ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都の森林を守る活動。山里 久多の山の動物の巣箱づくり。「ビーバーの会」の皆さんと

2022-09-15 | 自然

「なかなか住みやすそうだよ~」と、ミモロは、ある日、巣箱づくりに挑戦しました。


毎月のように訪れている京都、左京区最北端の山里、久多。そこの山の自然保全と観察をする「ビーバーの会」の9月の活動です。

会員の方に教わりながら、巣箱を組み立てるのです。「これ作るんだって…」と見本を前に…。


材料は、杉板。それを6つの部分にカットし、釘やネジを使って組み立てるのです。

すでにカットされた木材…組立図を見ながら、作業をします。
「え~と、これは、巣箱の下の部分・・つまり床だね~」


6つの木片を組み立てて様子をチェック。正面になる木片には、丸い穴が開いています。
「ここが、入口でしょ…こういう感じになるんだよね~」


「あの~この入口の穴小さすぎませんか?ミモロ、入れないよ…」と頭とお腹の太めなミモロが穴を通るのは無理。
「小さい穴ですが、そこに住む動物自身が自分の暮らしやすいように、穴の大きさを削るんですよ」と「ビーバーの会」の代表の栗原さん。
「あ、自分好みにアレンジするんだ~」と納得。

「では、釘とネジで板をとめていきましょう」と、スクリュードライバーで小さな穴をあけて、そこに釘やネジを…。


側面をとめて、底の部分をはめ込みます。ミモロは抑える係です。


「できた~」と、ほとんどやっていただいたミモロですが…

屋根を付ける前に、「どんな具合が入ってみよう…」と中へ。

「クンクン、杉の香りがする…総杉造りで、いい感じ…。なんか落ち着く…」と。

ミモロ、いい加減、出てきなさい~
余りの居心地の良さに、中で寛いでいるミモロ。

覗くと、今にも眠りそう…。

さぁ、屋根を付ける作業をして、完成させましょう。

「こんな感じになるんだ~」と、屋根になる板をのせてみます。「お家らしくなったね~」


巣箱の中の様子が観察できるように、屋根の部分は、開閉式。蝶番を付けます。
 

「完成!」なかなか立派な巣箱ができました。


みんなの作業が終わったら、山の中に設置します。


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金運、福徳アップの巳成金の日。京都御苑の「白雲神社」でいただく小判のお守り。今年は9月25日も「巳成金」の日が。

2022-09-14 | 寺社仏閣

2022年は、9月13日と25日が、金運と福徳アップの最強日の「巳成金」の日です。京都御苑の「白雲神社」では、この日限定の小判のお守りが授与されます。


「今日は、早起きして出かけなくちゃ!」と、朝6時30分前に、家を出て、自転車で「京都御苑」を進みます。


目的地は、京都御苑の西に位置する「白雲神社」。神社に到着したのは、6時45分ごろ。すでに何人も参拝者の姿が…。

「白雲神社」は、琵琶の宗家、西園寺家の鎮守社で、ご祭神は、琵琶を携える市杵島姫命さま(弁財天)です。江戸時代までは、一般の人の参拝はできない場所でしたが、明治時代に、天皇が東京に移られ、西園寺家も東京へ。そこでこの社は、「白雲神社」となり、「御所の弁天様」として、一般の人の多くの崇敬を集めることに…。

毎月、巳の日には、朝7時から神事が行われますが、「巳巳の日(つちのとみのひ)」である「巳成金」の日に限り、弁財天小判のお守りが授与されるのです。ミモロは、それを頂きに…

「さぁ、参拝しよう~」と境内へ進みます。


まずは、手水でお清め…「冷たくて、気持ちいい~」。この日も真夏のような暑さ…自転車で駆け付けたミモロには汗が滲んています。


本殿の正面に席を確保したミモロ。「まだ神事が始まるまで、少し時間あるから…先に…」と、社務所へ。


さっそく「巳成金」の日だけのお守りを頂きに…。
まさに金運・福徳アップの御利益を思わせるピカピカの金色の小判。

ひとつ1500円で授与され、参拝者は、このお守りがお目当てで、数枚求める方も…。
「よかった~頂けて…」そう、数に限りがあり、なくなってしまうこともある人気のお守りなのです。
「ネコに小判じゃないよ~ネコにもご利益あるんだから…」とミモロ。

