友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

時代はいつも移り変わる

2016年10月16日 16時43分03秒 | Weblog

 天気が良いので今日も朝からルーフバルコニーで作業。カミさんはマンションの運動会に参加し、「友だちと昼食も一緒だから何か食べてね」と言う。午前中は風もなく作業をするにはありがたかった。時間も忘れて黙々と作業を続けていると次第に暑くなってきて、羽織っていた上着を1枚脱いだ。誰からも何の連絡もない。何も考えていないのか、それとも勝手な妄想の世界に入り込んでいくのか。

 アメリカ大統領選挙のテレビ討論がニュースで流されていたが、政策とか思想とかに関係のないドロ試合に、「最低な討論」と非難が飛び交っている。明らかにアメリカは凋落の途にある。アメリカ建国の人たちが「民主主義の理想」を語っていた時とは雲泥の差だ。これはアメリカ経済が行き詰まっていることの表れである。トランプ氏のように、「世界の警察である必要はない」「移民も受け入れない」と考えるアメリカ人はいっそう増えるだろう。

 大手企業が今後の戦略を検討し始めているが、「全く先が見えない」そうだ。自治体は国に倣ってバラ色の将来図を、「あくまでも努力目標ですから」と掲げている。人口減少は必至なのに、なぜ減速社会を検討してみようとしないのだろう。企業のように倒産することはないという安心感がバラ色の将来図を描かせている。

 運動会から戻ってきたカミさんが「まあまあの参加者だったわよ」と言う。このマンションも自治会が出来て42年になる。私も引っ越してきて40年になるが、あの頃は30代40代が圧倒的だったから、夏祭りも運動会も文化祭も新年会もにぎやかだった。運動会は子どもたちの活躍の場であったし、親子の競技や懐かしいフォークダンスなどもあった。お昼は運動場で、それぞれが持ち寄って食事をした。しかし、今は体育館の中での運動会に変わった。

 時代はいつも移り変わる。若い人が自分たちの思考と嗜好で決めていけばいい。さて、今晩は大和塾10年間のごくろうさん会である。そろそろ準備しようか。

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