鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

夏の夕暮れ②

2014-08-03 22:51:11 | Weblog

猛暑続く。深夜でも、室内温度28℃を下がらず。熱い空気にもううんざり・・・。


(昨日の続き)

ひとしきり、熱帯魚をみて、涼しい気分になって(実際、エアコンも適度だった)、次は、犬と猫。

可愛らしいノルウェー・フォレスト・キャットの仔猫。
仔猫のうちは、まだまだ小さいけれど、コレは、かなり大きくなる種類の猫だったよな?

サマーセール価格?のポップが、ついていた。
犬猫も、洋服と同じで、サマーセールとは、コレ如何に・・・。季節モンかね・・・?と思う。
アビシニアンもいた。ほっそりとした茶色い仔猫。
抱っこしたいなぁ・・・と思いながら、今度は、鳥&その他の小動物のコーナーへ。

セキセイインコ、文鳥、十姉妹、コザクラインコ、カナリア。
可愛い小鳥達が、一杯だ。
オーストラリアとか、東南アジアが原産なのだろうけれど、インコ類のカラフルさは、とても楽しい。
こんな水色、こんな黄緑色。アルビノ文鳥も可愛らしい。
小鳥もいいなぁ。

亀やハムスターも同じコーナーのプラスチックのケース?の中にいる。

極めつけは、大きな(30cmくらい?)のクリーム色の鸚鵡。
コバタンかキバタンか・・・。
バタン系の鳥だろうけれど、この鸚鵡の前には、先客がいて、ポップを読むことができなかった。

鸚鵡は、囚人のように、足を鎖で繋がれている。
きっと、風きり羽は、切ってあるのだろうから、飛べないだろうに。

このペットコーナーの犬や猫、小鳥達は、あの小さなプラスチックのショーケースや、鳥かごが、世界の全てなのだろう。
餌を貰って、ケース(ケージと言うのが、正しいのだろうか)の中を、綺麗に掃除してもらって、買主(・・・この場合は、まだ飼い主ではなく)が、現れるまで。
これもひとつの幸せなのかもしれない。
外界を知らないということは・・・。

そんなことを思いながら、時計をみると、待ち合わせの時間の5分前だった。

相方は、30分くらい前についていたらしい。暑い車内で、メールチェックをしていた。

『私の車が、止めてあるのが、わかっているんだから、電話してくれたらよかったのに。』

私が、そう言うと、

『買い物しているのだろうと思ったから。それに、まだ時間前だから・・・』

そう言って、笑った。


日没まで、あと45分。
陽が、すこし詰まってきたと感じる猛暑の夕暮れ。