他にも、宝船なども…


7時になり、いよいよ神事が始まります。そのころには、百人ほどの参拝者が本殿の前に…。

昨年は、台風の影響で、参拝者も少な目でしたが、今年は、いっぱい。


祝詞奏上やお祓いなどが滞りなく続きます。

参拝者は、神社からお借りした神拝詞を見ながら、祝詞を奏上。

また、明治天皇の御歌も声を合わせて歌います。

約30分で神事は納められました。

ミモロは、境内にある「福寿稲荷社」にも参拝。


さらに、本殿の東にあるパワーストーンの「薬師石」へ。

御所のおへそとも称される磐座です。
「今年は、ママの体調、あんまり良くないから、どうぞよくなりますように…」とミモロが代わって石に抱き着きパワーを頂きました。

人間は、自分の調子の悪い部分を石を触ってから、触れることでご利益を頂きます。ミモロのように抱き着かないように…。

朝の光に触れた御苑…なんとも神々しい雰囲気にあふれます。

「ここの朝のお散歩気持ちいいんだよね。さぁ、お腹空いたから、お家に帰ろう~」と、ミモロは、自転車に乗って、御苑内を急いで進みました。


さて、今年は、まだ9月25日に「巳成金」の日があります。

朝、7時からの神事へ。金運・福徳アップのお力をぜひ…

*「白雲神社」京都御苑内、東側。中立ち売御門から徒歩5分。地下鉄烏丸線「烏丸丸太町駅」が最寄り駅です。

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「楽器はじめてみませんか」下鴨「月光堂楽器店」での古楽器などのお教室。まずは無料体験教室へ

2022-09-13 | 習い事

「これリコーダーっていう、中世に盛んだった楽器なんだって…」とミモロは、木製のリコーダーに興味津々。


以前、比延平で行われた「月光堂楽器店」の古楽器教室発表会。その時聞いた古楽器の優しくて、心癒す音色に感激したミモロ。
「古楽器っていいね~演奏できるようになりたいなぁ~」と思うようになりました。

そこで、「月光堂楽器店」を取材したとき、リコーダーの無料体験教室を予約。「一度、できるか、やってみよう~」と出かけました。

「はい、体験教室の方ですね、どうぞ~」とお店の方に促されて、店の奥のスペースへ。

そこでは、リコーダーを教えてくださる森本英希先生がいらっしゃいました。
「こんばんは~ミモロちゃん、比延平でご挨拶しましたね~。今日は、楽しんでくださいね」とやさしい笑顔で…。

「よろしくお願いします」とミモロ。さっそくレッスンが始まりました。

森本先生は、古楽器だけでなく、篠笛やフルートの演奏家として、オーケストラやアンサンブルでご活躍なさっています。

まずは、リコーダーについて教えて頂きます。

「小学校の音楽の時間にやったことがある人が多いと思いますが、実は、リコーダーは、中世、そう17~18世紀に最もヨーロッパで盛んだった古楽器なんです。ハイドンやヘンデルなど、バロック音楽の作曲家も数多くのリコーダーの曲を作曲しているんですよ。日本では、リコーダーというと、学校の縦笛って思われがちですが、その演奏の幅は広く、大人でも十分に楽しんでいただける楽器なんです」と。


小学生が学校で習うのは、ソプラノリコーダーという小型のもの。「子供は手が小さいですから、ソプラノのを使います。バロック音楽の演奏には、それより大きいアルトリコーダーが多く用いられます」と。

