つくば植物園の中で小さな白い花が咲いている蔓性の草を見つけて撮影しました。説明板を見ると、中国原産で、学名を「Polygonum multiflorum」、タデ科、ツルドクダミ属の多年草です。花は、写真でお分かりのように、小さい粒のような白い花が、穂状の花序を形成して咲いています。初めて見ました。薬用図鑑を見ると、根茎が土中を横に這い、所々で塊状になるそうですが、その塊根の部分を乾燥させたものを生薬の「何首烏(カシュウ)」と呼んで、緩下剤、強壮薬などとして使われているそうです。写真は10月8日に撮影しました。
先にイヌサフランを掲載しましたが、その園芸種で八重咲きの美しい花がつくば植物園にありましたので、撮影しました。地面近くに突然薄紫色の八重の花が咲いていますので、不思議な感じがします。説明板によれば、イヌサフラン属の園芸品種で、学名は「Colchicum cultivar」、ユリ科と記されていました。写真は10月8日に撮影しました。
「ヒガンバナ」のような形をして、黄金色の珍しい花を見つけました。つくば植物園で咲いていました。説明板によれば、中国・台湾・ビルマなどに分布し、学名は「Lycoris africana」、ヒガンバナ科、ヒガンバナ属の多年草です。写真は小雨の10月8日に撮影しました。