野に咲く紺色の菊、「ノコンギク」がつくば植物園で群生して見事に咲いていました。草丈は70~80cm程度で、薄青紫色の花びらは、妖しげな美しさを持ち、見る人の心を奪ってしまいます。説明板によれば、学名は「Aster ageratoides subsp. ovatus」、キク科、シオン属の多年草です。写真は10月25日に撮影しました。
つくば植物園で、サザンカが咲き始めました。艶のある緑の葉に純白の一重の花びらが、森の中で目立ちます。この時期から北風が吹き始めて、気温がどんどん下がり、冬の訪れを感じさせてくれます。♪~さざんか さざんか 咲いた道・・~♪最近は、焚火を見かけることも少なくなりましたね。秋の味覚サツマイモなどを焚火の中に入れて、焼きイモにして食べた幼いころが懐かしく思い出されます。説明板によれば、学名は「Camellia sasanqua」、ツバキ科、ツバキ属の常緑広葉樹です。八重咲きの園芸品種もいいですが、写真のような山茶花もまた良いですね。写真は10月23日に撮影しました。
今年も美しいツワブキが咲き始めました。つくば植物園の観察路脇のあちこちで見かけます。ミズブキと違って葉に厚みがあり、艶があるのが特徴です。写真のようにつぼみは丸く、開花すると鮮やかな黄色い花弁がくっきりして美しい花です。説明板によれば、学名は「Farfugium japonicum」、キク科、ツワブキ属の多年草です。写真は10月23日に撮影しました。