「木製のリコーダー素敵だなぁ~」と思うミモロ。「あ、木製のリコーダーはドイツの楽器メーカーの品です。はじめは、木製のシンプルなものだったんですが、宮殿などで演奏されるようになると、象牙を使ったものなど装飾性が高いものが好まれるようになりました」とお話してくださいました。

「でも、シンプルな木製のが素敵だなぁ~草原なんかで吹く気持ちいいだろうなぁ~」と、まだ吹けるかどうかもわからないミモロの想像は膨らみます。

「そう、昔は、羊飼いがよく草原で吹いていたんです。みんなで集まってダンスをするためのリコーダーの曲も多くあります」と。
「ミモロ、よく山に自然観察に行くの・・・その時吹けたら、気持ちいいかも…」というミモロです。
「そうですね~森や山で吹くと、野鳥が寄ってくるんですよ」と森本先生。
「わ~いいなぁ~そういうの…でも、ミモロが吹いたら野鳥逃げたらどうしよう・・」と不安もよぎります。

「では、さっそく実際に吹いてみましょう」と、ミモロに小さなリコーダーを貸してくださいました。

ミニチュアサイズのリコーダーは、実際にも音が出ます。


「まずは、持ち方から…」と。ミモロは、先生のマネをして、リコーダーを構えます。

「じゃ、そのまま吹いてみてください~」「ピ~」と、ミモロのリコーダーから優しい音が響きます。
「では、指使いをいっしょにやってみましょう」と先生。「は~い」ミモロは、先生の指の動きを真剣に見つめ、その通りに動かします。「ドレミ…」いくつかの指使いを習い、それから楽譜を見て、先生と一緒に吹くことに…


「ミモロちゃん、初めてにしては、よく吹けてますよ…」と先生に褒められて、思わずニッコリ。
「では、簡単な曲を一緒に演奏しましょう」と、「エーデルワイス」を一緒に…


ミモロは、楽譜を見ないで、先生の指使いを見て、耳を澄ませて音を拾います。
「はい、上手に吹けましたね」「わ~楽しい~」と思わず笑みがこぼれるミモロです。

「肺活量は、気にしないで大丈夫ですよ。吹くことは、とても体に良くて、喘息のお子さんがリコーダーで症状が出なくなったというケースもあるんです。また、音を聞き、指を動かすことは、脳の働きにもよくて、ボケ防止にも…。それに優しい音色なので、心も癒されますし、ひとりで気ままに練習もできます」と先生。

もちろん、いろいろな音階を出すために、かなり練習は必要。

「では、上達するとどんな曲が吹けるか、聞いてください」と、ミモロのために1曲演奏してくださいました。

複雑な指の動き…

「でも、あんな風に演奏できたらいいなぁ~。森の動物さんたちに聞かせてあげたい…」と思うミモロです。


レッスンは、月3~4回、30分コースで、月11000円。チケット制もあり、5回22000円です。
 
詳しくは、「月光堂楽器店」のホームページで…

若いころ、楽器をやっていた人、また時間に余裕ができて楽器をやってみたい人などに、リュート、バロックギター、チェンバロ、リコーダーなどの古楽器はおすすめ。優しい音色とバロック音楽が、大人の心に寄り添います。

「レッスンありがとうございました」とミモロ。いつか森の動物さんに聞いてもらえるようになればいいなぁ~

ちなみに、森本先生は、9月18日「京都コンサートホール」にご出演なさいます。



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「源氏物語」を書く始まりと言われる滋賀県「石山寺」での中秋の名月。「石山寺秋月祭」へ

2022-09-12 | 寺社仏閣

9月10日は、中秋の名月。今年ミモロは、滋賀県大津市の「石山寺」の「秋月祭」に出かけました。

毎年、この日、「石山寺」では、夜間拝観が行われ、本堂では、講談や琵琶の奉納などが行われます。

夜間拝観は、17:30~21:00。入山料は、600円です。
門前には、「秋月祭」にちなんだ飾りも…

門前に軒を連ねるお店のひとつ、和菓子の「叶匠寿庵」では、お月見に「石山寺」に奉納される「石餅」が販売されていました。

「この御餅、最近、100年ぶりに復活したんだって…石餅っていうのは、石山寺の名前に由来するんだよね」とさっそく購入したミモロです。この日は、特別パッケージで、登場です。

