友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

聞いていて頭が下がる

2021年09月07日 17時23分57秒 | Weblog

 新学期が始まって、隣りの小学校からは元気な子どもたちの声が聞こえてくる。夏休み中のLINEはすっかり途絶えた。いや、私が朝と晩のあいさつを送らないだけで、カミさんと孫たちの会話は続いている。

 茨城は半数ずつの登校のようで、次女のところの小1の孫娘は、「今日の1時間目の授業は国語です」と音声で送って来る。1日の授業の内容が離れていてもよく分かる。孫娘は登校する時と同じ服装で、教室で授業を受けている時のように、机に向かっている動画も送ってくれる。

 パッタリと音信不通になっているのは、長女のところの小6の孫娘だ。すっかり大人になってしまった孫娘は、「私は忙しいの!」なのか、「そんなどうでもいいことに付き合ってはいられない」なのか、ウンともスンとも参加してこない。ちょっと寂しいが、やっぱり彼女はもう大人なんだろう。

 卒業生から電話があった。私が新任教師だった時の3年生と2年生だ。3年生は少しの間、担任が病欠されたので朝のホームルームに行っていたが、歳の差があまりないので先生扱いされなかった。なのに、クラス会に呼んでくれるのだからありがたい。

 卒業生と電話で話していると、先生と生徒では無く、昔からの友だちのようだ。「今何している?」という話から、卒業してからの転々とした話、現役で頑張っている話、聞いていて頭が下がる。「先生、いつか会いましょう」と呼びかけてくれる。みんな70代か、私もみんなも年取った。

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