絶滅危惧IA類(CR)の「マツゲカヤラン」です。大変貴重なランで初めて見ました。説明によれば、1936年に屋久島産の標本を基に発表されて以来、実物が確認されていなかった幻の種と記されていました。最近屋久島で再発見されるとともに、台湾でも発見されていると記述されています。学名は「Gastrochilus ciliaris」、ラン科で、常緑広葉樹の樹幹に生える着生ランだそうです。写真は接写に近い状態でズーム撮影したもので、実物は、とても小さい花です。写真は10月8日に撮影しました。国立科学博物館筑波実験植物園で行われていた絶滅危惧植物展で撮影した植物の一部をご覧いただきました。今回でこのシリーズは終わりです。またイベントがある際に撮影に出かけます。
近所の垣根で綺麗な花が咲いていました。近づいてみると、星型の薄紫~白い花で、中央に黄色い雄しべなどが突出して見えて、ナスの花に似ています。図鑑を調べてみると、「ツルハナナス」でした。ブラジル原産で、学名は「Solanum jasminoides」、ナス科、ナス属の常緑低木です。花の色ははじめは薄青紫で、時間がたつと徐々に白色に変化するようです。別名は、「ヤマホロシ」、「ソケイモドキ」などと呼ばれるようです。写真は10月8日に撮影しました。