お月見の御餅を確保したミモロは、拝観時間になった境内へ進みます。


東大寺建立と深い関わりのある「石山寺」。この付近の木材が東大寺の建設資材になったのでした。もともと「東大寺」と同じ華厳宗で、平安時代からは真言密教の道場になっています。平安時代は、京都の貴族たちが詣でる「石山詣」が盛んに…その中に、紫式部も…。

「このお寺に紫式部が来て、琵琶湖に映る十五夜の名月を眺めて、それをきっかけに、「源氏物語」を書き始めたんだって~」とパンフレットを読みながら説明するミモロです。

山門のそばには、平安時代の「石山詣」を描いた屏風とお月見の飾りが…「ここ撮影スポットだって…」


また、境内では、「竹灯籠展」という催しも…
 

「夜の石山寺もいいね~」と昼間には、何度もお詣りに来ているミモロです。

夜がすぐそこに迫った境内では、各所の提灯の光が、参拝者を導きます。

石段を上って、本堂へ。


秘仏のご本尊の如意輪観音菩薩は、福徳の御利益で知られます。まずは、参拝。

中秋の名月に毎年開催される「秋月祭」は、本堂で行われます。
今年は、9月10日、11日の両日開催され、10日は、滋賀県在住の唯一の講談師、旭堂南風さんの「紫式部と源氏物語」の講談と、中国琵琶奏者の葉衛陽さんとさくらさん父娘による演奏です。
それが始まるまで、本堂で待つミモロ。「お月様、きれいに見えるといいなぁ~」とまだ明るい空を見上げます。


19時過ぎに奉納プログラムは終了。境内では、歴史的な建物がライトアップされています。

「あ、お月様~!」と、参拝者が次々に声を上げ、スマホで月の撮影を…

「わ~見える~きれいだね~」とミモロも感激。

「石山寺」には、後白河天皇が行幸の折に建てられた「月見亭」があります。ここは、歴代天皇がお月見に訪れたとか…。その玉座には、お月見団子やススキなど秋の花が飾られています。


御簾越しに見えるお月様。


「ここまで来てよかったね~」と感激するミモロです。
残念ながら、木々茂っているので、湖面に映る月を見ることはできません。

「紫式部さんもここからお月様を眺めたんだね~」と。
2024年のNHK大河ドラマは紫式部が登場するそう。「ここにもたくさんの人が参拝しに来るね~」と想像するミモロです。

京都各所でも中秋の名月を愛でる催しが盛んに行われました。
特に、世界的にいろいろなことが起こる今、「どうぞ平和な世界になりますように…」と多くの人が月に祈ったことでしょう。

夜間拝観のコースには、灯籠が続きます。


京都からは、京阪電車「石山寺駅」で下車徒歩約10分です。

年間を通じ、広大な敷地には、四季折々の花などが訪れる人を迎えます。

今回、門前エリアにおしゃれなカフェなどができていて、コロナ前に訪れた時より楽しみもアップ。
「また、来よう!」というミモロでした。
*「石山寺」の詳しい情報はホームページで


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アフリカのベナン共和国のろうけつ染めと京都伝統工芸のコラボ。「AFRICL」の展示会9月12日まで御所南で開催。

2022-09-11 | ファッション

「なんかパワー感じるね~」と、展示会場に並んだシャツやワンピースを見たミモロ。

ここに並ぶのは、アフリカのベナン共和国に伝わる伝統のバティック(ろうけつ染め)の布を使った品々です。

京都の御所南のビル4階にある「ギャラリー八角」で9月12日まで開催されているファッションブランド「AFRICL」の展示会にやって来たミモロです。

「古いビルなんだ~」と4階まで階段で上がります。

「ここだ~」明るい光が注ぐギャラリーに到着。


そこには、鮮やかな色とダイナミックなデザインを纏った厚手のコットンのシャツやワンピース、スカートなどのファッションアイテムをはじめ、その布を使った雑貨などが並んでいます。


