つくば植物園の林の中で、カタクリの花の近くに咲いていました。直径2cmに満たないほど小さな花で、見逃してしまいそうですが、純白の花弁が菊のように枚数が多く、地面近くで一輪、凛として咲いている姿は真に可愛らしいものです。説明板によれば、北海道および近畿地方以北の本州に分布し、学名は「Anemone pseudo-altaica」、キンポウゲ科、イチリンソウ属の多年草です。別名は「キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)」です。花の色は白以外にも紫などもあるようです。写真は4月15日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯雨林温室の西側の庭で咲いていました。既に掲載したオウバイと花が似ていますが、花がやや大きくて黄金色をしており華やかです。樹高は3mくらいで枝を多く出し枝垂れて咲いていました。説明板によれば、中国西部地域が原産で、学名「Jasminum mesnyi」、モクセイ科、ソケイ属の常緑低木です。別名は「ウンナンオウバイ」です。写真は4月5日に撮影しました。