つくば植物園の駐車場で咲いていました。やや白い大輪の花びらで見事な桜です。説明板には、学名は「Prunus×yedoensis 'Amagi-yoshino'」と記されていました。写真は4月5日に撮影しました。
前掲のルリムスカリより少し大きめの花ですが、その他にはあまり違いが良くわかりませんでした。地中海から西南アジアが原産ですが、わが国でも土手など野原にあちこちで繁殖している帰化植物のようです。説明板によれば、園芸品種で、学名は「Muscari armeniacum 'Blue Spike'」、ユリ科、ムスカリ属の多年草です。繁殖力が強いのでしょうか、植物園の中でもあちこちで咲いていました。写真は4月5日に撮影しました。
つくば植物園では、数種類のムスカリが花を咲かせています。その一つがルリムスカリで、小形の花ですが、釣鐘状の小さな画集まって咲いている花は、紫色が大変鮮やかで、美しい花です。地面からほんの10cm程度のところに咲いていますので、何気なく歩くとつい通り過ぎてしまいそうになります。説明板によれば、ユリ科、ムスカリ属の園芸品種で学名は「Muscari botryoides 'Album'」と記述されていました。写真は4月5日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯資源温室で咲いています。市販されているベゴニアより相当大きい葉と茎をもち、その大きさには似合わないほど小さくて薄いピンク色の花がとても美しいです。写真の下のほうには葉が写っています。説明板によれば、園芸品種で、学名は「Begonia 'Crestabuchii'」、シュウカイドウ科、シュウカイドウ属の多年草です。写真は3月30日に撮影しました。
つくば植物園の池の辺で咲いていました。花茎が長く伸びてその先に鮮やかな黄金色の花が付いており、緑の葉に映えてとても綺麗です。5弁の花びらのように見えるのは実は萼だそうです。説明板によれば学名は「Caltha palustris var. nipponica」でキンポウゲ科、リュウキンカ属の多年草です。本州から九州にかけての湿原などで自生しています。写真は3月30日に撮影しました。
まさに和名の通り、少し高い山(亜高山~高山地帯)で雪が解ける頃に咲く花のようです。つくば植物園の花壇で撮影しました。薄紫色をした6弁の花が地面近くで咲いており、とても美しい花です。説明板によれば、原産地はトルコなどアジア西部地域で。学名は「Chionodoxa luciliae」、ユリ科、チオノドクサ(ユキゲユリ)属の多年草です。写真は3月30日に撮影しました。
つくば植物園の薄暗い木陰で芽を出していました。数本がにょきにょきと伸びている様は、突然目に入るとドキッとします。仏炎苞に黒紫の筋が入ったように見えますが、花はその中にある柱状のものです。説明板によれば、学名は「Arisaema limbatum」で、サトイモ科、テンナンショウ属です。マムシグサなどと同じ仲間の植物ですね。本州から四国にかけての山野に分布しています。黒紫色の蛇の紋がある茎は異様ですね。以前掲載したテンナンショウやマムシグサと比較してみてください。写真は3月30日に撮影しました。