「いらっしゃいませ~」とミモロを迎えたのは、この製品を手掛けている「AFRICL」の沖田さん。

「あの~この生地すごくパワーを感じるんですけど、どういう布なんですか?」とミモロ。

沖田さんが着ているワンピースも、なんとも不思議な模様です。
「ここの布は、アフリカのベナン共和国で昔から伝わるバティック…ろうけつ染めのものなんです」と沖田さん。
「あの~ベナン共和国って?」と、アフリカの国に詳しくないミモロです。

ベナン共和国は、西アフリカに位置し、隣国は、東にナイジェリア、西にトーゴというギニア湾に接する縦長の国です。1960年にフランスから独立。公用語はフランス語です。かつて奴隷貿易の港としての歴史を持っています。

「あの~どうしてベナン共和国の布を扱っているんですか?」とミモロは、沖田さんを見て…

沖田さんは、阪大の法学部で学んでいた時に、国際協力に興味を抱きます。「時間が自由になる学生時代に、実際に外国で国際協力などに関して学びたい」と思ったそう。そこで、インターシップ制度がある国を調べ、アフリカが候補に。サッカーで知られるコンゴやガーナなどもあった中、ベナン共和国というあまり日本で情報がない国に、「知らないから行ってみよう」と。
「すごい大胆~!」とミモロはビックリ。
日本からは、フランスを経て入るのだそう。「今年の4月にも行きました」と。

ベナン共和国で暮らし始めた沖田さんは、そこの伝統工芸のバティックに出会います。
その独特な色彩とデザインに魅了された沖田さん。それを使った国際協力に乗り出します。

バティックを作る人と提携して新たな事業を開始。
「なんかすごいパワーですね~」とただただ沖田さんの行動力に驚くミモロ。

丈夫な厚手のコットン生地に、型などを使って、何度も染めたろうけつ染め。その技術は、日本のろうけつ染めとは幾分異なりますが、基本的な技術は同じよう。蝋を置く作業と染める作業を繰り返し、独特な色合いと模様を布に浮かび上がらせます。

「縫製は、日本でしています」と。

しっかりとした縫製と染めは、一生ものと言えるほど、長く使えるもの。


模様は、ベナンの伝統の文様のほか、沖田さんが伝えたイメージから新たに職人が作り上げたものなどが…。
「なんの模様?」とミモロ。自然をモチーフにした模様ですが、中にはよくわからないものもあるそう。
でも、どれも自然のパワーを感じさせるものばかり。

服だけでなく、巾着バッグなども。


東京をベースにしている沖田さん。今回は、京都の伝統工芸士さんなどとの出会いから、その世界を広げています。

ミモロをここに紹介してくれたのは、先日、工房にお邪魔した「京表具」の小野澤さん。

ベナン生まれの布を表具の技で、モダンな室内装飾に…


他にも、アクセサリーなども


金の箔押しと漆を使ったブックカバーなど

日本とベナンの伝統工芸の技のコラボが、新たな世界の扉を開いています。

どちらかというと華奢な体形の沖田さん…どこにそんなパワーがあるのかと驚くばかり。
「実際に、いろいろな場所に行ったり、そこの人たちに出会ったりしなければ、本当のことはわからない!」とキッパリ。

伝統工芸を通じ、いろいろな世界の人が繋がり、そこに関わる人たちが、笑顔になれるような国際協力を目指します。

「ミモロもバティックのお洋服欲しいなぁ~」

「AFRICL」の製品はオンラインショップでも購入可能です。ぜひホームページを見てください。

9月12日まで開催中の展示会にも足を運んでは?
会場:[ギャラリー八角」京都市中京区坂本町686-2マルタカビル4階 会期:9月12日まで 10:00~19:00(最終日~17:00)
*「AFRICL]の詳しい情報はホームページで


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