鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

軽井沢へ・・・。④ダイヤモンド

2014-08-26 22:52:53 | Weblog

終日、雨。

『凄いもの見せてあげるね。』

旧軽銀座のさまざまなショップの中で、相方お気に入りのギャラリーへ。
店舗は、小さい。
ショウウィンドウには、ダイヤ、サファイヤ、ルビーのリングやネックレス。

アンティークジュエリーを展示販売しているギャラリーであった。

おお・・・!確かに凄い。
値段が、凄い・・・千二百万円・・・5カラットダイヤ。

欧州のアンティークジュエリーも、玉石混合なれども、このショップの宝飾品は、どれも凄い。

まず、ダイヤモンドが違う・・・というより、私は、こういうダイヤモンドを実際に見たことが無かった。

相方曰く。

光り方が違うし、台座に使用する金属が、宝石の邪魔になっていない・・・あたりが凄いらしい。

ショップの奥のガラスケースの中の時計なども見せてもらう。ショーメ・・・と言えば、かのナポレオン御用達の宝石商マリー・ニトーが、創始者だったか。
19世紀のエナメルの技法、ダイヤを散りばめたアーム。とても可愛らしい。こちらも、お値段二百万円だとか・・・。

全て、オーナーが、欧州で、買い付けしてきた一品らしい。

まだダイヤモンド研磨の技術が確立されていない頃のローズカットダイヤでも、こんなに光るのか・・・。

高額なダイヤモンドのリングなど、装着させていただく。
私の指でいいのか・・・このダイヤ達。
心癒される輝き・・・100年以上の時を隔ててもなお輝き続ける宝飾品。

本物の宝飾品とは、こういうモノを言うのだろうなぁ・・・と思う。

私には、見るだけで充分。
第一、この恰好では、宝石が泣く。
私には、分相応の屑ダイヤで、充分だ・・・。
実家が、宝石商の相方は、よいものを見慣れているから、私の屑ダイヤなどに何の価値も見いだせないだろう。
でも、私は、屑でも、この可愛いダイヤが好きだから、コレでいいのだ・・・でも、今度生まれてくるのだったら、こういうアンティークな宝飾品の似合うお姫様に生まれたいね・・・などと、馬鹿な想像をする。

数百万単位の宝飾品を見せていただいたあとは、ちょっとガンバレば、手の届く・・・十数万円のリングなどみせてもらう。
それでもあのカナリアイエローのメレダイヤは、凄い。

まっ・・・失業中ですからね。宝石はみるだけにしておきましょう。


(明日に続く)