つくば植物園のサバンナ温室で咲いていました。以前掲載（2007.5.16）した紅色のブラシの木のような形をしていますが、葉は細く長く伸びており、淡黄緑色のブラシ状の花序は珍しいですね。説明板によると、オーストラリア（ニューサウスウエールズ州）地域が原産で、学名は「Callistemon pinifolius」、フトモモ科、ブラシノキ属の常緑低木です。ブラシの先端に黄金色の小さな花が見えます。写真は4月5日に撮影しました。
つくば植物園で「シナレンギョウ」の隣で黄金色の花が美しく咲いています。比較して観察すれば、「チョウセンレンギョウ」のほうが、木の枝全体が枝垂れて、柔らかい雰囲気で、色も鮮やかで美しいように感じました。またラッパ状の花序の長さが違うようにも見えますが、細部花の違いはわかりませんでした。説明板によれば、朝鮮半島地域が原産で、学名は「Forsythia viridissima var. koreana」、モクセイ科、レンギョウ属の落葉低木です。秋には実がなり、これを薬用として活用する人もいるようです。写真は4月5日に撮影しました。
つくば植物園の花壇で咲いています。私がこの「シバザクラ」を見て最初に感動したのは、北海道でした。雪解けとともに山一面に赤色、白色ピンク色などの花が咲き、遠くから見て山全体が絵模様のようになっているのを見て感動したものです。写真は、咲き始めた頃の3月30日の様子です。芝のように横に伸びて広がりますので、満開になると、遠くから見て花壇に敷かれたカーペットのようにも見えます。花は、花弁が5枚で、先端に切れ込みがあり、なんとなく桜の花を想像させます。説明板によれば、北アメリカ東部地域が原産で、学名は「Phlix subulata」です。ハナシノブ科、フロックス属の多年草です。
