つくば植物園のサバンナ温室で咲いていました。珍しい花で、すぐにシャッターを切りました。薄紫の花がとても妖艶で綺麗ですね。地面から40cmくらいのところまで茎が伸びて、その先端に小さな円筒状の花が集まって、写真のような円錐形の花序を形成しています。説明によれば、アフリカ南部原産で、学名は「Veltheimia baracteata」、ユリ科の多年草です。写真は4月中旬に撮影しました。
とても美しい黄色(山吹色)の花です。この時期5弁の一重の花や八重の花を咲かせて緑の葉との対比が美しい花ですね。バラ科、ヤマブキ属の落葉低木で、学名は「Kerria japonica」と記されていました。写真はつくば植物園で4月中旬に撮影しました。
つくば植物園の森の中の観察路脇で咲いていました。「美しい花には刺がある・・」かつて聞いた言葉ですが、この花もまさに可愛い花の枝に鋭い刺を持っていますから、枝を触るときは注意が必要です。黄色い花は直径が5mm程度で小さいですが、枝いっぱいについていますので、全体を見るととても美しい花です。秋になると光沢のある赤い実がなって食べることもできる(薬効があり、メギ酒としても重宝される)ようです。説明板によると、学名は「Berberis thunbergii」で、メギ科、メギ属の落葉低木です。図鑑によれば、関東以西の本州、四国、九州などの野山に自生していると記されていました。写真は4月中旬に撮影しました。