今年も近くの菜園で立派な花が咲いています。7月頃から咲いていますが、夏の厚さを過ぎる今ごろが盛りのように感じます。ナス科の低木ですが、寒さに弱いので、わが国でも暖かい地方では常緑で冬を越すと思います。以前掲載したものは白色の花でしたが、この写真の花は、先端がピンク色でとても妖艶な花です。花が重いからでしょうが、雨上がりの日には下をいて咲いていますので、トランペットというよりは、ロングスカートをはいた人形にも見えます。写真は10月1日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯資源温室の入り口でこのフルーツが実っていました。以前掲載した黄色い実のドラゴンフルーツ(イエローピタヤ)が隣にありましたが、今回はこの薄紅色の派手な実を掲載します。石垣島などでは栽培されており、ミネラルを豊富に含み、キューイのような食感で甘いことから最近高級果物としてデパートなどでも見かけますね。説明板によれば、熱帯アメリカ原産で、学名は「Hylocereus undatus」、サボテン科、ヒモサボテン属の多肉植物です。写真は9月23日に撮影しました。
つくば植物園の池のほとりの観察路脇で咲いていました。薄紅紫の花がとても美しいですね。草丈は1mくらいあり、花は直径3cmほどでしょうか良く見かけるアザミとは違って、葉にあまり棘もなく、花の色合いも柔らかくて丸く感じますので、癒しの花です。伊豆大島から八丈青ヶ島一帯に自生しているようで、学名は「Cirsium hachijoense」、キク科、アザミ属の多年草です。写真は9月23日に撮影しました。