三条通を家を目指して歩くミモロ。「早く食べたいー」


家に戻るやいなや、お皿に出した鶏もも肉のから揚げ。香ばしいにおいがミモロの鼻をくすぐります。

ガブリ…チキンに噛みつくミモロ。まるで野生に目覚めたよう。

口の周りを油で光らせながら…「うーん、このカリカリの皮が美味しい。中のお肉はジューシー、こういうの食べたかったんだー」と、嬉しそう。から揚げと言っても、普通のから揚げより、衣が少なく、あっさりした感じ。本当に美味しい一品です。

クリスマスと言えば、なぜか日本ではケーキと鶏もも肉が定番。「肉の荒井亭」では、クリスマスシーズンだけ、このから揚げが登場します。生の鶏もも肉は、1本320円。から揚げは、350円です。絶対から揚げをおすすめ。今年は、毎年の人気から、販売期間を延長。クリスマスすぎでも、しばらくは注文できるそう。クリスマスにピッタリの味。たくさん注文する場合は、あらかじめ電話で予約しておくと、あまり待たずに受け取れます。


ペロリと1本食べた後で、「まだ、明日も売ってるっていうから、今度は、両足食べよう…」と、ネコらしい本性丸出しのミモロです。

*「肉の荒井亭」京都市東山区三条通白川橋東入ル4-中之島町185 電話075-771-3797 10:00~19:30頃 水曜休み
三条通を蹴上の方向へ。粟田神社の向かい側です。





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ミモロの冬支度。子供服とポンチョのお店「mam mam」の温かいポンチョやネックウォーマーなど。

2012-12-23 | ファッション

「京都の冬は、底冷えがして、東京の寒さより、厳しいーガタガタ」と、今年の冬の厳しさに、震えるミモロです。
確かに、京都の寒さは、底冷えと言われ、足の下から、ジワーッと冷気が上がった来る感じ。「寒い」というより「冷える」という言葉がぴったり。全身毛皮に覆われたミモロですら、ガタガタと。毛皮のない人が感じる寒さはなおさら。

さて、ある日、ミモロは、温かそうなフリースや毛糸を使った品々に出会いました。


「わー温かい…」と羽織ったのは、ポンチョ。
これは、百万遍の手づくり市などに出店している子供服とポンチョのお店「mam mam]の吉満伸子さんの作品。
吉満さんは、イラストレーターで、1999年から、本格的に布を使った小物やポンチョなどの製作をはじめたそう。

カラフルな作品は、おとなも、子供もウキウキするような楽しさにあふれています。


アップリケや刺繍など、可愛くて、楽しいパターンが施されたポンチョやトレーナー。
「こんなのがあれば、寒くても平気だねー」

ミモロには、ちょっと大きいけれど、本当に温かそう。

作品には、お財布やアクセサリーも。


カラフルな布やボタン使いが、吉満さんらしい、持っていて楽しい…そんなワクワクする作品がいろいろ。
「みんなが、しあわせな気分になる作品だねー」とミモロ。

「キャーそんなにくっつかないでよー重いよー」とミモロの声。
まぁ、ユニークなお友達ができたよう。

「あ、この子たち、温かそうなネックウォーマーしてるー。いいなぁー」

と、ミモロは、テーブルの上に並べられた小さなお人形を見て、羨ましそうに…

あれ?ミモロもかぶっちゃたの?

「うん、どう?お耳も全部隠れるから、スゴークあたたかーこいうのが、あれば、京都の底冷えも怖くない!」と、すっかり気に入ってしまったよう。

「カラフルな色彩のものを身に付けたり、持ったりすると、心がウキウキするよねー」。
寒い冬、お出かけが楽しくなるようなファッションがあれば、きっともっと楽しみに…。
さぁ、寒さにめげず、いろいろなところにお出かけしましょ!「ハーイ!」と元気なお返事のミモロです。

*吉満伸子さんの作品は、手づくり市などで販売されています。詳しいスケジュールなどは、「mam mam」のホームページをご覧ください。

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冬至詣り。ミモロのパワースポット、奈良の大神神社へ。来年の干支、「巳」の神さまにも参拝。

2012-12-22 | パワースポット


冬至は、1年の締めくくり。一番昼間の時間が短い日で、この日を境に、昼間の時間は、次第に長くなって行きます。
その日、ミモロは、奈良の大神神社へ、冬至詣りをすることに。いつもより、朝早く起きて、シャワーを浴びて、体を清め出かけました。


この神社は、ミモロにとって、一番のパワースポット。「ここに来るとエネルギーをたくさんもらえる気がする」と。
特に、冬至のお参りは、1年の締めくくりとスタートの意味があり、ミモロが大切にしているもの。

元旦まで、10日というとこの日、すでに鳥居の両脇には、大きな門松の飾りが、すでに。「わーもうお正月もすぐだねぇー」。


本殿の前で、1年の感謝を奉げます。
「あれ?屋根の上に人がいるー」と、見上げると屋根では、なにやらお掃除をしているよう。


来年は、「巳年」。ヘビの絵が描かれたものも、飾られていました。


ここ大神神社は、実は、ヘビと縁の深い神社で「古事記」や「日本書紀」には、ご祭神の大物主大神さまが、ヘビに姿を変えて、人間の前に現れるお話なども記されているそう。

境内には、樹齢400年を越す大きな杉の木が。ここは、吉兆の証とされる白蛇さまが、出入りされる場所と伝えられています。


杉の木の前には、ヘビの好物と言われる生卵が、参拝者によって、多数供えられています。

「ヘビって、いいことのしるしなんだ…そういえば、以前、ベランダでアオダイショウに会ったことがあるー」と。
昨年の夏、ミモロは、4階のベランダで、かわいいヘビに遭遇しました。
「あの、ヘビさん、どうしてるかな?」と、ふと思い出すミモロです。

社務所では、ご祭神の大物主は、大国主命、つまり大黒様の別のお名前。だから、神社には、因幡の白兎のようなうさぎの姿をいろいろ見ることができます。

「縁結びの絵馬も白兎だよねー」

そして、幸運を招く、なでうさぎも。


ここを訪れるたびに、ミモロもなでうさぎに抱きついています。

冬至の参拝:天文学的には、冬至、春分、夏至、秋分が、1年の区切りの日です。特に冬至は、その日から日照時間が長くなり、新しいエネルギーがもたらされる時です。

伊勢神宮の内宮にある鳥居の中央部に朝日が昇るのは、冬至の日。そのため、伊勢神宮は、冬至祭が行われます。現在の元旦は、10日後なので、正確には、多少ずれていることになります。
実は、いろいろな寺社仏閣では、冬至祭が行われているんです。


太陽や月のパワーが大好きなミモロは、冬至詣りを必ず行うようにしています。
「いつもより、自然のパワーを感じるし…それに、この日は、神社が空いていて、ゆっくり静かにお参りができるんだもの…」

今年は、マヤ暦も新しいサイクルに。
「新月の日を毎月1日とする暦の方が、なんか自然のパワーを実感できて、しっくりするんだけどなぁー」と、いつもカレンダーをながめながら、思うミモロです。




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